November 2012
November 14, 2012
年に2回行って来た、自由が丘カフェドイシスのガーデンワーク。お天気に恵まれた11月の中旬。暑くも寒くもない。庭仕事に幸せを感じるような秋の一日。
ナルコユリの黄色くなった葉が美しいと思うのですが、これを、枯れている。と、思われるかどうか。いつも不安です。先日の星の王子さまミュージアムでは、ドライになったアジサイが、お客様から盛んに「何故枯れた花を残すのか?」と、聞かれたので。
枯れた葉の黄変。美しいと思う。ので、刈らずに。
お食事をするフロアからも結構目立ちます。
今回は、パンジーやハボタン、シクラメンを新たに植えましたが、前回に引き続き、アイビーのガーランドの修正に時間をかけました。
一昨年植えた、スーパー・アリッサム、頑張って咲いてくれていますが、これも、切り戻しのタイミングが良かったから?
花の咲いている状態は素敵ですが、常緑樹の樹形やアイビーの仕立てで作る景色は整った印象を作りやすいので、最近の私は植物のフォルムのほうが気になります。
斑入りのツワブキ、こんなに立派に育って。フォルムの異なる葉もの同士を合わせるのも楽しい。
ちょっと気になるのは、最近できた日よけの覆いが庭を暗くして.....。
空間を明るくするべく周囲を白くしていたのですが、それでも、暗いかな。
今日は、新しいブーツで。イギリス製のアウトドア用レザーブーツ(イギリスではカントリーブーツと呼ぶ)、Welligogs 。ゴム長靴は蒸れるけれども、これは群れない。Acquastop という技術で通気はするけれども、水は弾く。履き心地も満点。着脱も楽。いままで、いろいろなブーツを履いてきましたが、これはベストかもしれないと思っています。
昨日は、久々にボタニカのチェックにも行き、植物たちが大きく育っていてびっくり!それもまた後日、書きたいと思いますが、アー今日もへとへとです。明日も早朝から仕事開始なので、早く寝なくては!
November 13, 2012
講演会のお知らせです。以前も一度書きましたが
「家族の絆を結ぶインテリアな一日」と題して
基調講演をさせていただきます。
テーマは「イギリスの庭とインテリア」
その切っても切れない深い関係にある、イギリスの庭とインテリアのお話を。
時は、12月1日、香川県高松市において、13:30から
場所は、アルファあなぶきホール多目的大会議場
お申し込みは
メールで、こちらまで。締め切りは11月22日だそうです!
(株)四国新聞社 Koukoku4@shikoku-np.co.jp
その前日の11月30日に英国王立園芸協会のキックオフパーティもあり。高松行きの最終便に間にあわないので、12月1日は、残念ながら、四国日帰り。香川には行きたいところがいろいろあるのですが、残念です。
November 12, 2012
東京青山のフロムファーストビルにある、ギャラリーウーゴスにて、
【Ayumi Okada “Ronde de fleurs (花の輪舞)展】
会期:2012年11月7日(水)〜11月10日(土)
がありました。 残念ながらイベントは、すでに終わってしまったのですが、そこで、とても楽しいワークショプがありました。岡田歩さんご本人による、バラのコサージュ教室です。
以前から、造花創りに興味あり、勉強がてら参加して参りました。ものつくり、美しいものなら、なんでもかんでも、興味あり。限りある人生。 生きているうちに、関われることなら、できる限り参加しよう。
(参加した私を含めた4人の作品と先生の見本作。どれが先生でどれが私の作品か解りますか?答えは最後の項に)
今は美術館回りの季節でもありますね。実際、なかなか時間がないのですが、時間はあるものではなく、作るもの。ですものね。
先生の模範演技。
完成して、あゆみさんと記念撮影。
実は、今年7月にBunkamura で 開催された渋谷「クライドルフ展」用に作ったフェアリードール、その花と花びらのスカートや背中の羽根を作ってくれたのが、岡田あゆみさん。控えめで洗練された色合いが素敵です。この作品は、あゆみさんのイメージ(左)で作った作品。
一夜明けて、自作の花と、お土産にいただいた花のパーツ。すてきな〜。リベンジで再制作したいです。
というわけで、上から3番目のバラの集合写真では、左前の薄紫色が私の作品で、中央淡いピンクが先生の見本。ちなみに、左奥の白いバラは、ご一緒した、A様の作品。楽しかったです!ありがとう!
