July 2012
July 27, 2012
MUSEE DE LA POUPEE 人形博物館へ行ってきました。
(↑この子が一番好きだった)
......うーん、でも、ちょっと凄かったです。
パリの人形博物館って、どんな感じ?人形作りをこれからのライフワークにして行きたいと思う私、興味津々で訪ねました。
今日の最初は、マレのシャルロー通りからスタート。金属パーツなどの素材屋さんや、動物をテーマにしたインテリア雑貨屋さんなどで発奮。今話題のアンファンルージュの市場で食べ物ジロジロ。でも暑くて食欲なし。今日も一日、人参ジュースで過ごす。これで十分。そのまま、アクセサリー問屋の連なるテンプル通りをランビュトゥまで歩き、MUSEE DE LA POUPEE へ。
ちょっと怖いかもと、思いましたが、実際、結構本当に怖かったです。朝から読んでらしたら、ごめんなさい。
でも、人形たちに挨拶をして、マナー良く拝見させていただきましたので、多分大丈夫。↑すばらしいお洋服を着て、このパッケージも素敵でしたが、ジロっと睨まれちゃった。(左目が怖い!)
で、みんな怖い顔しているので、写真を撮る時は「はい、こんにちは、ボンジュール。はい、チーズ!メルシ」と声をかけて(あら!いえ、フォルマージュ。でしたか?)撮るようにしました。そのせいか、博物館の外まではついてこなかった。
何百とある人形たちのなかから、インプレッシブだった子達をご紹介。
博物館は小さいのですが、客は私ひとり。人形たちに囲まれ気温は高いのに鳥肌たてつつ、人形の顔の表現の深い世界に出会う。
ちょっと地味な博物館ではありますが。興味のある方はぜひ。日本語でブログを書いてらっしゃる方もありましたので詳しくはそちらで。グーグルはパリの人形博物館。人形売り場も、不気味に存在中。
人形を堪能し、ジョルジュサンクのゴルチェへ。先週頼んであった服のお直しを受け取りに。そのとき、ゴルチェのそばのルイ・ヴィトンのディスプレイは草間彌生さんの世界。おーっと!見事な草間フィギュアです。アーティストとして、素晴らしいプレゼンスを維持していらっしゃるなあ。と、常日頃、感心尊敬しています。私もひとつ線を超えていたら、こっちの方向もありだったかも。と、時々思ってしまうのは不遜ですが、根本的に飽きっぽいので、水玉一筋30年とかできない。
実にカッコいいディスプレイでありますね。ポップなテイスト、シックなのも勿論好きですが。洗練されていれば両方が好きだ。振り子をバランスよく振れる人生を選びたいと常に思う。
さて、この草間フィギュアの髪の毛よりも蛍光色のオレンジのジャケットをゴルチェで発見。私の着るぴったり、44サイズ。体にしなるように沿って美しいシルエット。去年のオートクチュールのテイラードラインを、プレタに移行したモデルを半額で。と。さきほどの「草間彌生さんのプレゼンス」に影響されたか。このオレンジ色のゴルチェのテイラードジャケットに一目惚れ。買ってしまいました。
ああー!また、やってしまった。
July 26, 2012
ラデュレ。バターとこのジャムがまた、素晴らしい。やはり、おいしい。
エレガントでおいしくて。マリーアントワネットの香りもして。好き好き大好きだったラデュレ、8年前のケーキの箱もまだ大事に保存している。
しかし、なかなか様相が変化して、複雑な思いだ。
朝食を食べに行ったラデュレで、友人へのお土産を買った。食べ物ではなくステーショナリー系のもの。それを見た瞬間、その人の顔がよぎったからだ。きっと喜びそう!今日一日これをもって歩かなくてはいけない。でも、このためにここに戻るのも面倒。おもいきって二つ買った。
夜。ホテルで例のラデュレ土産をちらと見て。ショック。裏に日本のシール。2000円と書いてある。私は29ユーロで買ったのだが。しかも、中国製。
じゃ、これと同じものが三越とかに2000円で売っているの?
