May 2010
May 31, 2010
音楽のコメントをくださったStanzieさん、大変ありがとうございました! さっそく、itunes にアクセスして、 雨の日のおすすめ曲 Monteverdi の Madorigali amorosi のなかの Lamento della ninfa 買っちゃいました! ninfa とタイトルのある曲なんて、絶対に欲しいと思いました。探してみると、アルバムは、アメリカの itunes のほうに良いのがありましたが、前に作ったアメリカのアクセスパスワードを忘れ、買えず...。日本の itunes から、150円で2曲買いました!知らなかったアルバム曲でしたが、嬉しいです。1982年に初めてドイツでオペラを観て以来、クラシック派でしたが、最近はまた何でも聞いて過ごしています。ヒップホップとかも...。ピアノをやってやっらっしゃるなら、雨の日に聞くのに、これはクラシックではなく、Jazz ですが、Dave Brubeck の Audrey もおすすめです。私の30年間以上も変わらないマイソングです。デイブ・ブルーベックがオードリー・ヘップバーンへのオマージュで作った曲だそうです。大学生の時にFMから録音したテープ(なんとオープンリールで)それをやはり、 itunes で見つけて買いました。そして、バンゲリスのブレードランナーブルースも雨の日に首都高速を走るのに最高の曲です。これも30年来のマイソング。年をとると志向が変わる事もありますが、変わらない素晴しいものって、ありますね。コメントでほかにお勧めいただいた、J.S.BachのGoldberg Variations は愛版です。ほかに、英国のガーデナーは、南西イングランドの庭めぐりには、バッハのEnglish Suites がピッタリだといっていましたので、やはりロンドンの自宅でいつも聞いていました。ともに、グレングールドの演奏でだいぶエキセントリックですが。個人的には、French Suites を女性が惹いているアルバム(名前を忘れ)が素晴しく、春の肌寒い日に庭を眺めながら聞くと、どんなに嫌な気分に落ち込んでいても、幸せになれます。
ひとまず、素敵な曲を教えてくださったお礼がいいたくて...。欲しいと思った音楽が、真夜中に、150円で買える時代も凄いと思います。結構、視聴するだけでも楽しい iTunes でした。
ひとまず今夜は、幸せに音楽を聴きながら眠れそう。口がへの字になるようなことが日々あったとしても、大自然やお花の存在、音楽や美術で自分を救うことができれば、それって素晴しいことですよね。中年になると口がへの字になる日々がどうしても増えがち。そのうえで、セルフヒーリングする手だてはいろいろとあるってことですね。
写真は、我が家の屋上で咲くジェネラスガーデナー。今年は気温が低いのでイギリスみたいにバラが長い間咲いて嬉しいです。
May 30, 2010
音楽のことを書きたいとずっと思っていて、なかなか書くチャンスがなかったので、今日は、週末ということもあり、書かせていただきますね。歌えないし演奏もできないけれど。
この写真は、高校生の時から敬愛しているヴィクター・ヴァザレリのペインティングの前でポーズ。画集かプリントしか見た事がなかったので、本物を個人宅で拝見して、最高の気分でした。何故この写真かといいますと、音楽とヴィジュアルが協調すると、心が素晴しい世界に行けるという話。実は私、高校生〜大学生の頃は、ジャズかR&Bが好きで、ヴァザレリの画集を眺めて過ごしていました。雰囲気は1960年代です。完全にその世界にのめり込んで、矛盾だらけでさまよえる若き魂を、画集とレコードの音楽によって、好きな世界に封印しては、自己救済。
今もそれは、たまに必要。
誰でもが、と、思いまいます。
もちろん、音楽は生演奏が一番いいに決まってます。
先日、キャロルキングとジェームステイラーが来日したときは、
チケットをゲットしてもらったけれども、英国ロケで行けず。悔し。
