August 2012
August 23, 2012
このところ、知り合い、友人の入院が相次ぐ。他人事ではない。今日は健康に因んだ話。
そして、パリの食料品店。EPICERIE GENERALE のことを書いた記事とにんじんジュースのことを書いた記事が消えたので、もういちど。
グーグルしてみると、世界でもっとも旅情報の充実しているマダムフィガロ誌のHPの記事にも、既に掲載されていました。さすが、早い!でも、キャロットジュースは本当に偶然の発見。
ここに後ろ姿の見えているマダム、彼女がこのジュースを注文しなかったら....。
私が、このおそろく時間のかかる注文をのんびりと注視していなかったら.....。このジュースの出会いはなかったはず。
EPICERIE GENERALE。ビオ(有機農法)やフランスならではの小規模生産者の製品を守るために、フクロウをシンボルマーク(戦いや知の象徴)たとえば、お土産に買ったチョコレートや料理の材料もやはり美味しかった。丁寧に作られたもの。効率主義ではなくて。そうしたものを守る気持ちで買う。
今や、大型スーパーだって様々なビオ製品を扱うし、パリもロンドンも、世界じゅうの美味しいものが手に入るけれども、 こういうお店が目指している哲学を、私たちは消費者としてサポートしたい。
ただし、一杯のキャロットジュースで感じた充足感を、簡単には書けないのですが。
あまりの美味しさに、夫も誘ったら、夫も夢中に...。それゆえに、日本で買えるスロージューサーの存在を見つけてきたのは夫。ジュースの本を探したのも夫で、一緒に住んでいる人と協調で進めるプロジェクトは強靭だ。昔から私たちはこのノリでお互いにハッパを掛け合ってきた。
そこから、私たちの食生活が一変。いろいろな伏線があったのだが、ニンジンジュースで決定的に。
詳しくは割愛しますが、本当に激変。あれから、子どもが合宿で留守の間は、まるで老夫婦の食事。野菜を中心に、玄米かソバ。タンパク質は、豆腐と魚。それも驚くほど、少量に。おやつは、豆乳を泡立てたカプチーノに黒糖少々。
(伊達式のおやつ)
私、ダイエット。もう少し痩せなきゃ。などという願望は、それこそ10代のころから持っている。そして、40年以上は、そのことを人一倍研究してきたはず。
(益子スターネットのおやつも好物。はちみつも美味しい!)
でも、超太りやすい。やはり、ダイエット、私の場合は「根性」や「正しい方法」を知っただけでは、成就しない。ともかく、根本的な意識が変わらないと。
いろいろな体操。運動。食事法。食べた方が良い、食べない方が良い食品 etc。健康器具も色々経験。体脂肪計付きの体重計なんて、発売と同時くらいに買ったもの。
もともと、揚げ物も霜降りの牛肉も好きじゃないのに、とにかく太りやすい体質は、どうしようもなく。
特に、クロワッサン誌には、本当に御世話になってきました。誌上で実験台になったことも多々。どの方法も、素晴しい提案ばかりでした。(これは去年のダイエット特集の時の撮影。実は今、このときと同じくらいの体重と体脂肪)
ほかに、生涯にあれほど筋肉を使った2週間はなかったな。と、一流筋肉トレーナーについての2週間スロトレ訓練。あの時に習ったスクワットと踵あげ体操は、今も時々しています。でも、毎日はできなくて。忙しいと、やるべきことをどんどん忘れる。めんどうになる。でも、スロトレは大基本。筋肉が減ったら大問題。実際、体重より、体脂肪を減らすことが大切。
しかし今、私たちは、10年後の健康を考えたダイエットも並行中。これ、長く続いてほしいけれど(飽きる可能性?)