あ”ーー。失敗した。 もうラデュレでみやげを買うのはヤメ!しかも、ラデュレの袋を下げた日本人がたっくさん歩いている。それはもう!驚くほど、皆が持っている。ひと昔前のヴィトンのようだ。わたしはそういうのが嫌いなの。
でも、やはり、パンもケーキも紅茶も美味しい。ラデュレはおいしい!これは本当。
でも、空間とか、イメージも大切よ。あーあ。パリの楽しみがひとつ減った思い。
三大カフェでは、カフェ・フロールのコーヒーがもっとも美味しいと思いました。余談ですが、ギャルソンヌも、ハンサム多し。さて、これから、3度目の「デロール」に行ってきますー。
友人知人からのコメントも多くて、一層、勝手な発言が増えてきているように思いますが、すっごく嬉しい皆様からコメントで旅の疲れを癒しています。ありがとうございます!
今日のパリは暑かった。東京も凄いみたいですね?え、40度?帰りたくないー。
朝は八百屋のスムージーで始まり、サンジェルマンデプレ、ホテル近くのカフェラデュレで朝食ということにあいなり、ランチは延期。だってなんだかラデュレ。ひと昔前のウィーンのカフェデーメルみたいになってしまった。日本で有名になったからか。日本人、中国人、アメリカ人指数100%。パリのマダムなどおらず、売っているものも、キティちゃんキャラクターのパッケージ。そんなの嫌だ。と、思いつつ、悩む。しかし、さすがサロンドテ。本当にお茶やケーキ、パンが美味しい。
ディープに思い出していた。あれは、今から8年くらい前のパリ滞在。 目白の名物。パティシエ、カオリヒロネのカオリちゃんのパリ宅に家族全員で居候しつつ。彼女はあの頃、ラデュレで修行中だったか。日本にはマカロンがまだ売っていなくて、夢中になった。素晴らしいパッケージに興奮した。日本人の姿をラデュレで見ることはなかったのだが。今は、ちょっと。凄いことになっちゃったみたい? パッケージも欲しいデザインではなくなっていた。
さみしいな。
その後、家族で朝一番で再度、昨日興奮した店と、同じ店に歩いて行った。昨日の発見、キャロットジュースのエピスリ。そして、すぐ近くの RUE DU BUC のプリンスジャルディニエ。その話。昨日のブログで「Le Prince Jardinier 」をようやく見つけた話でしたが、結末尻切れトンボな内容でしたね。すみません。
で、キャロットジュースで幸福の絶頂になって書くのを忘れたけれども、もう一件、大騒ぎの発見がありました。
ジャルディニエの店は、昔ほど商品数も多くなくて、あまり期待した内容ではなかった。しかし!その上の「Deyrolle (自然標本剥製商なのですが、完璧なナチュラルアートギャラリー)」で大興奮。こんな店が19世紀からあったなんて、知らなかった。ジャルディニエを訪ねたからこそ知った発見。こんな店。世界じゅうでも、パリだけかも。
(このデロワール、実はこのなかにジャルディニエのお店が、道の反対から、見つからなかったはずです)
実はわたしたちは、明日もこの Deyrolle に(3度目!)念押しの買い物へ。
その後右岸に移動。フォーブルサントノーレを散々歩いて疲れたので、最近できたばかりのマンダリンオリエンタルへ。ホテルは花飾りが命!ここは良い!全部本物のアジサイで、ここに同色のファレノプシス。この中庭でひとりランチ。
緑に囲まれ落ち着く環境。パブリックな環境なのに、コクーンなムードとサーヴィスの良さに、すっかり癒される。
実はここで3時間ほど、軽い食事をしたり、飲み物を飲んで過ごした。珍しく、男たちが買い物をしている間、私はここで2時間ほどリラックスして過ごす。そして電話で呼び寄せる。彼らも気に入る。
その後、夫を誘いフォーブルサントノーレにできたばかりの SALTORE へ。日本で買うと10万以上はするロングブーツが、セールではない価格で6万円。安くて腰が抜けそうだが、今回は我慢。と、思ったら、ショートブーツが半額。つい買ってしまった。夫もサルトルを生まれて初めて履いたら、のめり込み。ここのブーツは、本当に履き心地がいいですね。
