秋に作る、春のための寄せ植え−1
秋から春にかけて、寄植えを長く楽しむロングライフの作品を作るなら、そろそろ開始時期ですね。関東の適期は11月上旬です。あまり早くても(10月のパンジーは徒長する傾向があり、もしも、すでに背が伸びているなら、切り戻しをしなくてはならない)
私は今、あちらこちらの園芸店を回って材料を探していますが、どうも、いまのところ、ピンと来る材料に恵まれず、迷走状態が続いています。
今年もニューフェースのパンジーが登場してはいるのですが、どうも今ひとつ自分の中で決め手が見つからないので焦っています。
まあ、良い作品ができるかどうかは、実に、材料ありきです。
そして、その組み合わせにほれぼれするような結果が出せるかどうかは、育ててみないとわかりません。
この写真は去年の秋に作って、今年の4月にチューリップが咲いたところ。詳しくは今、発売中の園芸ガイドに掲載中ですが、なんといっても、昨秋は、紫葉のケールが大活躍しました。
今年はまだ見かけませんが。 おすすめの材料です。
パンジー、ビオラを選ぶ時、色や形は大切な課題ですが、私がもっとも注意するのは、パンジー、ビオラの顔の向きです。あっちやこっちを向くのはNGで、全員がこっちを向いて咲くタイプを採用します。そうでないと行儀の悪い寄植えに見えてしまうし、写真写りが難しくなってしまいます。全員がカメラ目線、というのが理想です。