実は、伊達式ダイエットは実は、今も続いています。それは痩せるためというより、健康のため。食生活の基本は伊達式。伊達式は高カロリー=ダメではく、代謝をあげる食品を推奨。良質オイルのオメガ6は絶対に摂る。でも、たとえば、いけないのが、白砂糖。でも、頂き物のお菓子。好物は、チョコとフランス料理。これが、たった、一回食べても、日々苦労の2キロ減。一日で、もどる。なので、何年も繰り返している微妙なアップダウン。
スロージューサーを買ったのは、10日ほど前。酵素を活かして、素材そのものの美味しさをそのまま味わって飲める。本当に体にいい感じ!しかも、おいしい。
ゆっくり絞るスロージューサーに、にんじん。小さいものなら10本以上も入る。中型なら5本程度か。ショウガは親指大一個。それだけ。
「美味しさと体の喜び」に出会って、一ヶ月。このところ、飽きる兆しもなく、毎朝続いています。
いまのところ、自分の体質が食べたがるものが、体にいいもの。
そこが嬉しいところです。
なお。私が買ったのは、韓国製のHUROM(ヒューロム)。美味しく作れるので文句はないのですが、パーツが多く、そのたびの掃除も大変だし、まだそのつどの組み立てに戸惑うし、慣れるまではちょっと。それと、問題は凄い量の搾りカス。大切な植物繊維が多いに余るので、その対処法もひと苦労。
(ドレッシングでおいしく戴く)
カレーや餃子に入れるというのも聞きますが、私はその場で別途サラダ風に食べる。また、お昼にはカボチャのスープに混ぜて食べる。カレー用に冷凍。どうしても有り余る残りはベランダで乾燥させてコンポストへ。
でも、とにかく、おいしい。
それと、いつか行きたかった施設あり。
友人が、20年近く前から伊東にあるヒポクラティック・サナトリウムへ時々通う。素晴しいから、いつか、必ず、必ず、行け。という。もちろん、私も行ってみたい。でも、子どもを置いて行かれない。にんじんジュースの断食サナトリウム。石原慎太郎氏や多くの芸能スポーツ選手が通っていることでも有名ですが。.....でもやっと、子どもが大きくなってきたので、私も行けるタイミングが近づきつつあるのかも。
この本は別の先生が書いた。今、日本人の死亡率でもっとも多いと聞く、がんの予防食に興味を持って。読んでおくだけでも、ためになります。完全実践は難しいですが。自分たちの食生活を見直すきっかけには、なります。
そして、一番大切なのは、ストレスの多すぎない暮らし。夢中になれる楽しいことを見つけるには、先ずは、この高温注意報が早く終わって欲しいですね。
夏バテを感じたら、自家製野菜ジュースはどうですか?それから、やはり信用できるサプリメントはこの年になると必携です。これも、結構長く続いています。
ところで最近、you-tube に私が出たCFがアップされたんですが、化粧の濃いのがちょっとね(あ。メークさん、きれいにしてくれたのに、ごめんなさい!)
August 20, 2012
先日のバーンジョーンズ展。実は見に行かれた方も少なくなかった様子。嬉しいな。フットワークがいいですね!私もこの展覧会をきっかけに、久々にイギリス絵画に興味が復活。時間を見つけて、ロンドンで買い集めたイギリス絵画の画集を見つめております。
( J E ミレーのオフェリア)
「素敵だな。この絵。いいなあ〜〜」って。こういう時間が私には、精神的栄養価の高い時間です。
たとえば、ラファエロ前派の絵画、バーンジョーンズも、この花の敷き詰められた足元を見ているだけでも、うっとり。好き!
しかも、画集を眺めるときは、ちょっと特別なお茶を飲みながら。これは、憧れの女性から、おみやげで頂いた、アメリカのティーフォルテ。「ティータイムを楽しむ美術品」と書いてある。まさにぴったりのお茶です。香りも素晴しくて。
あまり知られていないかもしれないけれども、英国ヴィクトリア時代の絵画は楽しい。あの時代が栄えたからこその装飾性。なかには、フェアリー・ペインティングのカテゴリーもあります。ファンタジーがいっぱいで楽しい作品が満載。
こんな言い方、あたりまえすぎますが、絵画は、それを見る事で心が豊かになる。それで、何歳になっても、感性、センスを養ったり、向上させることができる。
実は、この秋(10月20日〜)には、渋谷の文化村ミュージアムで「巨匠たちの英国水彩画展」が始まります!これは楽しみ!なんといっても「水彩画は英国人におまかせ!」なのだから。
チャールズ皇太子の水彩も素晴しい。あっさり好みの日本人の体質にもあっているのか、疲れたときでも、水彩画は、こころの中にすぅーっと入って、瑞々しい気持ちにさせてくれる。
当然ですが、ロセッティ、ミレイ、バーンジョーンズ の水彩や素描もやってくるそうです!