その後、マレ地区に移動。話題のチャリティコンセプトストア「メルシィ」へ。売っているものも空間もいい感じ!カフェでひと休み。フランスのスターネットみたいだね。と、話していたら、スターネットの和子さんそっくりの女性現る。びっくりそっくり! 実はここ、オランダでご一緒した素敵な Tさん、Aさんに教わったお店。実はお二人のお洋服が素敵で、不躾にも、どこでお買いになったのか伺いまして。その、お店を目指して行った念願のマレ。
目指したお店。本当に素敵なお店だった。しかしなんと、欲しかった服はすべてサイズが小さく入らなくて悔しい。でも、夫が似合うジャケットをゲット。カッコいい。悔しかったので、どうしても何か一着欲しいということで夫が見立ててくれたのが水色のワンピース。自分じゃ選ばない服もたまにはいいかも。それを着て今日はコインランドリーへ。使い方が不明で、そこにいたマドモアゼルに、手話みたいに教わって始動!息子の洗い物がね.....。それも楽しかった。
今日の収穫。デロールにて、今後の仕事に活かしたいたくさんのアイデアが溢れる。ホテルの中庭でゆったり過ごす。そして、マレ地区へ。洋服作りの楽しさの原点に戻るみたいな服と出会う。
パリに来ないと見つからない服って、あるんだね。と、いいつつ充実の一日でした。
写真のアップに時間がかかるので、今日は少しアップして、またこのあと、今日はここでおやすみなさい、そして朝起きたら、再度同じページにアップを試みてみます。
たくさんのコメント、普段コメントを書かない方々からも頂いて、ありがとうございます!嬉しいです。くたびれて書いている、とはいいわけですが、誤字脱字やたら多く、なのに、暖かいまなざし、ありがとうございます。
July 25, 2012
昨日初めて、一日中ひとり歩きが叶いまして。(父よりも背の高くなった息子が、男同士で洋服を見て歩く楽しみを覚えた)それで、ひとりになれて..............やったー。.嬉しい!
「やっと、パリに来た!」
リアルなパリが迫って来て、ひとり歩きながら、叫んでしまいました。
気の合う女友達と歩くのも楽しいですが、ひとりのほうが、孤独感と同時に、今、海外にいる。と、いう実感が強まるから好き。また、現地の人たちとのコミュニケーションも増える。日本人同士で団子になっていると一個人として扱われるのが難しいこともあるし。個人主義の国では個人が大切。
20代の終わりに、パリへひとりで来たことがある。(そのあと移動して、ドイツの友人に合流)、あの体験から、ひとりだと、人から「一人前扱いされる」と、知ったのでした。味をしめた。なんかわかりにくい表現ですが。
だから友人と楽しく旅をしていても、時間の待ち合わせをして、ひとり行動をするとよいですよね。依存心とか、相手の様子を伺うのも不必要になり、その国とガチで一対一になれるから。
そこで得るのものが、また格別かと。
さて、そんなわけで、今日は一人歩きで、いろいろなことを思いました。
サンジェルマンデプレのおさらいをしつつ、思ったこと。
素敵な物事に出会うために、路面店を一軒一軒眺めて歩きながら。
パリでしたら必ず、店に入ってまず「ボンジュー」と挨拶をしますでしょう。「お邪魔します」という気持ちですね。人の家にはいるような。そして、店をでるときは「メルシ、オルボワー」と。
これを何十件も、毎度毎度は疲れてます。ので、ここぞ!という店しか、入りません。本気で買う気がなければ入らない。これも常識。見るだけはなんだか、気マヅイです。
ま、最近は、英語がほとんど通用しますので、質問とか、何かと英語で通せますが。私の感覚では、なんだか「フランス語ができないとまたしても、気マヅイ」ので、店に入るのは億劫になります。
(↑ボンマルシェ美しい建物、中は空いていてツーリストも少ない。インテリアのフロアの充実素敵)
