September 2010
September 30, 2010
OXO のグッドグリップガーデンナイフが何をおいても便利、これと似たようなデザインのものが日本製でもあるのですが、OXOのは、グリップがゴム製なので、握ったときに手に吸い付くような感触で、土を思い切りガンガンと掘り返しても衝撃が少ないし滑る事も無く、とても便利な品です。腰から下げていてもカッコいいように思うし。でも、なかなか日本ではまだ手に入らないらしい。amazon us から直接買える(輸入できる)のは本やDVDのみとされているので、直接買える手だてを、私はまだ知らないのですが、買えるようになるといいですね。って、さんざんTOOL BOXさんとも話しているのですが。
元々、プロダクトデザインは私のテリトリーなので、自分でデザインをしたい。とは、いつも思うけれどもなかなか、大量生産、物流、のビジネスには、手が出しにくいものです。
少量ロットの日本製ならどうにかなんとかなるということで、私のデザインしたハサミはもう10年以上も続いているロングラン商品。OXO もハサミも、写真は数日内に撮影して、アップ予定。スミマセン、やはり写真がないと納得できないですよね。今は時間なく。泣く泣く。話題変更。
イギリス、サンダーソン社の記念エキシビションが11月に中目黒のマナトレーディングのショウルームで開催されます。そこで私がデザインしたオリジナルのハンドバッグが、会場で販売されます。皮の素材や仕立てが素敵なので、実物を見ていただけると嬉しいです。あるいは、講演会などでまずは、初お目見えか。
バッグはそれを記念してのデザインでもあります。サンダーソン社の高価な生地とイタリア製のレザー、日本での仕立て。ということで、値段は決して安くはないのですが、長く愛されるものを作りたいと思いかなり上質です。今はまだミセス誌上の通販のみ。写真だけではちょっと不安ですよね。
この写真は、一点もののウイリアムモリスの「ROSE」。バラの部分が刺繍です。一点のみなので、幻のバッグかもしれず、これもエキシビションへ。 ほか、いくつかのバリエーションが出ますが、なんども試作を作って商品化が本格軌道にのるまでの道のりは恐ろしく長いものでした。
September 28, 2010
いつも自分は激しく忙しいと思い込んでいる節があるので、普段はどこへ行ってもトンボ帰り。北海道でも九州でも。なので、一人でのんびりレストランに行くなんて、普段はありえない。でも、今日は、朝からバタバタ、昼も抜いて豪雨の中、某仕事のプレゼンをしに東京都心へ。無事プレゼンが終わると空腹で心までぺこぺこに。高速道路を新宿で途中下車して、たまに寄るのが新宿パークハイアット一階のデリカテッセン。 短時間でおいしいものが食べられる。質のわりにリーズナブル。インテリアが素敵で気分もいい。女性ひとりで立ち寄ってもカッコ悪くない。駐車場付き。となると、私の行動半径の東京では、実は、ここしかない。そしてここには私が日本で一番おいしいと思っているハンバーガーがある。もちろん、ほかのメニューもどれも素晴しいけれど。で、今日はダイエット中なのに、デザートまで食べてしまった。それがまた、すばらしくおいしくて、著しく心が満たされたのでご報告。フラン(カスタードプリン)に柑橘類のジュレをかけたデザート。もしも、コンランショップに行かれることがあれば、同じビルの1階にある。また、コンランショップの上階には世界のインテリア関係のショップいろいろ 。美しいカーテン生地やペイントショップ等等。きれいなものを眺めた後に寄るのもいいものです。まあ その....Indulgence だなんて大げさですが。美と健康のため、甘いもの禁止令中だったものですから。題名に事欠いて、ともいえるのだけれども。どうも短時間に何かしようと思うと無理がありますね。
追伸:バジルの処で、お問い合わせの多かったサンダルはドクターショールの健康サンダルでした。しかし、10年以上も昔にロンドンで買ったボロボロですが捨てられない。
September 27, 2010
足早に冬が迫っているようで、焦ります。今のうちにバジルのペーストを作りだめ。
夏の間、収穫しても収穫しても、どんどん増えていたので、その間、何度このペーストを作ったかわかりませんが、もう、作れなくなると思うと寂しいことです。市販のものより、やはりフレッシュさが命。
フードプロセッサーがないと作るのは大変ですがこれがあれば、5分で完了。忙しくても作れる。
用意するのはオリーブオイルとパルミジャーノチーズと塩だけ。私も家族も、松の実は入らないほうが好きなんです。分量はバジルはプロセッサーの容量の6分目、オイルはまずは60cc程度でスタート。後からオイルもチーズも塩も好みの味加減で後から足せば良い。
でも、チーズだけは他の種類も試したけれども、安いチーズではおいしくない。正統パルミジャーノレッジャーノでないと。安いチーズで作っても家族が食べず、減らないのが悔しい。
1、晴れた日、朝のうちに根が着いたままのバジルを水をかけてパシャパシャと洗っておきます。根がついたまま洗っておいたほうがコンディションがいいまま収穫できる。
2、葉の表面の水分が乾燥したら収穫、濡れたままは禁物、水っぽくなるし痛むのも早くなる。花のつき始めたところが最も栄養があるといいます。でも、種も花も一緒くたに手でちぎりながらピックアップ。茎は除きます。
3、オイルとチーズを入れます。写真はチーズを入れ忘れてブレンダーをまわしちゃったので後から加えた。もう一度、ガガガーッ。
4、瓶詰めにして終わり。酸化しないよう空気をなるべく入れないで。パスタやリゾットにあえるだけでなく、バターやジャムの代わりにパンに付けて食べるのも、サラダドレッシングにするのも、肉や魚料理のソーズに加えるのも何でもあり。
小学校6年になる息子の好物なので、料理のアイデアのない時に、欠かせなかったのですが、もうすぐ、その季節が終了。お店で買うのはおいしいのが少なくて、悔しくて、これからは、どうしよう。
ちなみに、わが家はベランダのコンテナで、この夏は朝晩の水やりが大変でしたが、無農薬でも僅かな虫食いのみ。地植えだとダイナミックに害虫が寄ってくるでしょうか?
写真はイタリアで過ごした正月。左から2番目のパックがバジルのペースト。瓶詰めはおいしくないのでグラム買いを。これは、おいしい総菜をそろえる食材店ペーニャ製。これとドライトマトのニョッキあえ。
トスカーナワインとルッコラのサラダにバルサミコドレッシングで幸せな正月でした。
ちなみに、大晦日はレストランで食事、そのときに出たグリッシーニが忘れられない。グリッシーニは日持ちがするので、買い置きをしておくと便利ですが、自分でも作ってみたいものです。これにバジルペーストやチーズがあれば急場を凌げる。最近はおいしいチーズそのほかの食材も、イタリアで直接買い付けをしているお店のネット販売があるから、どこにいても手に入る。凄い時代です。
このところ、寒いくらいで冬っぽいのでオーブンを使った料理などの久々に再開予定。
長野の I さんから、伝説のブラムリーアップルをいただいた。さっそくオーブンでリンゴの肉料理を作りたいと思います。日本ではフルーツはほとんどお菓子作りに使われますが、イギリスだとメインディッシュにいろいろあり。さあ、このブラムリーの凄い酸味がどう化けるか、無難なところでキャラメライズドアップルなども良さそうだし、本当のところ、ちょっと想像がつかないのですが、近々に! 古いイギリスの料理書を出してきてみたのですが、レシピを見ると、バターの使い過ぎ! 最新のレシピなら、低カロリー。イギリスの bramleyapples というサイトなど、とても参考になりますね。