March 2010
March 27, 2010
絶体絶命なわけはないのだけれども、周囲の方々にそのことを
伝えておき、お目こぼしを願いたい気分であることをあらかじめ白状。
そして、少し気楽になって、気分をリセットしながら
でないと、こうも、時代も国も内容も、何もかも違う
仕事を同時にやっていると訳のわからないことになる。
そして、子どもは春休み!
三度三度食べさせるのって、本当に大変です。
全国のおかあさん、偉い。
繰り返し勉強しなさいって、
耳にタコができると子どもはいうけれども、
母の口の中にもとっくにタコあり。
そして、このところ、私に仕事の依頼を下さっている方々へ。
素晴しいお話なのに、お断りをしなくてはならないことを、
本当に心から申し訳なく、本当にもったいなく思っております。
ご理解いただきたく、陳謝の気持ちも込めて。
そして、今日は一日、奈良の平城宮の官人たちの日常についての
原稿を書いていて、ギブアップ。難しい。書けないときって
あるものです。でも、ミセス誌6月号をどうか、お楽しみに!
そして、園芸ガイド、4月売り号も気合い十分です。
写真は早朝の唐招提寺にて。この前日は箱根で長靴姿だった。
このスタイリングは自作ですが、ちょっと奈良朝風のスカートは、
15年くらい前にハロッズのバーゲンで買ったドリスバンノッテン。
唐招提寺に合ったのでは? 一度も活躍しない服があるかと思えば、
このスカートみたいに、100回以上は着回していると
もう自分の体の一部のようです。ジャケットは初登場のマルニ。
インナーはユニクロで。
明日から、平城宮のイラストマップに集中するので、また数日
イラストを描き始めるとパソコンを開けないので。
ブログはお休みします。ただそれにしても
タオスの北の守り神、玄武、 南の朱雀、西の白虎、東の青龍、
それぞれの顔がどうしてもブサイクに描けてしまい、
やり直しの繰り返し。ううう。
その間に、4月の英国ロケのためのお願いごとを
イギリスへ向けて、英語でメールしなくてはいけなかった。
グレートディクスターの取材許可を、ヘッドガーデナーの
ギャラット氏へ。そして、7月の英国ツアーが決定に!
まさかの!チャールズ皇太子の庭の見学が16名で可能になりました。
これは3年待ちのリクエストが突然通ってしまったもの。
さっそくコッツウォルドの宿泊先と訪問先のアドバイスを
ウイッチフォードのジムキーリングさんに打診しなくては!
例年通り、日通旅行さんで、英国ガーデンツアーの開催が決まりました。
7月5日から12日ころまでの予定。
詳細は数日うちに、ブログにアップの予定です。
昨日は、連載しているディノス、フランボワーズ誌の対談で
お台場のフジテレビへ。往復4時間もの時間を費やしてしまったので
その時間の損傷がキツかった。お会いしたフジテレビのプロデューサー
太田さん素敵だった。モデルの宇佐美恵子さん、本当に美しかった。
ハートのある方で大共感!
フランボワーズ誌は無料で会員になれて、宇佐美さんや私の連載が
届くので興味のある方は、ぜひ。ただし、50歳以上の方が中心。
子どもが一人増えたのと同じ手間のかかるのが、この子。
「Love me ! Love me!」と、終日叫ぶ。ようやく4回目の予防注射
が終了。 こういうことは、結局一家の母親である私の仕事。
ロケ中は実家から、母が来てくれてなんとか切り抜けたけれども。
久々に吉谷出演で、NHK教育テレビ、4月28、29日、
2日連続放映の「素敵にハンドメイド」があります。
内容は、ガーデニングのみならず、刺繍、ワイヤーワークにエトセトラ。盛りだくさんの内容で、わが家でもうすぐ2日に渡る大ロケ慣行。
テレビは余計なものも映っちゃうので、掃除も大プロジェクト。
テキストは、最寄りの本屋さんで発売中です!
今月は、朝日新聞出版社から「野菜づくり花づくり」4月4日号も
出ました。カフェドイシスで登場しています。
読売新聞最終回も出たところです。写真が地味だったな。
星の王子さまミュージアム発のオリジナルデザインを展開中。
バラを中心に、私のグラフィックデザイナー魂が燃えている。
ぜひ、バラとガーデニングショウの会場に出展する
星の王子さまミュージアム・ショップへお越し下さい!
その昔、イギリス在住時代に、夫が木口木版で掘ってくれた
私のイニシャル。偶然ですが、KY としなくて良かった。
March 25, 2010
雨が降るなかの作業だったので、花がうな垂れてちょっと残念でしたが
工事の翌年に、これほどきれいに咲いてくれて、嬉しいことです。
ミヤマガンショウを選んだのは、常緑の樹形。支柱をつけて
スタンダード仕立てにしてみたいと、畑でこの木を見つけた瞬間の
アイデアで、これほど、素敵に花が咲くとは想像外の結果でした。
食事をしながら、花の庭が観賞できることが
今の時期だけのスペシャルメニュー!