そんなとき、デパートは楽です。ただし、デパート内も、店員と目があえば、必ずボンジュール。これは、ドアの開け閉めがない分、気楽ですが。今、ボンマルシェ、プランタン、Gラファイエットは、トレンドのほとんどすべてが揃っています。だから、買うだけなら、デパートで十分、とても効率的。でも、ボンマルシェ以外は、中国の団体さんがエライ事になっています。シャネルなんて、長蛇の列にロープ。バス2台分の行列。そこはエレガンスゼロ。
ひとりになれた私は、上記の3件を回ってしまた。ひとりの時間は貴重である。自分の思うままに使いたい。なんだかすべてを済ませてしまいたいという思いで。なので、あー、すっとした。それで、食事もしないで、ひとりでホテル帰着、21時まえ。
そこで、よくわかったのですが、パリはやはり路面を歩くべき。路面での発見こそが、感動との出会い。
昨日の感動物件をご紹介します。デパート3件を、ハシゴしたからといって、路面のウロウロ歩きもたっぷりした。セリーヌがグルネル通りに建てたモダンな大型店をチェック。(最近セリーヌ良い!)マルタンマルジェラの路面店では、服の試着も! でも、どうしてもマルジェラの服って日本ではどうなの?という感じがして、諦めた。細い人じゃないと似合わないかも。でも、店員さんの白衣が素敵。あれが欲しい。白衣をラジカルに着こなすのは素晴らしい。
さて、その路面ウォークでの発見。
お願いだから、ほかのひとにいわないでね。
実は、数年前までパレロワイヤルに鎮座していた我らが「プランツ・ジャルディニエ」の本店。3年前に訪ねたらなくなっていました。日本ではTOOL BOX さん等で買えますが。やはり、本場で見たい。噂では火事があったとか。その後消えてしまったので、心配だったし、ぜひまた行きたかった。ネットで探した。住所判明。
ところがドジ。その住所メモをホテルにおいて、私はすでにひとり目指す RUE DU BAC 通りにいた。ジャルディニエの店が RUE DU BAC 通りにあることはわかっているが、住所不明では、難しい。全然見つからない。
諦めて、別の、感じのよい小径に入り、前方のエピスリを目指す。
その途中、素敵な小さなお花屋さん、ならぬお花だけのポーセリン屋さん。迷わずぼんじゅーといいながら中に入ると英語の達者なマダム。
「たったふたりだけでこれらのお花を作っていますのよ。同じものはひとるもありません」
私はひとつだけ、買うことにしました。小さい花で、100ユーロくらいです。迷いに迷って、しばらく店で過ごしました。そして、そこで、例のジャルディニエの店を聞いたみた。
発音が悪くて通じない。20回くらい、言い方を変えて、言った。(これ、きっと横で誰かが聞いていたら笑っただろうな)「うララ!プランツ・ジャヒャルディニエ!」とは、到底カタカナ表記にならない、マダムのフラセーズ発音。
これで、場所がわかった。看板がなかったので、見過ごしていたのだ。で、場所が判明し、落ち着いたところで、午後1時。お腹も空いたので、丁度目の前にあったのが、EPICERIE GENERALE 。ここ、絶対に美味しそう!直感でビビビと来た。
店に入ると先客のマダムがサンドイッチを注文中。何をどんな風に頼んでいるかじっくり観察。
ところが10分は経過しただろうか、とにかくゆっくりなので、終わらない。のんびりした気持ちで私も後ろのイスに座って待った。
さて、これで終わりと思ったころに、「あ、ジュスドキャロットね」忘れてたわ。と、店のマダム、奥に入って何やら泥だらけの人参を何十本も。両手一杯に持ってきた。泥を落とし周囲の皮をそぎおとし、そしておもむろに大型のミキサージューサーへ、なんと、この18本は入れただろうか。ついでにショウが親指大。どさどさ入れると繊維は外にでて汁だけが紙コップへ。この間、10分以上。
やっと私の番が来た。
「私も....あの......ジュスドキャロット、シルブプレ」
同じように10分強。
そして、その、お味たるや!OH ~「凄い!セボン!!!」と、思わず店内で叫ぶ。ニヤリとする店のマダム。なんだフランス語話せるじゃない。と。いえ!