でも子育てと仕事の狭間でライブやオペラに行くなんて、やはりまだまだ敷居が高いです。だから、今は、車のオーディオで満足。
ところで、イギリスのガーデナー、音楽が好きな人が多く、仲良くなって音楽の話で盛り上がると楽しい。「この庭にはバッハの無伴奏チェロ曲が似合う」とか「このボーダーガーデンは、ジャズなんだよ。テンポを大事にプランティングしているんだ」なんて、話を聞いて、「ほほう!」と思ったものです。植栽のテンポって、とても大事。単調だとつまらない。
そんな高尚な話と、今日の話は関係ないのですが
(ガクっ!スミマセン)
このイラストは、夫の i-pad を借用し描いたイラストでした。i-pad 欲しくなった!今後はイラストでブログが綴れそう。
閑話休題--------------------------------------------------すみません。
先日、箱根のことを書いた日、音楽のことも、ブログに書いたんです。
でも、後から、個人的な主観を入れない方がいいかと思い(普段入れてるくせに!)そのときは、後から消してしまった。
このブログは、アップして2時間くらいで「やっぱりやめとこか」と、消してしまう記事や、変更してしまう内容がよくあります。だから「幻の話」。毎日、私のブログを見にきてくださる1000人前後の方々の、ちゃんと役に立つ事を書くという最初のコンセプトから遠のいて、どうでもいいことを書いてしまったか。と、思うと、やはり消しますよね。消さないままも多いけれど。
ところが、何がいいたいのかといえば、お寄せいただいたありがたいコメントのなかに、消えてしまった私の駄文にも、嬉しい共感をいただくことがあるんです。
それで、消してしまったジョニ・ミッチェルのことを書いてくださった方がおられたので、再浮上させようと思った次第。
今日の私の、結論は
「音楽はあなたの魂を元気にしてくれる」
です。ひい、ここまでが長かったですね。すみません。
先日、箱根の往復、ひとりで美しい景色の中をドライブしている時に、ちょっと幸せな気分になって、こんな美しい景色をもっともっと美しく感じさせてくれる音楽は何だろうと、車のオーディオに繋がっている i-pod のなかのモーツァルト、バッハ、ハワイアン、ジャズにポップスと、いろいろ聞いてみたのですが、どうもピンとこなくて、最後に、ジャンルはフォークにあたる、ジョニ・ミッチェルが一番だと思われ。急に自分の魂にジワ〜ッと潤いが戻ったんです。映画なんかでBGに乗せられ泣けるときも同じですね。でも実は、私がジョニ・ミッチェルの音楽に、心琴線が触れる状態は、だいたい滅入っている時です。若い頃だったら、好きだと思う人にフラレタとか、そんな感じ。(今それとは関係ない)でもああ、やはりそうかと、あらためて思いまして、そういうときは、魂を癒す音楽を盛大に聞くと、効き目がありますって、お伝えしたかったんです。日々いろいろありますが、豊かな大人の心持ちが「顔にでるかも!」とすれば、こんな時間が必要なのでしょう。
あなたにとっての
魂の音楽は何ですか?
(写真は5歳の時の息子。プロヴァンスの麦畑で一人メランコリア)
たとえば、この間の箱根の帰り道、富士山の脇の道で大雨が降ってドラマチックでした。太陽、雨、風、そんな自然のなりゆきに、もっとも身近な時間を過ごし、孤独な、いい気分の時、似合う曲は何? 景色が凄くなるほど、選曲が難しいです。
自分がどうなりたいか。具体的なビジョンがなければ近づく事もできない、憧れのカッコいい女性像の音楽代表が、 J M ということで、まだ早いですけれども、One Week Last Summer という曲を夏の終わりに聞くのがおすすめ。
土曜日、東京は15度程度で秋が来たみたいな肌寒さ、雨降りで家にいる時に聞いたり、よく晴れた日の夕方、秋風の吹くガーデンのなか、ヘッドホンで聞くのもいい。
あまりに忙しいと、そういうことさえも忘れてしまうので、この頃は余裕がある証し。さきほど、生まれて始めて、リサイクルショップに行き、バッグや靴を売ったら、ものすごくすっきり!
