January 2013
January 20, 2013
ニューヨーク以来、どうしても冬の寒そうな写真が続いて....。写真でちょっと元気な気分も味わえるのでは?と、夏の、ホットカラーの庭を掘り出してみました。まずは、有名なシシングハーストのホットカラーガーデン。
高知県牧野植物園に、去年私が作った「花皿鉢」のホットカラーのコーナー。
これも上に同じ。
北海道の梅木あゆみ率いるコテージガーデンさん制作の寄せ植え。ノーザンホースパークにて。
同じくコテージガーデンさんで作ってるナスタチューム。きれいな色ですね。
星の王子さまミュージアムの赤のコーナー。このジニアもコテージガーデンさんから。
同じ場所にて、この間の12月。
このジニアも同じ出所。
我が家屋上、去年の夏の様子。サントリーナが毎年凄いです。
ガイラルディアも丈夫で長生きですね。
こちらのガイラルディア’ファンファーレ’の丈夫さはまたピカイチでした。ハルディンさん作。
このニコチアナも今年のバラショウに使いたい候補。オランダにて。
アキレアも大好き!我が家の屋上でも、毎年でてきます。これはオランダにて。
シシングハースト。ソリタゴでしたっけ?あのフワフワを背景にヘメロカリスとは、王道を行くレイアードです。
私は、この色のキンギョソウがなんであるか?知りたいのですが、ご存じの方お知らせ下さいますと助かります。茎がワイン色です!今年のバラとガーデニングショウで、「オードリーの愛した庭」のなかに、「THE HOT BORDERS」を再表現するからなのでありますが。(もちろん、ほかに「THE PALE BORDERS」もあります。お楽しみに!)
去年のバラとガーデニングショウで発表された「バルサイユのバラ」名前通り!の風格。
最後に、私が元気をもらう写真です。ベスさんにありがとう!ああしかし、もっと日の当たらないSHADE で写真を撮ってもらうべきだった。
生涯の記念写真だったのに。でも、おひさま、さんさんもいいのかな。
ベスさんのロングライフを今年も祈念しつつ、さあー!!!頑張るぞう!!!
January 19, 2013
大寒を過ぎて、一年で最も寒い時期ですね。みなさまはいかがお過ごしですか?
私は先日の東京での大雪に、心身共に降参。で、失礼しておりました。
(これは、1月15日、東京に大雪のあった翌日ですが、気温が低く雪が溶けません。原宿駅近く、丹下健三先生の建築にも雪)
雪国の人が読まれたら笑われそうな脆弱さです。帰宅困難体験。初めて。
車のタイヤがスタッドレスじゃないのと、その日はチェーンを搭載していなかった。その日、いつも通り天気予報はみていた。深刻な雪予告はなかった。雪にも雨にも強いウェリーズを履こうか迷った末に、いいや、車だから歩くのはわずか。と、ツルツルの皮底の今一番おしゃれなシャネルのブーツで家をでてしまった。ちょっと、薄着だった。いいや車だからと。あ”ー!その後、吹雪の渋谷を歩くとは!ホテルに宿泊させて頂くも、翌日は、AS社の屈強180センチ以上の男性陣にシャベルで雪かきをしてもらい車脱出。しかし、その日も道路上の雪が溶けず、帰宅に必要な中央道は、悪夢のチェーン規制。シャネルは水浸し。結局自宅に帰れたのはさらにその翌日の水曜日の夜でした。
(夜明けの渋谷。眼下に見えるのは、閉鎖中の首都高速)
備えよ常に!とか、後悔先に立たず。とか、転ばぬ先の杖とか、 そんな言葉が走馬灯のように脳裏を何百回も大回転スラロームしたほぼ一週間でした。いえ、転びそうになりながらも転ばなかったのですが、その後数日で体調を崩しまして、それでも、昼は仕事だけは続けてきましたが。
きっと、反省せよ!と天の声でしょうね。
(降雪から3日後の東京都心。電車はスムーズなようでしたが、車の渋滞があまりにも酷く、幹線道路をよけると激しくスリップする道をノーマルタイヤで走るはめに。わだちの中を人も自転車も)
あの日も(前回のブログを書いた14日)疲労の限界を超していたのに、カタログ撮影のことを書きたくて。ブログを書いていたのも、追い打ちをかけてしまいました。いわば自分で自分を追い込んだ。
寝る前にパソコンに面と向かうのって、よくないですね??? i-pad やスマートフォンも同じですって。
そのあと、安眠しにくくないですか?
