フランスの思い出〜その3〜タッセル
さて! 本日の、メインイベントが、パスメントリー。
エチエンヌマルセルにある、憧れの「デクレック」訪問です。
ずっとずっと憧れてきた
1800年代からある、
カーテンのタッセルやトリミングの専門店で
日本では見た事のない種類の専門店です。
http://www.declercqpassementiers.fr/passementerie.php?niv=2
あまりの美しさに身動きできない。お店の方に了解を得て
写真だけはたっくさん撮らせていただきました。
ここのお店の作品が、フランスの数々のお城やお屋敷の
ディテールを飾っています。
ベルサイユ宮殿ももちろん。さぞかし、マリーアントワネットさんの
お目にも叶っていたのでしょうと思います。と、お店の方に聞いたら
「フフフ…」という笑いだけでした。
最近は、シルクの国、タイにも工房があるそうですが
今でも、ほとんどは純然たるフランス製の手作りだそうです。
やはり、ニュアンスが違います。
日本の機織り機に似ているし、
帯留めにも基本が似ています。
3時間近くも店に張り付いて、結局、買ったのが「キータッセル」6個。
カーテンタッセルは手がでなかった。
カーテンタッセルなら同じ物を4つは買わないといけないけれど、
一見さんの私にはとても手が出ません。
本当に高価なので、「キータッセル」だけでも、息切れが…。
ひとつが大体、90ユーロくらいですが、それぞれ美しすぎるのがまずい!
また、いつか、覚悟を決めて訪ねたいお店です。
脇に写っているのは、クリニャンクールの蚤の市で買った
ビーズやシャンデリアパーツです。
クリニャンクールの報告はまた次回に。
昼間食べ過ぎたせいか、夜になってもお腹が空かず、
夜はレストランへ行かずに、早めに寝てしまいました。