秋ならではの....
写真は先日、千葉のガーデニアイーストで講習を行った
春咲き球根とビオラ、ベアグラスとアイビーの寄植え。
最後の土を入れる前に撮影したものです。
テーマは「パステル」淡い色優しい色の植物だけを集めたものです。
見えている球根は、クロッカスとムスカリ。
クロッカスとムスカリは来年も花が期待できるので、
来春、葉が枯れた後に掘り起こし、キープ。
この土の下にあるのチューリップは
一年限りと決めて植えます。常緑植物はもちろん再利用。
しかし、今年はなんというか、パンジービオラの花上がりが
遅いような。個人的に、パンジービオラの購入は
もう少し後にしようかと思うほどです。
さて、先週1週間は、奈良と箱根と千葉。ロケ、講演、
庭の施工作業で、ずっと家を留守にしていました。
その間の子どもの世話は、
三重県に住む料理上手の従姉妹に上京してもらった次第。
仕事と子育ての両立はいつだって本当に大変ですが、
それを助けてくれる人の存在は、実にありがたいことです。
そのお礼にと、従姉妹の希望でもあった観劇へ。
選んだのは、ブロードウエイミュージカル。
赤坂のACTシアターで上演している「CICAGO」です。
忙しい合間の、まさに久々の舞台は、生身の人間が
力の限り歌い踊る姿に圧倒され、同時に
見事に磨き抜かれた肉体が放つ、眩しいほどのオーラ!
それを水の飛沫みたいに客席で浴びた気がする。
可能な限り、観劇は頻繁に行きたいものだと痛感。
子どもを授かって以来、もっとも遠ざかったのが、こうした
舞台芸術に触れる時間ではなかったか。ま、それも仕方ない。
しかし、そろそろ、頑張って観劇マニアに戻りたい気が...。
そうしたことも、努力次第で実現できるはずでは...あります。
えいやっ! と、行かなくては何も変えられません。
上の写真は「フィガロの結婚」私が仲間と舞台美術をしていた
1985年頃の仕事で井上道義さんと二期会による
オペラコンサートの舞台と衣装デザイン。
舞台好きが高じて、舞台美術に関わっていましたが、その都度
舞台芸術開催の真の苦労を感じていたので、本当は高価に感じる
チケットも、開催する側の苦労を考えるとそうでもないと思うのです。
たくさんの舞台芸術やコンサートで感動したこと
たくさんの美しい美術や景色に心で触れたこと。
そこで得た感動が、生きていくための力や感性を養うし
ガーデン・デザインをしていくうえで、大いなる
インスピレーションの源になっていると感じます。
秋冬は、チャンス到来! とはいえ....インターネットで
ロンドンのコベントガーデン、パリのオペラ座、
指をくわえて演目をチェックしてみるだけの私です。
先日、渋谷の文化村に来ていたNYCバレエもついに逃してしまった!
行きたいのに、時間のやり繰りができない。あ、そういえば
今、文化村のミュージアムギャザリングに参加しています。
http://www.bunkamura.co.jp/gathering/guest/index.html