もう一杯シルブプレ。アイアムソーリ。だって、3ユーロ。300円弱なのですもの。悪いと思わずにいられない。
もう、ついでに頼んだパリジャンサンド(ハムとレタスと美味しいバターだけ)は胸一杯で入らず。(これも後で食べたら爆発的な美味しさだった。何が爆発って、食べたときの嬉しい気持ちが炸裂するような気分)
実は、今。ホテルのプチデジュネは食べずに、朝は、ホテル真向かいの八百屋さんで、朝のフルーツスムージーのみで朝食としています。これがまたおいしい!真向かいと言える場所には、ジュースやガスパチョスタンド付きの八百屋、すぐ向かいにパン屋付きのカフェ 、ラデュレのサンジェルマンデプレ店もすぐそば。数えきれないカフェのひしめくこのエリアは、外プチデジュネが正解ですね。
さあて、今日は、いよいよ、フォーブルサントノーレ一人歩きその後、家族でマドレーヌのラデュレでランチ。今日は少しおめかしをして、と。スニーカーはお休みですが、パリ、このところ暑いです。30度近い感じ。だんだんアッパッパ風のワンピース+サンダルでヴァカンスルックの人が増えてきました。
今日は、ネット環境さらに悪く、写真は2時間経ってもアップできず、サイズダウンしながら少しのみで残念ですが...。
July 24, 2012
旅は何事も情報第一。少しでも多くの情報を皆さんと共有できればと、思って。そして、ついつい、友人知人も見ているし、特定の人のイメージで、友人に書いているような内容ですみませんが。みなさまが友人という気もしてしまい。好きなことを書いてしまいます。結局ブログと旅を同時に楽しんでいる。
(ドログリの戦利品。日本でも売っているけれど、ごめんなさい1/3の価格!)
さて、kさまよりお役立ち情報。
パリでミュージアムやシアターのチケットを取るのであれば、地下鉄のOdeon駅の近くのLa fnac(日本の家電量販店のような店)の最上階にチケット売り場があり、並ばなくてミュージアムのチケットや2日券や、オルセーとオランジェリーのコンビ券なども購入できます。待たなくて良いし、穴場でとても便利だったのでお知らせします。
ありがとうございました!オルセーとオランジェリーのコンビ券って素晴らしいですね。便利で具体的な情報。数日後にパリ訪問予定の方もあるので、記載させていただきました。ミュージアムパスは、パリ市内やドゴール空港のツーリストインフォメーションセンター、一部のミュージアムの窓口とか。ご指摘の通り、市内に何軒かあるフナックの一部に(でも、フナックでは、その場で他のシアターチケットも買えるのがいいですね)。結構いろいろなところで買えるので、とにかく、2日間で4カ所も見る気があれば「長蛇の列のルーブルとオルセーを見るためにも」パスが有効。パスがあれば、美術館のトイレだけ。行ったりもできちゃうし、好きな絵を一枚だけ見てでることもできるし、最近は素敵なミュージアム・カフェが増えたので、カフェだけ利用もあり。
(ルーブルのモナリザ・パパラッチ。誰も他の絵は見ていない)
但し私たちは、パリ到着以降の「時間短縮」のために東京からパスを買って持っていきました。宿泊するホテルの位置関係によっては、現地買いで。案外そのために、どこかまでメトロに乗るのは面倒なので。
若い頃はバスやメトロ、あとは主に歩きで通したパリ。今はついついタクシーに乗ってしまいます。でもユーロのおかげでタクシーも安いので、中高年の旅にはタクシーの利用もありかなと。それでも、足が痛みを覚えるほど歩き回ります。
昨日、カルネオランジェ。バスとメトロの1週間乗り放題券を買いにメトロ窓口に行きましたら、廃止になったそうです。別のスタイルの乗り放題パスが登場し、それは割高感があったので、結局、いつも通りのカルネ(10枚券)で過ごすことに。
(今回宿泊のプチホテル HOTEL DE BUCI 。ビュシー通りにあって超賑やかですが、部屋は静か。どうしても家族旅行はベッド数の関係で、3〜4人が眠れるジュニアスイートの部屋じゃないと泊まれず。これが1週間連続予約となると難しかった。でも、なかなか良いホテルです)
(向こうにもう一部屋)
さて、ここからが問題の。私のパリのエリア別過ごし方です。計画・企画は大切です。
パリに来たい!って思うならパリは絶対に1週間では、足りないと思う。非常に個人的な感想ですが。10日以上はいないと。
