フランスの思い出〜その2〜
ツアーが終わり、朝7:30、日本に帰るメンバーを送ったあと
私は友人Oさんと二人、パリに残ることに。
いよいよ本当の休日の始まり。
いえ、今作っている作品(のちに書きますね)の材料集めなど
課題が満載の研究旅行を続行…。
ツアーで宿泊していたモンパルナス近くのMホテルからタクシーに乗り
コンコルド広場のホテルCへ移動です。
街は今、パリ祭の準備で盛り上がっています。
今回のツアーにも同行してくれた友人、Oさんと一緒。
さあ!チップの小銭をポケットにたっぷり用意して、いざ!
荷物が多いのでポーターに5ユーロ。
いろいろと案内をしてくれて部屋の便宜を計ってくれた
コンシェルジュに10ユーロ。
部屋への届け物を頼んで2ユーロ etc…。
近くの郵便局で両替機を見つけたので、盛大に小銭を換金。
私はロンドンもパリも、特に定宿はなく、
無数に存在する大都市のホテルのさまざまな等級や
デザインやサーヴィスが経験したくて、
なるべく毎回違ったホテルに泊まってみることにしています。
パリへは、20代のころから通算、何十回目か?
本当は、定宿があるほうが良いのでしょうが、人生は経験と勉強の繰り返し!
ホテルの予約も自分でしないと気が済まないので、
部屋のタイプや料金なども自分で確認します。
今回は、インターネットで、ホテルが提示している
季節ごとのスペシャルオファーを選び、
お得な料金の、朝食・税込みの部屋を予約しました。
コンファメーションもメイルですぐに届きました。便利な時代です。
昔は、ファックスを送ったり、国際電話でヒヤヒヤしながら予約してましたっけ。
さて、まだ、午前中なので、ホテルに荷物を預け、
近くのフォーブルサントノーレを散歩。
本当は、この通りにある、ブティックHで欲しいものがあったのですが
訪ねるてみると欲しい色の品がなく、諦めることに。
ブティックHでは、ショーウインドウに陳列していないものについて
具体的な商品名と色やサイズをいうと、探してくれます。あれば即刻!
で、ないと、10秒単位で売れて行ってしまいます。
がっかりしつつも、いいえ、他の色でもよかったかなーと
ブツブツいいながらずっとぶらぶらと歩き、
お腹が空いたので、時計を見ると丁度12時
こんどは、ロワイヤルのラデュレへ。
またしても2階のサロンドテで、こんどはランチをすることにしました。
ヨーロッパのお昼は1時ころから始まるので、
12時頃なら、まだ席が空いています。
有名店でも、こんな感じで早めの時間なら予約なしで席をとれる場合がありますが、
本当は、予約をした方が無難です。
昨日行ったのは、シャンゼリゼのラデュレ。
いずれのお店もいまや、オンラインブッキングもできる時代です。
お店のインテリアもネット上でみることができるので、
お時間のある方は見てみてください。とてもきれいです。
http://www.laduree.fr/public_en/maisons/champs_accueil.htm
前菜は、白身魚のカルパッチョに薄くスライスして
乾燥させたグレープフルーツ添え。酸味がよく合います。
このように、ラデュレのランチはフルーツの組み合わせが本当に素敵!
メインは、鴨肉に赤いベリー類のソーズがけ。
これも、美味しくて完食!
さらに、デザートは、待望のタルトタタン! 大きいけれども、ペロリ。
これがスリーコースのムニュでした。
食後、ホテルの部屋に入ると、ウエルカムシャンパンならぬ、
ウエルカム・フルーツが、素敵なアレンジ!
ヤツデの葉っぱがパーッと開いているデザインなのがいいですね。
でも今は、お腹が一杯!
庭のヤツデは一度根付くと増えて仕方ない植物ですが
あらゆる場面で装飾的に使うと良いですよね。
いつか、あらゆる場面に使える
ヤツデの効果的なアレンジをご紹介したいと思います。
今までが本当に忙しかったので、昼寝がしたくなりました。
居心地の良い部屋。横に長い間取りの右壁全部が窓なので、
明るいうえに、壁の色がマスタード色でさらに明るく穏やかな印象です。
アクセントのクッションやカーテンの挿し色はくすんだ紫色。
私たちおばさん二人、いえ、マダム二人は
しばらく部屋で過ごしましたが、あ!ここはパリ!
限られた時間でしなければ行けない事がたっぷり。さあ!出かけましょう!