?しかも、私のトークショウもあるらしい(?)本当かな。ワークショップか?
でも、それだけじゃない。私が楽しみなのは、ターナーの水彩。
20代、初めてロンドンのテートミュージアムを訪ね、そこのターナーウイングでみたターナーの絵画のあの衝撃。あの心地よさ。画面いっぱいに広がる水蒸気の絵画化。 光と水蒸気あの躍動感には圧倒的な快感がありました。
今回の展示はそれほど大きな作品はこないかもしれませんが、だからこそ、実は水彩。「なんなく、自分も描けそう。手が届きそう。この絵を真似してみたい」。の筆頭にあたる画材です。紙と水と、小さな絵の具があれば。
.....この秋、水彩画を始めてみませんか?心の色彩を紙に映すだけでも楽しい。夕陽の色。森の緑。デッサンや遠近法はこの際無視しても、色のにじみの楽しさで遊ぶだけでも。
でも、水彩は使用する紙が、ちょっと大切。私は、ARCHES水彩紙 。先日、パリのセナリエで買って来たセナリエ水彩紙もいい。いい紙があると、それだけで画材のノリがいい。仕上がりが違います。
(これは、レンブラント水彩絵の具をウエットインして、乾かしてから、オランダで買った蛙のビスタチオ・チョコを並べたもの。そこで写真を撮ると、また、ちょっと楽しいでしょう? 残暑見舞いのカードにいかが?)
水彩独特の楽しいテクニック、ウエットイン(水で濡らしておいた紙に色を乗せてさーっと色にじみを作る)なども、紙さえいいものなら、素敵に仕上がる。
絵の具はなんでも良いけれども...、といいつつ、私の水彩えのぐは、ほとんどがイギリスのウインザー&ニュートン、オランダのレンブラント絵の具、これは以前、オランダへ行った時に買い集めた。
寄せ植えでも、庭の一隅でも、色をつけて。さあて、来年の春はどんな雰囲気にしたいか。スケッチを描き、そこに色を乗せるだけでも、「ああ。もっとこうしたい」具体的なイメージが沸くから不思議です。
積極的に、絵を描こう!この秋は。
August 19, 2012
何十年もの間、続けている私の髪のアップスタイル。これだけ続けていると人からよく聞かれる。「どうやって作るの?」でも、この説明しがたいヘアスタイルは、誰かに基本を教わったものではなく、私だけのオリジナルで、独特のセット方法があり、人から教えて欲しいといわれても、難しい。
こればかりは、髪質(細くて多い。コシがない)ゆえの適当さで守られて来たスタイル。私が美容師さんになってその髪型を他のひとに同じように再現するのさえ無理かと思う。(でも本当のプロにはできるでしょうね!)
で、そんな長い何年かで、思いついた「すごワザ髪留め」があるので、本日、私のブログ読者だけにご披露したい。先週、素敵なコメントをたくさんいただいたお礼と、息子が部活の合宿で5日間も留守をしたので、そのすきにまんまと作ったのである。実際に具体的に思いついたのは一年近く前なのだが、ずっと忙しくて着手できなかった。
用意するのは、コーム型髪留めと自分の髪の色に近い太めのヘアゴム30センチくらい。ゴムの長さは需要に応じてもう少し長くてもよく、この定規によって推し量って。コーム型髪留めは、浅草橋の貴和製作所で一個168円。ゴムはマツキヨや100円ショップでだいた100円くらい。
基本の構造はこれで終りだけれども、ここにビーズや花のアップリケなど、好きなものを付けて完成。私はここに、茶色か黒の小花を取り付けたいのですが、まだ材料が手に入らないので、この写真は純粋な基本構造、ファンクションのみ。収縮性のある糸でビーズや飾りを縫い付けて行くと良いと思う。
そして、開発はここが起点で、実は、ここにファブリックをつけた「シュシュ風飾り」バージョンや「毛糸のモヘア風」バージョン、ゴムをトレリス状に編み込んだ「ネット型」もある。コームの挿す位置や向きによってバリエーションが生まれ、なかなかの出来だ。今後は商品化か???などと、考えて、そのデザインを展開中。年末には、お披露目をしたいなあ。と思っておりますが、実は、この髪留め。髪をとめるだけの道具ではないのだ。
