October 2012
October 30, 2012
今朝、今年一番の冷え込みだったそうです。一挙に冬が近づくようで、もっともっと、秋を堪能したいですね。外にでないとね。
先日の横浜イングリッシュガーデンでは、たくさんの方々から嬉しいコメントを戴きまして、ありがとうございました!先日の様子もウエブ上にアップされました。
バラの美しい、横浜イングリッシュガーデン。実は、私も詳しいことは知らなかったのですが、横浜イングリッシュガーデンの現在の運営は(株)テレビ神奈川さん。見事なバラの栽培に関しては、プロ中のプロ、ペレニアルの河合さんのプロデュースです。植栽植物も、ほぼ全部取り替えたのだそうです。
(一期咲きのバラは秋はおやすみ中ですが。ぜひとも、来年の初夏を、見てみたいですね)
ですから、以前の植栽とは、その後の管理もすべて違うものになったと思ってよろしいのではないでしょうか。現在のガーデナーの皆様の一生懸命な努力を私たちガーデナーは、十分に評価していきたいですよね。良いのに、知られていない物事があれば、できるかぎり、その努力が報われるようにと。
また、11月3日からは、ハンギングバスケットコンテストがあり、見応えありそう!レストランも充実して、一日楽しめそうですね。横浜駅から専用送迎バスもあります。
実は昨日、横浜イングリッシュガーデンのスタッフさんから、写真が送られてきました。本当に、夕陽の美しい時間でした。ベルベティトワイライトと一緒に。やはり、バラは、香りを楽しめるのがいい。
ウィッチフォードポタリーのジムキーリングさんが作ったコーナーが、以前と同じ様な感じに残っているようです。やはり、植木鉢に併せてオレンジ色の花が似合いますね。
さてと、本日、町田ひろ子アカデミーで講座。実用的なお話を中心に。インテリアのお話も。
次の日曜日 11月4日、愛知県のナゴヤハウジングセンター春日井会場 にて
ガーデニングスペシャルトークショー 『イングリッシュガーデンの魅力』
●時間/(1)11:00(2)14:00
●場所/Aブロック広場
・コンテナガーデンの植え込み実演
・コンテナガーデン&著書プレゼント抽選会
(私の作った寄せ植えを抽選で2名さまに、今年は、もう少し変わった品種も準備してね。と、お願いしましたが、その場にある品種だけでアドリブ制作いたします)
そのあと
・モデルハウスのお庭を見ながらワンポイントアドバイス
のスケジュールです。お近くの方はぜひ、お待ちしております。
下の写真は去年の写真。所長(右)講座に来て下さった方々、アリスガーデンさんと。
また、ただ今、Bunkamura ミュージアムにて開催中の「巨匠たちの英国水彩画展」会場にて11月22日(木)夜19:30〜「英国の豊かな暮らしとイングリッシュガーデン」のトークショウが開催されます。
夜の美術館が特別に楽しめる仕掛けです!(さくじつはシステム故障だったそうです。まだ募集中です!!)
ただ今、来春にむけて新しいデザインワークで盛上がっているのですが、参考になるのが、ターナーの水彩画。やはり、本物を見ないと!大好きなウイリアムブレークの水彩も来ています。12月9日まで開催中。ぜひ!
October 28, 2012
昨日は、バラと季節の花達が美しく咲き誇る、横浜イングリッシュガーデンにて、ガーデン講座開催。
またしても、たくさんの素敵な皆様にお集りいただき、本当に、ありがとうございました。
お庭、本当に素敵でした! 皆様もまだ記憶に鮮烈だと思いますが、あんなに暑かった、コガネムシやバッタの多かった夏を越して、今まさに咲き誇る花たち。素敵!ここは横浜です。
チョコレートコスモスが、遠路の色調と素敵なコントラスト。
ダークレッドのダリア。黒蝶かな? 素晴しく白い建物の壁に映える。
カラフルなコスモスのゾーンも秋の夕日に映えて美しい。
それぞれにゾーン別の花色の色彩計画が、常時1〜2系統色に統一され、個々の花と全体がうまく調和して、素敵!選ばれている植物の絞られ方も参考になります。
花とカラーリーフのバランスも素敵!
色調が本物と少し違うのですが、私の命名したベルベティトワイライトも見事な咲きっぷり。
現在、このバラ園の総合監修、ならびに、このベルベティトワイライトを作出され(もちろんほかにもたっくさんのバラを作っていらっしゃる)河合伸志さんと。
いやあ、今回は、つくづく思いました。こんな厳しい夏を越して、来る日も来る日も雑草と戦う日々。そんな労力の結果にこの見事な花の庭。自分は汗一滴流さず、この庭を拝見できるというありがたさ。
誰かが頑張って作った庭。それを見せていただくのは、本当に素敵なこと。今秋もまだまだ美しい横浜イングリッシュガーデン。まだの方はぜひ! そしてさらに、来年の5月も、またまた見事な開花が期待できそうです、再度伺うのを楽しみにしていますー!(いまのところ、ゴールデンウイークの講座開催予定です)
横浜イングリッシュガーデンのみなさま、お庭を作ってくれてありがとうございましたー!個々に働くスタッフのみなさんもみんな素敵でした!今後とも期待していますー。
October 25, 2012
帰宅して「アゴがシャープになった!」と家族もびっくりの結果。そして、目も大きくなった!
