July 08, 2009

「吉谷桂子と行く南仏アートとラベンダーの旅/7月1日〜10日」
参加メンバー10名と共に、最初の目的地ニースへ。
飛行機のトランジットの関係で東京の自宅を出てから
ホテルに着くまで、ゆうに24時間が経過。疲労困憊でしたが
翌朝、目覚めれば快晴の南仏、この空気にすっかり癒され
全員元気全開の様子。ツアーガイドはムッシュ・テツ。
私を含めて11人のマダムをまとめるのは大変でしょうね!
ま、それはさておき、直径20センチ以上はありそうな
アガパンサスが植えられたニース中心地の花壇横の芝生は
路面電車の線路!
プロバヴァンス独特の花市場を見た後、
念願のシャガール美術館へ。
オリーブの樹型と、糸杉のシルエット。コンポジションが
美しい美術館の庭。
館内も撮影できたので、少しご紹介。ここでは何十枚も写真を
撮ってしまったけれど、説明的に数枚を。
実は、以前ここに来たのは、1982年の冬でした。
あれから27年が経って、20代だった私よりも
50代の私のほうが
シャガールの絵に癒され、心が豊かに満たされる。
あ〜、年をとるほど、感性は、磨きがかかり
良いものがわかるようになるものに違いありません。
これは、ノアの方舟(1961~1966)の一部。
私の好きなディテール。
動物たちが助かって「ホッ」とした瞬間を描いています。
シャガールの、すべての絵に共通する「愛」の表現に
心が満たされる。画家になりたかった私。
今は庭で「絵を描くこと」を生業にしていますが
私も人々が眺めて癒される景色を作りたい。
花の庭づくりでは、色彩が、大切な要素。
シャガールほか、20世紀の美術には
光と陰のコンポジションや画面構成のリズム感など
直接使えるヒントがいっぱい詰まっています。
でも、そんな説明的なことは、一切吹き飛ばしたいほど
作品は偉大です。
作品の持つ魅力、画家の筆致に秘められた霊感に
説明のつかない「心が満たされる」瞬間が......。
癒されるなんてものではなく、
満たされる感覚は、癒されるのまた上では?
ああ、ここは、南仏。
プロヴァンスの街や村のあちらこちらで咲く花たち
30度以上の気温で元気に咲き続ける品種にヒントを
もらいます。ジニアは、私も大好きですが
若干、湿気が苦手かも?
July 01, 2009
ようやく7月 箱根と自由が丘に、二つの庭が OPEN します。
7月1日、今年もこれから下半期ですね。
ただ今、吉谷は成田空港です。
自宅を5時にでて、一人で運転をして、7時前に空港着。
実は徹夜で、ここまで到着です。
「HEAVYーヘビィ」 というのは、私の体重もさることながら
これらの日々があまりにもヘヴィだったので
スーツケースをつくづく眺めて同感したものです。

自宅の屋上工事もなぜか同時進行。
昨日までの日々は
作品の制作と、
原稿と、
撮影と、
請求書の山の整理と
工事三連打(箱根、自由が丘、自宅屋上)で、
もしやこのまま倒れるか!
と思ったほどの日々をどうにか乗り越え
無事、搭乗ゲートへ。
あとは寝るだけ。
7月13日まで、プロバンスとパリの旅を実施。
フランスからも投稿します。
箱根 星の王子様ミュージアムの庭の
完成写真は、7月下旬に…。
中央が私。
こちら自由が丘はほぼ完成。
もっと投稿したいけれども時間が!
June 29, 2009
ここ数日、梅雨空の下、東京自由が丘の造園現場で工事。
外装工事が遅れていたので、どうしても、庭の作業も遅れる形。
ここ数ヶ月、私のスケジュールは半日として、
空白がないので、一日遅れるだけで、打撃が大きいのです。
植物のためには、養生シートをどかしてほしいけれども、
建物が雨で濡れると、せっかくの塗装がはげてしまうし、
建築と同時進行の現場は、本当に辛いです。
今最高に気に入っている斑入りのキキョウラン、
常緑なので、一年中こんな感じで生長が遅いです。
我が家の庭では、3年ほどおんなじ調子。
夏はアンゲロニア、冬は白いヴィオラなどが似合います。
後方の紫色は、ベルガモット。左端は、ローズマリー。
ストラクチャーの工事と同時進行だと、
せっかく植えたものがまた掘り返されたり。
これもいたしかたなしだけれども、
絶対的な現実で、納期に間に合わせるための無理が、
人間にも植物にも折り重なって、
いつも一時はどうなることかとハラハラしますが、
結果はどうにかなる。
ように繰り返しの努力が必要なんですね。
現場では、くたびれた植物に対して活力剤の葉面散布が有効です。
私自身は、コンビニで買った栄養剤を飲んでしまいました。
ここでも、アジサイアナベル。
冬の間は、いかに美しい枝の“シルエット”を残すかが、
アジサイの冬の過ごし方だと思います。
ここは、白い花だけのホワイトガーデンですが、黄色の花も咲かせたい。
光と陰の色彩として。
2階ベランダは、刈り込んだスマラグで生け垣風に囲んでいます。
遠くからも、目立つ形です。




