(写真上、うなじの後れ毛のデタラメは見ないふりしてください)
このヘアスタイルにはヘアピンは一本も使用していません。クルクルと夜会巻きに毛をねじって内側に入れ。コームを内側に寝かせてはめ込む。
後頭部や前頭部にこのダブルスコームを入れ多少ゴムで引っ張ることで、顔の皮膚が後ろに引っ張られる。他人は気づかれないが、自分にははっきりとわかる顔の張りの違いは見事なもので、40代以降の女性にとってはノーベル賞ものの発明だよなあ。と、ひとり「ウッフッフ」と、思って来た大発見。目がきゅっと上がりますよ。
また、このダブルコームスは、ロングヘアの女性だけでなく、ショートヘアの女性にも装着可能。だって、後頭部の飾りなんだもん。と、いう程度のものなのに、効果はだれにでも絶対にある。
ガーデニング作業で下を向くと髪が落ちて顔にまとわりつくイライラからも解放される。実はこれには、さまざまな留め方があり。頭上に挿したスタイルもなかなか良いし、クロスステッチよろしく髪を編み込むのもオツだ。でもその全部をブログで紹介するのは大変すぎる、そのうち、雑誌で取り上げて頂くか、商品化したらブックレットなどでご披露したいと思っておりまーす。しかし、こんなことしてるよりも、もうすぐ大好きな「暮らしの手帳」誌のインテリア撮影が我が家であり。部屋の掃除をしっかりやらないとー。
多分、似た様な発明はこの業界には既にあるのかもしれない。美容業界のインベンションって凄いから。しかも、登録商標をとるようなガッツはないので、あとは不明でありますが,,,,,。今後の私の新たなプロジェクト、衣食住のうちの「衣」に力の入る、第一歩でありました。見た目も、お金をかけなくても、アイデア次第でずっと楽しくなるはずよ〜。というメッセージでした。
東京丸の内のバーンジョーンズ展。無理しても、行けてよかった。
丸の内のあの界隈の雰囲気が良いし、駐車場は車が止めやすい。電車で行っても東京駅は目の前。皇居が近く自然環境のグッドバイブレーションな地域で、本当に、訪ねることが楽しくなる美術館です。お近くない方には申し訳ないのですが。
それにしても。三菱一号館の中庭は緑の美しいオアシス。ここの外カフェもなかなかいい感じ。
でも、思い出したのは、私はラファエロ前派の絵画、ロセッティやエドワード・フレデリックが好きなのに、時々、絵が似ていて、どの絵を誰が描いたのか解らない事あり(笑)。で、今回も、バーンジョーンズさんの絵も、ヘタすると、これって、ロセッティじゃなかったんだー。って、ぼけた反応。そして、ジョーンズさんの絵がさほどうまくない部分に、妙に共感。
家族三人が美術館を出た後の感想も、もっぱら絵の技術の話になってしまいました。
このところ、どこへ行くにも家族三人。夏休みは常にレッツゴー三匹状態です。
「お腹空いたね」。どこへ行こうか。
築地場外市場の寿司か、イタリアンか、鳥丼屋に行こうと話がまとまり築地へ。築地は銀座から数ブロック離れただけ、歌舞伎座のちょっと先、なのに、まったく雰囲気が違う面白い区域です。仲良しのカメラマン、Tさんのスタジオがあるので、いろいろ美味しい店を教えてもらってありました。しかし、本日はあいにく、お盆+土曜でシャッターの閉まる店目立ち。こんどはぜひとも、イタリアンの「ロ・スコーリオ」へ。980円のランチも良さそう。このところダイエット食でしたが、久々にごちそうを。
運良く開店していた、静かにジャズの聞こえる、築地虎杖別館へ。築地名物の海鮮ひつまぶしは、三段階の食べ方をする、最初はちらし寿司で。次に雲丹を湛然に潰して混ぜて混ぜてウニ丼。そのあと混ぜてウニ丼茶漬け。おいしかったー!