この年になると、意識して引き算、そして意識して魂と肌に潤いを。あなたの日曜日が、有意義になりますように。
ガーデニングのことも書きたいけれども、わが家は今、屋上や室内の工事中でいろいろ変化もあって、それを書きたいし、人気のあった「身繕い」の話を書きたいとも思っているし、最近、夏にベルギーに行く予定の方が周囲に多く、ベルギーのおすすめ場所のことも書きたいので、頑張りたいです。飽きずに、また見に来てくださいね。よろしく
May 29, 2010
写真は、ロンドン
リージェンツパークのデルフィニュームの庭。
透き通るようなうす青色の世界に魅了されます。もちろん、この庭も、今回、訪問予定です。見頃を向かえていると良いのですが、毎年、予測がつきにくいのが庭のスリリングな点です。
さて、以前より、このブログでお伝えしていました、
7月5日発/7月12日帰着の英国のガーデンツアー、すでに好評
定員御礼となっていましたが、
本日、おひとり分のキャンセルがでました。
どうしても、ご家族の都合で行けなくなられたとのこと。
家族の都合で旅行に行けなくなることって、本当にこの年齢になると、他人事ではない。私だって、いつもきわどい。ここ数年、綱渡りの連続です。今回は、限定16名のみの小ツアーで、パーミッションの所得が超難しいチャールズ皇太子の庭を見学するのが、メインの目的ですが、コッツウォルドの庭の数々、ベスチャトーガーデン、ヘルミンガムホール、ハンプトンコートフラワーショウなど、全ての行程を私がどん欲に組み込んだ日程で見学します。
詳しくは、電話 03-6251-6356 (日通旅行首都圏支店)
担当は、奥野さん、佐久間さん、徳永さんまで。
May 28, 2010
さて、昨日は、箱根 星の王子さまミュージアムのガーデンワーク。
東京の自宅から車で箱根に向かう行程で、雨上がりで晴れたばかりの
早朝の山々の景色が素晴しく、一人で車を運転しながらずっと感動。
いつも見慣れた中央高速〜富士山の周辺なのですが、まさに、
スコットランドのハイランド地方みたいな景色です。
あらためて、私たちの目に入ってくるものが、如何に光線の関係で、
美しく見えるかということを思い知る情景でありました。
青空の色が儚い、とても透明な水色で、
新緑の山々に光がまだらに当たっています。あまりにも、美しくて、脇見運転しながら、危ない状態で、どうにか無事、朝8時きっかりに、箱根に着いた次第。
それにしても、どの植物にも、しっかりと
肥料が行き渡り素晴しい生長ぶり。ただし、肥料に関係なく4月の寒波と大雪で、
新芽のでていた植物への大ダメージ。
今年、箱根のシャクナゲ、アジサイは
開花の成績が悪いかもしれないと、
心配です。
ヒューケラの「ふっくら」ぶりが素晴しい。
花が咲きにくいタイプの’キャラメル’は、花後の剪定も要らず
立派なグラウンドカバーになり公園緑化などにも向いています。
今年は昨年植えた宿根草が大きくなっているので、それも楽しみです。
アストランチア”ハドスペンブロッド”を植えましたが、
それが今年開花しています。写真を撮りそびれて残念。
バラはまだ、後、1〜2週間後になりそう。6月中旬ころがもっとも
美しくなりそうで、そのタイミングはまさにイギリスなみ。
それから、
ニンフの泉の妖精たちが
ミュージアム入り。
ひとつのウインドウに
15人のフェアリーが
入っています。
May 27, 2010
「蛇イチゴのかゆみ止め」作り方編
紫キャベツさんからお返事いただき、ありがとうございました。
実は、蛇イチゴと焼酎を合わせたその後
どうすれば良いかと思っておりました。
蛇イチゴは焼酎に漬けた後、2ヶ月ほどおき、汁を漉してからその汁をスプレーに入れて使うのだそうです。今(蛇イチゴが手に入れば)作れば、7月下旬には使えますね。
今年は涼しいので、ヤブ蚊もまだ本格化していませんが、
それをドラッグストアで買ってくるのではなく、
自分で作った特効薬というところが、とっても素敵なことですよね!
そういうのが大好きです!
きっと、蛇イチゴが10個あったとすれば、
それがひたひたになって空気の層が無くなるくらいに、
焼酎を入れて漬けておくのでしょうね。
クラシックなイギリスの薬瓶に漬けてみたいと思います。
ありがとうございました。