いずれにしても
植えた樹木がうまく行ってくれるのが一番嬉しい。
斑入りのマサキが ”萌え”ています 。一年で一番美しい季節。しかし、
常緑樹にも落葉があるので、この時期、掃除も大変です。
道に面したレイズドベッドのパンジーとハボタンは、
家庭ならまだ少しの間、このままで良いのですが
商業空間では、思い切って「花替え」を。
3ヶ月に一度の計画では、ハボタンを全て抜いて
パンジーは徒長の激しいものは抜き、
まだ元気のあるものは3月中に「切り戻し」で追肥を。
4月以降、初夏までの花として、
オステオスパーマム、マーガレットなどを植えた。
ここのカラースキームは、ピンク。だが、昨年秋に植えた
パンジー”ムーランルージュ”は、肥料や気温で色が変異することがあり
当初のイメージとは違った色合いになっていた。
次は、色変化するパンジーは避けようと思った次第。
マサキの色が明るいので、根締めで咲く花は濃い方が色が締まる。
奥のほうで咲いている白い小花は、ビバーナム。メタルブルーの色合いの
実と花が同時に観賞できてパフォーマンスの高い常緑樹。
桜が開花しはじめている。
ランチもいいけれど、夜桜のディナーも素敵でしょうね。
お越しの方は、要予約、よろしくお願いします。
March 24, 2010
仕事が終わらない。というか、まだまだ続く仕事の大山、
プロジェクト山脈、この「山々」を登り続けるための私の合い言葉が
「終わらない仕事はない」 です。
終わらない人生はないし、命があるなら散らない花もない
仕事ができること自体がありがたいし、日々頑張ろう!と思うけれども
休むことも考えなくてはいけない。1日のうちの10分でいいから。
仕事には造園工事やロケ、撮影、講演のような「立ち仕事」と
原稿、イラスト、そのほか造園デザインのスケッチ描き、経理などの
卓上で済む「座り仕事」と、大きく分けて2つがあるが
中間に打ち合わせやインタビューなどの「気遣い仕事?」
ともあれ、「立ち仕事」が数日続くと肉体疲労が重なり、厳しい。
今日は、天候のイタズラで、予定していた撮影が延期に。
「原稿とイラストと経理」の日としてホッとして、
ブログに向かうことができた。
昨日は、年に4回で行う、自由が丘、カフェドイシスの花替え。
雨みぞれ降る自由が丘に着いてみると、「花替えの必要はない」
といわんばかりに、きれいに花が咲いていた。
特に、この巻頭の庭は、ロドレイア(ミヤマガンショウ)が見事に咲き誇り
美しすぎて手の付けようがない!
と、一瞬ひるむ。
その続きはまた明日に!
March 18, 2010
3月17日、箱根星の王子さまミュージアム、公開ガーデンワークにおける
王立園芸協会コンテナマスターさんたちとのコラボレーションによる
素晴らしいガーデンワークが完成!
合計、20名のマスターさんの40作品、プラス10点ほどの寄せ植えは
本当に美しかったです!
今回は、ひとつの寄せ植えを如何に作るか、だけでなく
どこにどのように、どんなテーマで設置するかも、大きなポイント。
開催日の前日、あらかじめ、ミュージアムじゅうを周り、
20セット分の設置箇所、カラーテーマ、デザインテーマ等を決定。
それに沿って、基本材料のメインを私がセット。マスターさんに
その脇役をセットしていただく形で完成。
上の写真は、その After で下の写真が、before 。
寄せ植えコンテナが完成し、設置されると、その空間が
見事な写真撮影の名所となりました。
それまでは、誰も足を止めなかった場所だったのに。
素晴しいことです。
その後、20作品を全部素敵に撮影したかったのですが
その日は、その完成作品の写真を撮る余裕もなく、
18:09分の小田原発新幹線ひかり号で奈良へ。
翌朝5時に起き、朝6:40にホテルを出発(ヘアメークを済まして!)
早朝の誰もいない唐招提寺の美しさ、神々しさ、ありがたさは
私の写真では....、ちょっと表せなかった。残念。その詳細はぜひ
ミセス誌2月号に続いて、ミセス6月号(5月発売)で12ページの
奈良特集をしますので、ぜひ見てください。
さあ!原稿とイラストの締め切りも、目前。もうひとふた頑張りです。
報告事項、本当は、3月18日にイギリス取材へ行くはずが、
奈良取材に切り替わり。イギリス取材は4月8日から10日間と
なりまして、周囲の方にご迷惑をおかけして恐縮です。
March 10, 2010
日帰りで大阪へ。現地へは3時間半の滞在で、東京にとんぼ返り。
行きの新幹線では書類を持ち込み、猛仕事。
でも帰りは、ぼけっとしていた。神経が疲れて、何もしたくない。
貧乏性の私は、そこで I-PHONE を取り出し、
養老とよばれるツボ押しにとりかかる。これが、私にはなかなか良い。
両手の小指側、手首の骨が出ている場所の下にある。
押さえると痛気持ちいい場所が、養老のツボ。イタターと思うと同時に
体中の細胞が反応したような感じになる。いいぞ!いいぞ!
養老のツボは、新陳代謝を促し、若返りに効くという。
(注:写真は帰宅してから子どもに撮ってもらった)
実は昨年、携帯電話をI-PHONEにしてから
そこに夫がさまざまなソフトを入れてくれた。
そのなかに「ツボ」というソフトがあって、これがなかなか良い。
食欲を押さえるツボとか、肩こりのツボは、一通りのコースがあって
インストラクション通りに決められた秒数を押すと次第に体が熱くなる。
ツボを押さえた後に、症状が改善する感じだ。
そのときだけなのかも、しれないけれども
疲れて列車や飛行機に乗っているときに、その効力が発揮される。
「今から3分間だけですが、左手に富士山が見えます」
I-PHONEを片手にツボ押しをしていると、車内アナウンス。
静かな車内に、一斉にあちこちでシャッター音が響く。
私も I-PHONEを手にしていたついでに、撮ってみたが
肉眼で見た富士山のほうが俄然、美しかった。
やはり、日本一の山だなあ。
来週16、17日は箱根サンテグジュペリのガーデンワークです。
I wish no more snow...