クロワッサン誌では、これまでもさまざまなダイエット法、美容法、健康雑貨の体験をさせていただき、そのどれもが、今の私の、見た目に貢献してくれてきたと思っています。まあ、結構それを続けることが大事。
それは、なんといっても、情報通のエディターたちが自ら実験台になり、「これは素晴しい!」と自ら太鼓判をおした方法。
繰り返すようですが、ポイントは、それを根気よく続けるかどうかです。紹介される方法はお墨付き。
続けるのは、わたしたち。そこなんですよね。それには、モチベーションです。やる気を失ったら、どんなに良い方法を知っていても、やらないと駄目。やり続けないと効果はでない。
今回、教わった方法、詳しくは、本誌が発売になったら是非見て欲しいのですが、
顔に溜った老廃物を、いかにして外に流すか。自分の手でできます。
アゴの稜線、マッサージするとジョリジョリというときは、リンパの流れが悪いときで、この小顔整体を受けたあとは、ここ数日、まったくジョリジョリしなくなった。
特集号では、自分でできる小顔法をご紹介します。ぜひ見てね!
撮影を終えて。カメラマンさん、ライターさん、編集部さん、ヘアメークさん、後ろ右が、整体師の先生。来月の撮影の前に、もう一度、小顔整体をお願いしちゃいました。
マガジンハウスのスタジオにて。
やっと秋らしくなり、夏とは違うおしゃれを楽しめるようになりました。ところが、どんなに小顔整体をしても、秋は何でもおいしい季節。食べると当然太るので、そこが、もっとも大きな問題。悩みのタネであります。明後日は横浜イングリッシュガーデンで講演会!お天気大丈夫かな?
October 23, 2012
しかし、9月上旬に「キクの寄せ植えを」編集部から、連絡を戴いた時
今のスケジュールでは「無理だ」
そう思ったのだけれども、 チャンスを一度でも逃すというデメリットは、計り知れない。
悩んで悩んで。でも
楽をして切り抜けるなんてありえないし、とにかく万全に向かって走り抜けるしかない。今年の秋も2度とない。躊躇のあと、覚悟して「やります!」...........どうにかうまくいった。ああ、よかったー!
しかし、どうにも時間がない。心のゆとりもない。そのまた上に、高温の9月。良い苗が手に入らない。さらに出張留守も多い。(ただし秋は、半日陰に置いておき、朝、水やりをすれば翌日夕方まで持つ)最近、特に寄せ植え制作は、自分ひとりで作らなくてはいけないと思うようになってきた。上手なアシスタントさんも存在していましたが、効率ではなく、これもまた絵画作品と同じと思えば、横で、ディレクションした作品も、違うのかなと)
でも
大きな問題だと、思うこと、ひとつ。
植物の出荷時期。
常日頃、不自然に思いながらも、目にしている植物の出荷時期の違いについて、みなさまもお気づきでしょうか?
温室で開花した花が寒い時期に出荷されるのは、まだいいのですが、寒冷地で咲かせた花が、早めに熱帯地に出荷され、そのまま気温が高い状態だと、そのあと、どうなるか。今回、とちぎのわんぱく公園でも、そういう株があって、使えないものを買っていました。
実は、私の自宅の庭では、まだ菊は咲いていません。かなりの蕾の数は認められるけれども。
しかし今、園芸店に行くと、菊の鉢ものは既に終了か、咲き終わった菊が特売になっている状態なはずです。自然な開花状況ではないから、後でトラブルがおきやすい。
鉢植えの菊の出荷は、なんと!9月の敬老の日に焦点を絞って出荷されるそうなのです。
5月の母の日に集中出荷するのと同じですね。
これもやはり、寒冷地で短日栽培されるわけです。
(エクセレントマム ピコシリーズ、とてもかわいい!東北で育った株だそう。入手できたのは9月下旬。で、今は、ちょっと厳しい状態。それでも、どうにか、064 の液肥とバイタル剤を霧吹きしながら、切り抜けたけれども、こんなにかわいい花は、少しでも長く楽しみたい。今後は、涼しくなった時期の、10月中旬に出荷してほしいなあ)
で、東京の9月はまだ、夏である。それで出荷後すぐに株が痛みやすい。本来なら11月まで咲くものが、10月上旬で不調になる。
今年の9月はさらに、暑かった。お彼岸がすぎて少し涼しくなったと思ったらまた暑い日々、そして台風。厳しい自然状況のなか、秋らしい穏やかな寄せ植えを作るには、脇役の選択肢も少ない。花持ちが悪い。バッタも多い。
とにかく、自分に与えられているわずかな時間で、車で50分以内で行ける園芸店、ガーデンセンターを走り回ったが、いずこも、もうひとつだった。
寄せ植えを作る時、植物の色彩や形質に加えて、その品種ならではの「テーマ」も必要だ。
今回は、菊の花を引き立てるカラーフォリッジ。と、菊の花に似合うキク科の花たち。テーマが決まると、選ぶ植物の選択肢が少なくても、平凡な材料でも、バランスよく寄せ植えを作りやすい。
そして、関東地方、昨日は穏やかな快晴。
カメラマン、川部米応さんの写真は美しい。見て欲しい花の角度やモニターに写った時に感じる寄せ植えの欠点などを指摘していくと、根気よく撮り直しをしてくださる。やり直しをお願いするのは、心苦しいが、それを3度か4度。いつもそうして、寄せ植えの撮影をしてきました。そのキクの寄せ植えは、来秋発売。これもまた根気のいる長丁場の仕事です。今年に入って表紙のデザインやレイアウトも新しくなって素敵です。園芸ガイドをよろしくお願いします!
