November 25, 2009
東京・自由が丘カフェドイシスの庭の
冬の花えの植え替えをしました。
初夏からずっと咲いていたニチニチソウやアンゲロニアを抜き
植えたのは、シクラメン、パンジー”ムーランルージュ”
アネモネ、アイビーなど。
ムード的にはもう少し早めに作業をしたいところでしたが、
11月25日を目標に冬の準備をすることで
10月〜11月上旬にはまだ手に入らない苗が入手できる。
いつも一緒に作業をしているQ-Gardenさんが
冬中咲き続けるアネモネや、花首が詰まって充実したパンジーを
手に入れてくれた。
どこのお宅の庭でも、いつ、切り替え作業をするのか
悩むところですが、11月上旬と下旬では、市場で出回る苗の
流通品種も値段もかなり違います。関東の温暖な地域では
11月下旬が植え替えの適期かもしれません。
箱根は寒いので、同じ内容を11月上旬に済ませたわけですが。
そして、イルミネーションも私たちの仕事。
LED の10m を5本。
花の白がLEDの光に映えるように光を反射する白っぽい 色を
選んでいます。斑入りマサキも光を反射します。
インテリアも少し。エントランスのカーテンに
フエルト製の雪の結晶をピンでつけて、
オリーブで作ったリースを とりつけた。
続きは明日に。
November 24, 2009
花がセンスよく飾ってある場所は、本当に心が癒されます。
逆に、花の色が原色のメチャクチャに飾ってある花屋さんは
頭痛がするほど...。
でも、第一園芸本店はさすが!去年の秋にオープンして以来
用がなくても立寄りたい、本当に素敵な花屋さんです。
置いてある花の種類も眼福ばかり。いえ、香りも最高。
しかも、ここで、期せずして、
ずっと探していた本物のモミでできたリースを発見!
飛び上がるほど嬉しかったことです。
この時期、ヨーロッパの花屋さんなら、どんな街角にでも
売っている本物のモミのリースが、日本では
なかなか見つかりません。
本物のモミのリースは、ドアの閉開のたびに、ふわ〜と
玄関まわりを浄化するようなサイプレスの香りが漂います。
もっと日本でも出回ると良いのに...。
飾り付けはこれから。
実は明日、カフェドイシスの冬支度がスタート。
夏の花を一斉に抜いて冬の花、パンジーやシクラメン、
カレンデュラを植えます。
それに伴い、控えめではありますが、
クリスマスデコレーションもします。
写真はまだ、途中の段階。ひとつひとつ、ワイヤとホットメルト
両方を使ってつけるので、時間がかかる。
12月25日が誕生日の私にとって
クリスマス飾りは特別の価値を持ちます。
20年以上も前ですが
ドイツのローテンブルグへ、2度もクリスマス飾りを見にいったり
ロンドンに住んでいた時代は、毎年12月に
クリスマスの飾りを少しづつコレクション
することを楽しみにしていました。
だから、自分だけのこだわりがあって苦しくなるくらいです.....。
この時期、ヨーロッパなら、どこの街でも際限なく見つかるであろう
素敵なクリスマス飾りが、日本にはなかなか見つからないし。
東京の装飾問屋で見つかるのは、30年前とさほど変わらない
安っぽいラメや赤や緑のクリスマスカラーがほとんど。
あ〜、いますぐ、ドイツの街に飛んでいきたいような...。
クリスマス飾りは私の一生涯のテーマでもあります。
ロンドンでも、たしか11月25日がクリスマス装飾のスタート。
いよいよ年の瀬ですね。
November 20, 2009
わが家(白花)と隣家(濃いピンク)のサザンカが道路を染めるほど
花びらが散っています。雨や風で広がると、実はあまり
それがきれいとはいえない。それでホウキの出動。
同時にわが家のサクラの木の落葉も後半戦。
天気の悪い日も多かった今週は、地面が乾いた時を狙って
落ち葉、花びら掃除。その集積がなかなか美しく、思わず写真を。
時間さえ許せば、落ち葉掃除は好きな仕事。でも、毎日はキツい。
ロンドンに住んでいた時、道路の落ち葉掃除はマシーンを使って
役所の人たちが掃除に来ていたし、自分の庭も、契約のガーデナーが
トラック一杯の落ち葉を掃除してくれていた。
あれは確かに楽でした。今は私かアシスタントさんの仕事。
スキゾティリスの花がそろそろ終わり。
満開の時はもっと、きれいだったのに
忙しくて、一番良い時に写真を撮りそびれ残念。
生きた植物の植わる庭は、その最高の一瞬を
誰にも見られないで時間が過ぎる事も、(夜明けの瞬間など)
ましてや、
最高のカメラマンによって撮影されることもない瞬間も
あるだろうなと思うのです。それって、不条理みたいな。
妖精や神様だけが見ているのかもしれない。
その点、今、ミッドタウンで開催中のイングリッシュガーデンの
写真展の作品は、本当に最高の瞬間が捉えられていると思う。
以前、イギリスの彼らにインタビューしたとき、
撮影は、風の動き、天候を見ながら
その庭にテントを張らせてもらい、夜明けの一瞬を待つと
言っていたことを思い出す。
明日は、東京ミッドタウンでトークショウ。
イングリッシュガーデンの変遷のお話。
今年最後の講演会です。(ホッ...)
その帰りには、ボタニカに寄って、今日制作した
クリスマス飾りのリースをお店に預ける。
25日から始まるクリスマス装飾のため。