冬キタル?
冬服を着ていたせいで、
すっかり気分は、冬至。...まだ早いけれども。
私が季節の変化を顕著に感じるのは、太陽の傾きです。
斜光の光が室内の奥の方まで届き、うっとりと美しい瞬間が。
こんな時、イギリスの暮らしを思い出します。
ただ、懐かしく思い出すのではなく、私なりの
コツがあります。
思い出に伴い、用意するのが、イングリッシュティー。
そして、冬は、クリスマスブレンドです。
クリスマスブレンドは
オレンジやレモンの皮、アーモンド、シナモン、クローブを
ブレンドすれば自分でも作れます。
少し新鮮味のなくなった普通の紅茶に、
上記のパーツを入れるだけでお茶が楽しくなる。
忙しいときはティーバッグで適当に入れるけれども
こんな気分のときは、ティーポットでちゃんと。
普段用のデンビーのポットに、ウイッチフォードポタリーの
マグカップ。このカップはジム・キーリングさんの息子さんの
アダムさんの作のスリップウエアですが、
3000円もしなかったと記憶している。
さまざまな思い出と共にお茶の時間を。
忙しくストレスの多い日々は
不満や不安がいっぱいで、満足を知らない自分がいるけれど、
「思い出」は「心の満足」を掘り返す時間の道具です。
昨日は、某編集部の仲良しエディターが打ち合わせで来宅。
寒がりの彼女のために今年初めて、煖炉に火を入れた。
例のクリスマスブレンドをこんどはヘレンドで。
まだ、アームチェアガーデナーになる時間も
心のゆとりもないけれど
濡らした新聞紙で芋各種を包み、最後にアルミホイルでカバー。
煖炉の火が落ちついた処で放り込む。
さつまいも、じゃがいも、焼き芋はどれも美味しく出来上がるけれど
ダントツの人気を誇るのが、里芋焼き。
味付けはプロヴァンスのハーブソルトを少しつけるだけ。
煖炉でなくても、お湯が湧かせるストーブなら、同じように
作れます。濡れ新聞(キッチンタオルでも)がポイントかも。
そして、寒くなり、やっと気に入りのパンジー発見。
今年のビス秋号でも紹介されたイタリア貴族の”ムーランルージュ”
咲き進むと左のように色が醒めて水色になるのが素敵。
今、ぞっこんのアイビー”雪ホタル”と球根を寄植えして。
明日は、
大阪枚方の京阪園芸クリフトンナーサリーで
トークショーです! 今日はそれに備え、お茶の時間と
「思い出」でエネルギーチャージ完了。