秋だけの寄せ植え−の2年後
昨日今日と秋の光が美しすぎて、気持ちが庭にばかり向かいます。今は何をするべきかと。「秋だけの寄植え」は、ロングライフと違い、見頃は秋だけの、年越しをしない寄植えです。この写真の撮影データを見ると、2007,12。2年前に作った寄植えです。材料は、名前の不明なスプレイマムをメインに、バコパ、ヒューケラ、脇に見えるリシマキア・コンゲスティフロラ。スプレイマムは、9月の満開花を切り戻し、2度目の開花。売っているスプレイマムは、不自然にぎっしりと咲いているのが嫌。早いうちに切り戻し12月の開花を楽しんだというわけです。一期だけの寄植えは、如何にその後の季節も使い回しのきく材料を使うかがポイント。スプレイマム以外は、春の寄植えにも使える植物で、マムだけは別ポットに植えておき、次の秋の開花まで待ちます。そうすれば、無駄がありません。
そして、この寄植えを作ってから2年目の今秋、この時のスプレイマムを、星の王子さまミュージアムに植えていたことを思いだし...。実は、夏に植えたときはこの色が咲くとは予想もつかず。美しく開花して「ああ、そういえば、これは2年前の寄植えだった」と、懐かしく思い出した次第。昨秋もわが家で綺麗に咲いていたのですが、我が国原産野菊のDNAをもったマムの生命力に注目です。ただし放置しておくと、4年後くらいに消滅する傾向があるのは、他の宿根草と同じです。種の保存には、挿し芽などで保険をかける必要があります。(下の菊の写真はミュージアムの水原さんが撮影)