もう駄目だと、思ったり、まだやれると思ったり。先日亡くなった俳優、大滝 秀治さんのお言葉ですが、非常に心に響いてきました。限界ギリギリで生きて行くと、いうことなのだと思います。
さて、短い時間に言葉足らずな記事ですが、今日は、「GLOW HERB 」最後の校了紙チェック!そしてそのほかの締め切りも山積み。そして、風邪を引いた!あちゃー。耳鼻科を予約済み。カブちゃんを獣医に連れていくのも今日だったー。なので、読み流してね。
October 21, 2012
宮崎での印象的な体験が、ほかの仕事に薄まってしまう前に、宮崎の体験をここに記したいと思います。そして、会場にお越し下さったみなさま、おしゃれで笑顔が素敵でした。嬉しかったです。ありがとうございました!!!
↑ 最初の写真は、宮崎の会場でご紹介いただいた、宮崎で生まれの「青うさぎ」ちゃん。とっても可愛いですね!今年、私もどこかで見かけたら、ぜひ購入し、育ててみたいニューフェースです。
お顔入り。ちょっとイタズラ書きしてしまいました(ゴメンナサイ!)が、このビオラを見た瞬間。まっさきにこんな感じの、ひょうきんなウサギの顔が目に浮かんだのです。こんな個性的なビオラなら、ひと冬じっくりと付き合ってみたいです。
さて、今回は植物を心底愛する、みやざき公園協会の吉田理事、そしてイギリスでランドスケープを学んできた伊藤氏にアテンドいただき、宮崎の植物を見学させて戴いたり、植生や栽培の事を伺いました。熱心なプランツマンのおられるところに、グッドプランツあり。 とても、面白く、かつ勉強になりました。(右が、一つ年上の吉田理事。左が?歳年下の伊藤さん。植物の話で盛上がる。英国式庭園にて)
時間が経ってなおさら良い雰囲気ですね。
みやざき公園協会の温室。ブーゲンビリアが見事に育つ宮崎。150種もの品種をトライアル栽培しているそうだ。ツルバラで建物を覆うような感じで、ブーゲンビリアのランドスケープが可能なのだそうだが、耐寒性の強い品種は比較的に色の濃い品種だそう。白や淡い色調は寒さに弱い品種が多いとか?
個人的には、こんな色のブーゲンならば、自宅の壁をこれで覆ってみたいけれども。
みやざき公園協会の実験農場。ここでは、ありとあらゆる植物のプランツエコロジーを研究するため、栽培実験をしておられる。お話によると、ジニアさえも夏の暑さでうまく育たないのだそう。でも、夏は厳しいかもしれないけれども、逆に温暖な秋、冬、春がガーデニングチャンス、長い期間咲く花を楽しむこともできる気候で、ほかではできない植栽も楽しめそうです。気候と花は選び方次第だと思う。
(青島.の眺め)
(日南海岸。海岸線をずーっと様々な植物のプロムナードが続く)
それにしても、宮崎独特の景観に魅了される。
地元の方々には、もしかしたら見慣れた景色かもしれないけれども、植生の独特に心躍る。
しかし、このフェニックスやパームツリーの維持管理、もの凄く大変なのだそうだ。この太くて大きな葉が突如落ちて車を傷つけたり、そんなことの内容に、その剪定作業が莫大な金額とか。ああー!
私の背丈よりも高いアガベ。ギリシャの景色とまったく同じだ!!!
最後にご案内いただいたのが浦島太郎ゆかりの野島神社。ガジュマル、大迫力の自然の力。
独特の雰囲気、沖縄の御嶽を思い出しました。自然の力と人の配慮がうまく合致しているように感じる景色だ。
さて!おつかれさまでした!と、講演会が終わり、日南海岸の潮風に触れるチャンスを戴きました。
実は、身につけているストールは、一昨日サンプルの仕上がった、私がデザインしたストールです。今、私がデザインテーマにしている朝日や夕陽のグラデーション、ちょうど、テーマとする色合いに近い景色に接することができて大喜び!美しい「いるか岬」の夕暮れでした。
さて、最後になりましたが、宮崎市都市整備部の皆様ならびに、みやざき公園協会の皆様、御世話になり本当にありがとうございました。宮崎ならではの景観や植生ですてきな花と緑の景観が、これからも素敵に増えて行かれることを楽しみにしています!