サザンカの咲く道、クリスマスの準備
わが家(白花)と隣家(濃いピンク)のサザンカが道路を染めるほど
花びらが散っています。雨や風で広がると、実はあまり
それがきれいとはいえない。それでホウキの出動。
同時にわが家のサクラの木の落葉も後半戦。
天気の悪い日も多かった今週は、地面が乾いた時を狙って
落ち葉、花びら掃除。その集積がなかなか美しく、思わず写真を。
時間さえ許せば、落ち葉掃除は好きな仕事。でも、毎日はキツい。
ロンドンに住んでいた時、道路の落ち葉掃除はマシーンを使って
役所の人たちが掃除に来ていたし、自分の庭も、契約のガーデナーが
トラック一杯の落ち葉を掃除してくれていた。
あれは確かに楽でした。今は私かアシスタントさんの仕事。
スキゾティリスの花がそろそろ終わり。
満開の時はもっと、きれいだったのに
忙しくて、一番良い時に写真を撮りそびれ残念。
生きた植物の植わる庭は、その最高の一瞬を
誰にも見られないで時間が過ぎる事も、(夜明けの瞬間など)
ましてや、
最高のカメラマンによって撮影されることもない瞬間も
あるだろうなと思うのです。それって、不条理みたいな。
妖精や神様だけが見ているのかもしれない。
その点、今、ミッドタウンで開催中のイングリッシュガーデンの
写真展の作品は、本当に最高の瞬間が捉えられていると思う。
以前、イギリスの彼らにインタビューしたとき、
撮影は、風の動き、天候を見ながら
その庭にテントを張らせてもらい、夜明けの一瞬を待つと
言っていたことを思い出す。
明日は、東京ミッドタウンでトークショウ。
イングリッシュガーデンの変遷のお話。
今年最後の講演会です。(ホッ...)
その帰りには、ボタニカに寄って、今日制作した
クリスマス飾りのリースをお店に預ける。
25日から始まるクリスマス装飾のため。