それにしても、バーンジョーンズ。19世紀〜20世紀のイギリスの庭を知る上で、ウイリアムモリスと共に要チェックなアーティスト。下は我が家のモリスルーム。オダマキとデージーの柄ですが、これと同じ柄が、ジョーンズさんの絵のなかに登場していた。
私が特にジロジッロと厳しい視線を飛ばしてしまったのは、絵の中の地面のあらゆる隙間に散りばめられた植物の品種。オダマキ、野バラ、カレンデュラ、ポピー、デージー。もとより、良く知っていた世界を、間近、未直に観賞できたことに大満足。悔しかったのは、この展覧会を去年見てたなら、今年のバラショウはもっと充実できたのに。と。だって、絵のなかに使えそうなシーンが一杯あったのです。
庭を作るうえで、絵画作品から模倣出来るアイデアは限りなくある。
ここにあるのは、エドワード・フレデリックの「いばら姫」。バーン・ジョーンズの「いばら姫」は三菱一号館のHPを見てね。素敵でした!オダマキの花の配置は、モリスの壁紙とおんなじ描写だったように感じた。
英国園芸界きってのガーデンライターであり歴史家のペネロピーホブハウス女史が、90年代の一時期に精魂傾けたティンティンハル・ハウスは、オードリーヘップバーンが最も愛したイングリッシュガーデンとして知られていますが、彼女がティンティンハルを辞めて、ヘッドガーデナーが変わってしまってからは、かつての庭も、見る影もない。
しかし、在りし日の庭。ホブハウス女史管理による全盛期のティンティンハルは輝きに満ちていた。女史は、来る日も来る日も、印象派の絵画における色彩の効果を研究し、それを庭に投影したというのです。
1994年頃。庭を見て感動した私は、後から女史の著書を読み漁り、多いに影響を受けました。光の反射の効果を計算し尽くして配置された植物の植栽は。まさにモネか、ゴッホか、セザンヌの絵のようでした。上記のフレデリックの絵も、明暗のコンポジションが素晴しいでしょう。
さて....、今日も暑かったですね。
お出かけも、自宅も、麻の服が欠かせません。今日は、先日、サンジェルマンデプレのFREEGOで買ったシャツ、初着用。こんなAラインのロングシャツをずっと探していたのでした。これから10年以上は着続けそうです。ずっと短めのスリムパンツが定番でしたが、最近、長目のスリムパンツ(くるぶしで、たるむくらい)を履くようになった。
それは、シャネルのコレクションを画像で見て、とても影響を受けた。ため息のでるほど素敵なコレクションでしたので、リンクしたいのですが、フリーかどうか不明なので。興味のある方は、chanel paris bombay でグーグルしてみては?空間のデザイン演出、メイクもコレクションも素敵だったー。実際に、今日の私とは似ても似つかないのですが--.ぼけーっと、みゆき通り、読売新聞社の前に立っています。
August 18, 2012
今日もまた高温注意報発令。そんななか.......。屋上の花は超元気です。
ほんとうに、たくさんの愛あるコメントを拝受いたし。ありがとうございました。
まさに予想外の、何百という励ましの言葉を....。 しかも皆様長文コメント多く。お時間がかかったことでしょう。文章がうまいし中身が練られている。嬉しいコメントがいっぱいで、ほんとうに胸が熱くなりました。コメント、やはり今度から公開にしたほうが良いのかとも思う。そこには、素晴らしい言葉がたくさん登場していたから。
心から、同胞多し、ありがたく
本当は、今日は、こんなに暑い一日で、高温注意報もでたのに、それでも健気に咲いた我が家の花をご紹介して、今日のブログを終わろうと思ったのですが。おそらくブログ史上最高のコメント数。それで、まずは普段の話題に戻れないと思った次第です。 (明日以降はぜひ、日常へ )
事の発端になった方も、ご本人はきっと、悪気なんてなかったのだろうと思います。でも、一瞬単純に、反感を抱かれたのでしょう。お仲間も、みんな反感を感じたと書いておられたように受け止めましたが。
で、あれがいけなかったんですよね?
話の発端は、センスの話でした。
いまさら蒸し返すのもどうかと思うのですが。真意の補足を。私の勝手な造語「好きが多いは幸せ。嫌いが多いは不幸せ」のフレーズは、自分では良い思いつきだと思っていましたので、思い切って発表したんですが。おそらく、そのあとの「センスの悪いものは愛せない」のフレーズが、いけなかったみたいですね。
でも、そこで、言いたかったのは、実は私、なにを隠そう。嫌いなものが結構多いのです。だけども、そんなに嫌いだらけじゃ幸せになれないよと。だから、それ以上に、大好きなものがたくさんある方の、自分の良いところをほめてあげよう。だって、それはみんなにもいえるんじゃないかと。だから「好きが多い」で「嫌いが多い」を打ち消す意味もあった。では、「嫌いが多いは不幸せ。好きが多いは幸せ。」と、したら、もう少し良かったか?