(↑かわいい!「森のこどもたち展」伊藤真由美さんの作品11月21日〜24日)
ギャラリー・ウーゴスの展覧会、小さいですが、楽しい企画が一杯。
青山は、プラダやコムデギャルソン、見るだけでもアート作品のように素晴しいブティックもたくさん。時間を作って、お出かけしてみては?ここから岡本太郎美術館や根津美術館も散歩の距離です。
November 09, 2012
11月22日(木)夜19:30〜「英国の豊かな暮らしとイングリッシュガーデン」のトークショウを開催。
のお知らせをしておりましたが、おかげさまで定員となりました。秋の夕べに、英国に学ぶ、暮らしのアートの世界へご一緒に...。
夜の美術館にて。
来春にむけて、新しいデザインワーク、着々と進行中。
毎日、毎日、実はその作業で、めいっぱいの日々を過ごしております。
(これがそのデザインワークの一部で、先日身につけていたストールの原画です)
実は、9月からスタートしたストールの 描画、ペイントの楽しさ、描く楽しさに満ちて、何を見ても刺激されます。。
最初の手描きは自宅で。
デザインの版下作業は、ファッションブランドの本社にて。
表現することの楽しさに満ちています。こういう感覚は、涼しい秋がぴったり。気温がある程度下がらないと思いつかないことでもありますね。
実寸大での展開。テーブルに乗り切らないので、床で作業をしていると....。この子は、ファッションブランド(株)AS KNOW AS社の社員、くるみちゃんです。
仕事中のオフィスに、カブくんもおじゃましています。夏以降、デザインの仕事で、家にいることが極端に減っている私、実は、カブくんは実家で過ごすことが増えています。
華やかな色調のマカロン。これも、描画のヒントになります。
さて! いよいよ切羽詰まる時間のない日々に追われています。
今年最後の講演会は、
12月1日(土)に香川県高松にて。詳細は後日アップいたしますが、四国の方々、年末の忙しい時期だとは思いますが、ぜひに!
さらに今年最後の手仕事講座は、12月4日(火)にたまがわガーデニングクラブにて。吉谷流リース作りの教室です。
12月7日には、星の王子さまミュージアムにて、今年最後の公開ガーデニングワーク。
12月9日に、町田ひろ子アカデミーで本当の意味での、今年最後の講座を終えると、いよいよ、12月20日には、ニューヨークへ向けて出発。来年の国際バラとガーデニングショウの準備も進行中です。
そう思うと、あっと言う間に今年も終り?の雰囲気です。焦りますね。今年やり残したこと、ありますか?巻きに入らないと終わらなそうです。それでも皆さま、どうか、ご自愛のほど!
素晴しい秋の日々ですね。これから、一ヶ月は、良い気候が続くでしょうか?
ただ今、先日伺った横浜イングリッシュガーデンで、 ハンギングバスケットのコンテスト開催中です。
(注*コメントで欄にも「?」を戴いていたのですが、現在は、バラクライングリッシュガーデンではなく、今年1月からは、バラの栽培家、河合伸志さんが全面的に植栽設計を設計し、栽培管理方法も全面的に変わっています。新生ガーデンに注目です!)
写真は、横浜イングリッシュガーデン(略してYIG)のスタッフの方に送って頂きました。
たくさんの作品が集まって楽しそうです。
いくつか写真を送っていただいたなかで
私が印象に残ったのが、
こちらの作品でした。
写真で見るのと実物は
印象が違うかもしれないし
写真の光の当たり方でも全然違ってくるので、写真一枚だけの感想は、乱暴かもしれませんが
寄せ植えも庭の植栽も、
植物の組み合わせ方で、それぞれが素敵に見える。そのコツが.....
光と陰、フォルムのメリハリ(点、線、面、似た様なフォルムを隣同士に植えない等)が大切。彩りは、1色か2系統色でシンプルなほうが、作品の完成度が高く見えるように思えます。
ハンギングをボールの半円立体として捉え、光の当たる左上を明るい色で。右下を暗くし上げるのは実際に光が当たっていない状態でも、そのほうが絵画的にまとまります。
週末のお出かけにいかがですか?