1982年。今から30年前、初めてパリへ来た時は、パリを嫌いになりました。わかりにくい素晴らしさがあるのだと思う。それから数十回、パリ詣でを重ねる都度。ますます好きになっています。ロンドンに住んでいたときも、京都に行くみたいに通っておりました。そして、ますますパリが好き!と、思うのです。でも、フランス語ができません。それで、住むのは無理みたいで。
さて昨日はブリュッセルからの移動日で、気分のアイドリング。カフェで過ごす時間が多かったのですが(いえ、今日からも一日に3回はどこかのカフェかサロンドテに座っている)今後の計画をしてみました。既にパリでは3泊4日を過ごしていますが、まるで過ごしていなかったみたいな気分です。
(知らなかったブランドにもいい感じが多いのがパリの発掘の楽しみ)
エリア別に行きたい地域を前回、一日で歩いたのは
ホテルのあったシャンゼリゼ周辺に始まって、コンコルド広場〜フォーブルサントノーレ、パレロワイアル、オペラ、マドレーヌ、パレロワイヤル〜いくつかのパッサージュおさえ、エチエンヌマルセル。凄い歩いたねー!夫はおしゃれのためにチャーチの革靴はいてます。石畳をこれで歩くのは難行苦行。でも、もう限界ですって。昨日TODSでゴム底の靴を買った。
(昔泊まっていた懐かしのマロニエ。25年前と変わっていない。ここもイネスのおすすめだった)
サンジェルマンデプレ周辺はひたすらぶらぶらするのが楽しい。一流ブランドというよりも、知らないブランドやインテリアショップを見るのが勉強になる。マレ地区も同じ。今度はマレのホテルにしたいとも思う。以前友人が住んでいたので、以前のパリはヴォージュ広場周辺に詳しくなれた。でも、もう、10年の建つと世界は違う。
今日は火曜日。
24(火)昨日に引き続き、サンジェルマンデプレで終日。もう一度ボンマルシェ。ここを折り返し地点に。インテリアショップや名前も知らないブティックを覗くと合計2日でも足りない。
25(水)マレ地区+バスティーユで一日。上記に同じ。オランダツアー時に、素敵な服のAさま、Tさま。どこで買ったのか教えていただいた、マレのCHAROT通りにいかなきゃ!
26(木)オペラ、フォーブルサントノーレで一日。この日はマダムの一人歩き解禁。家族連れから解放!
27(金)家族でクリニャンクールと少し離れた郊外のメトロ駅にある目当ての店やビストロで夫がアンデュイエットを食べる。私はNON。シャンパンとガスパチョがいい。息子はクロックムッシュ大好き。
28(土)土曜日はバンブーの蚤の市。このあと、ビストロ RACINEに行こうかと。
29(日)、美術館とコンサート。荷物をまとめて30日はドゴール空港へ。
わ”ー。全然足りません。
バティニョールエリアもぜひ、行ってみたいのに。
マリアルイザプランタンほか、ギャラリーラファイエットあたりのデパートはいつ行くの?
もういちど、ウルトラモドに行きたいのに、いつ?
シャンゼリゼ周辺、モンテーニュ大通りは先週済ませたのですが、実はゴルチェで白のコットンのドレスを買い。サイズの合わない箇所は、お針子さんが階上のメゾン工房からさーっと降りて来て、お直し注文。それが25日以降に出来上がる。今回は、自力で取りにいかなくては。
というのも、5つ星のホテルなら、遠慮なくホテルへのお届けが頼みやすいのですが。今はプチホテル滞在中だし。やはり子ども連れだとなかなかに制限がありまして。メゾンの本店にはかならずお針子さんがいるので、わりとちゃっちゃと直してくれるのがありがたい。以前、アクリスでどうしても欲しいジャケットが体に合わず、しかもソルドで40%オフ。そんなときでも無料で、しかも、一日で直していただいた。5つ星のホテルなら、届けてくださいね。も、お願いできる。でも、今泊まっているプチホテルでは頼みにくいいかな?
(パリのパッサメリア凄いです)
フォーブルサントノーレやシャンゼリゼの名だたる店で買うときは、その地域の名だたるホテルに泊まり、届けてもらうのが、ショッピングバッグをもたないで歩くコツ。ショッピングバッグを二つ以上下げて歩くのはエレガントじゃないですものね。お買い物にも、工夫が必要。
この、自分でもあきれるほどの「見たい!行きたい!欲しい!のエネルギー」。でも、これこそが、生きる私のパワーの源なのだと思います。
9月に池袋のサロンで開催するフェアリー教室では、ウルトラモド製、パリ素材で作った新作フェアリーも公開予定!是非、お楽しみに。(ブログでも公開しますので。ぜひ見に来てくださいね!)