で、ここからはさらに反感をかいそうですが、私の嫌いなものの筆頭は bad taste 。好きな筆頭は、good taste あるいは、通俗的なものはほぼ嫌い。その辺りは、笑いながら読んでいただけると嬉しいのですが、たとえば、パチンコ店的な景色やネオン、そこから漏れてくる音とかも本当に嫌い。でも、そういうのが平気な人や好きな人には申し訳ない。でも、まあ、それは人それぞれ。
本日の教訓。
ネガティブワードは、いかなる場合も、使用しないほうが良い。
それは、捉え方一つで、今、読んでいる方が「自分が悪く言われているように感じてしまう」ことがあるから。それは、まったく予期せぬときに、自分が悪く言われているように感じることがある。
と、いうところが、非常に考えさせられた点でした。そんなつもりは毛頭なくても。いや、そんなことない。もっといろいろなことを言っていいよ。という方もあるでしょうが。
しかし、多くの方が 今回、たくさんの励ましの言葉を贈ってくださった中で「99.9%は共感する人ばかりのはず」と、書いてくださったのでした。同時に、言葉はどこまでも身勝手に泳いで行ってしまう傾向がある。
実は今までも必ずといって良いほど「良くない」とか「だめだった」とかのネガティブ発言には、反論のコメントを頂いてきました。それは、解る気がします。私個人は新聞の投稿欄はおろか、ブログのコメント欄にコメントを送るってことを滅多にしないし、送るとすれば、知り合いのブログに、あまりにも賞讃したいときだけ。
で、さっきの話に戻りますが、その労力よりは、素敵だったこと、好きなもの、いいと思ったことを、その何倍かの、エネルギーでたくさんご紹介したほうが、みんながハッピーになれていい。
「好きが多いは幸せ者」は良いけれども、その逆は...。
まったくもって、バカみたいに率直な事を書いていますが、文字通りの Stay Foolish 。これを読んでくださった皆様が、それにより、いろいろな意見をもったり、考えを巡らすのも良いと思うし、物事の考え方って、率直な反応から、1周2周して戻ったり先回りしてきて、違うとか合っているとか。それは、それぞれの考えで良いことと思う。
さて、しつこいけれども。今日も炎天下は驚きの40度でした。水やりは朝の6時か、夕方の6時のみ。ホースの中は熱湯だ。とても昼間は屋上にいられない。それでも、屋上の植物たちがこの暑さに負けず、花を咲かせている様子に、いつもながら感動させられます。
プランツエコロジーとは、それぞれの栽培環境に合った植物を選ぶ事でもあります。
プランツエコロジーを考える事は、それを学ぶ事。トライしてみる事。適材適所に配置することで、植物は、驚くほど美しくも健やかに育ちます。
結局人間もそれと似ている。試行錯誤しながらも自分の適材適所を発見すること。それで、自分本来の力を発揮できるし、健やかで幸せな暮らしができるのだと思う。
だからこそ、自分らしい発言や表現、なにかしら美しいものや新たな発見。どなたか喜んで共感してくれそうな生態系を感じながら、発信していくのもひとつの方法。
で、類は友を呼ぶ。今回いただいたコメント、何百ものコメントが、実はとても似かよったなにかひとつの道に通じるような優しさに満ちていて、ここにも、プランツエコロジーのような法則が生じているのかもしれないと思ったのでした。
謹んで、お礼を申し上げますと共に、今後とも、よろしくおねがいいたします。
ところで追伸です:大変!絶対に行きたかったバーン・ジョーンズ日本初の個展、明日が最終日です。三菱一号館美術館です。先週、家族で東京丸の内に行き、パリでそうしていたように、夜のカフェにいた。それが三菱一号館美術館。なんとかして行きたい。この美術館と、三菱一号館の雰囲気が好きです。バーンジョーンズが行きたと同時代に建った三菱一号館で観賞することも素敵な体験。ダイエット中なので、エシレのバターは買わないけれども。今年のバラとガーデニングショウのテーマ「いばら姫の庭」のインスピレーションのもとになったのが、これらバーンジョーンズの絵でした。