みなさまもどうか、寝る前のパソコンにお気をつけください。
(表参道にも呑気な雪だるま)
....それで、このたび、ひとつ決めた事があります。
夜8時以降は、極力パソコンを開かないと。追いつめられの原稿のみ!メールも見ない。
この「ブルーライト」っていうのですか?デジタルディスプレィから発せられるブルーライトは、目や体にかなりの負担をかけているそうなのですね。最近まで、知りませんでしたが、その光の害から守ることのできるブルーライト用の眼鏡が凄く売れているとのニュースを知ってからです。
ニューヨーク滞在中に、どなたかがコメントを下さいました。
「夜中までブログを書くのは、ブルーライトの影響もあり。時差ボケも治りませんし。体によくありませんからご注意を!」って。ありがとうございました。
本当にそうだなと思いました。
(ニューヨークの雪は旅人にはロマンチックでした)
いままでは、やむに止まれぬ情熱で、夜中に書いてしまっていましたが、それを、ここ数日は、我慢していました。そして、どう考えても、どう時間を節約しても、するべき仕事をやり終えることもできずに、常に 午後8時はとっくに過ぎてしまいます。それでも、とにかく午後8時以降の「ブルーライト制限」を実践していこうと思った次第なのであります。
これは、もともとの不眠症を改善するべく、新たな取り込み(大げさだ!)でもあり。
人類の歴史にパソコンは浅い。その利便性は計り知れないけれどもその副作用も計り知れない。
以前は昼間にブログを書く時間もあったのですが、今は本当に、難しくなって参りました。
そして、そうなんですよ!前回のブログ記事。と、いうわけで、私もそれは既に修正をかけてお願いしていたことではありますが、私のブランドのレギンスがちょっと細すぎです。私は普段、自分で既製品で購入するパンツもかなりの確率、自分自信でミシンでパンツのワイドを修正しています。
(これらのレギンスは、ちょっと作りがタイトすぎますね。ストレッチ性が高すぎて相当細いパンツを私でも履けてしまうので、腰回りはゆったりなのに、足周りがキツいので横に線がでるのはいけません。しかし、この作りが太めになると、今度はなさけないデコボコラインができます。なかなか難しいのですが、本番は、サイズ展開がありますので、ぜひご自分にあった太さを納得いくまでご試着くださいね。カタログ&ネット販売もありますが...)
このパンツはかなり気に入っていたシルエットです。丈の長さはその人により、微妙にありますが。
膝のあたりをタイトにして、くるぶし近くは少し広げて膝から下がシガレット状のストレートになるようなシルエットが、もっとも足がきれいに見えるパンツのスタイルだからです。今回の、このレギンスは、もともとタイツに毛の生えたようなシロモノではありますが、それでもタイトすぎる仕上がり。素材が柔らかいので筋肉のラインまででてしまいます。
ブーツを履くなら、これでいいのですが。
冬はこれに決まりますよ!厚手のタイツの気分で。
これは、「L サイズ」です。ほかのは、私がMを履いていました。
さて、問題のレギンスは、撮影に間にあわせる為のファーストサンプルでしたので、今後の改良は時間の問題なのですが、コメント欄には、非難轟々!「シャツはいいけど、ボトムスはNG!」って強烈なご意見入りました。個人の好みもありますが、美に対する真摯な態度です。ありがたく拝受。おっしゃる通りです。これは、改正すべき問題点だったのですが、とにかくまだファーストサンプルしかありません。
(オリジナルデザインのボタンも仕上がって参りましたよー!かわいいでしょう?球根水仙の球根が牛の乳みたいなのも、実は気にいってます。日本のメーカーさんは凄いです!日本のモノ作りの現場の力強いこと!感激の連続です。)
(鏡に映っているのがパターンナーのTちゃん。超優秀です。いつもモデルをしてくれるMさん、スタイル抜群なので、服の欠点を発見しにくいかもと、最近思う)
それにしても、
ブログの掲載は、こうした細かい細かい言い回しやら、言葉上のフォローも、私が疲れていたり、焦って書いたりすると、65%の完成度で「公開」に踏み切ってしまう事が多いのです。
その結果「後悔」多し。
その翌日には6000のアクセスがある。って、解っていても、最後に力尽きるのがいけません。
ならばいっそ、力尽きるほど余裕のないときは「書かない」「無理しない」と、いう方針もありかと。
と、仮に決めてみたのでした。本当に、このファッションの仕事を初めて以来、空前絶後の時間切れを日々味わいます。
.....で、今後しばらく「書けない」日々が続きそうな気配。
でも短い時間でも、いい感じで書けそうな感じだったらちょいちょいと。
ブログって、第三者の校閲がない分、案外難しいですね。
(黒バージョンもありますが、セーターの上でも、素肌でも。しかし、素肌にして陽に焼けるとどうなるでしょうか???責任は持てませんごめんなさい)
そして.....。
みなさまもどうか、ブルーライトにご注意。それから、体を冷やさないようにご注意。自分を鞭打たないようにご注意。この時期、都心といえども、車には常に、シャベルとチェーンとウェリントンブーツの乗載を。
お出かけにはマスク。急の雪には帽子かストール。ホカロンもやはりあるといいですね。この1週間、体の前後に常設中です。それから、地震への備えもね。忘れた頃にやってくるというから。あまり考えたくないけれども。備えよ常に!と、ひとから言われても、あまり嬉しくないのけれども。これも、
気づき。の一環でした。
January 14, 2013
カタログの制作は、当然プロのモデルさんを起用したかったので。
カメラマンの加藤新作さんが「マリエスタさんはどうか」と言ってくれたとき、直感的に、それは完璧な提案であると思ったし、その提案が可能になるようにと、その時は祈るような気持ちでした。
ずっと以前から、さまざまな雑誌で拝見するマリエスタさんが好きでした。
ですから、それが可能になったときの嬉しさといったら...。
しかし、本番になると完成にむけてシビアな雰囲気、空気が張りつめます。ヘアメークさんの仕事以外の、スタイリング。服のシワのよりかたやドレープの付け方。どうも、外は大雪のようなんですが。
私の服の発想の基本はすべて、草花から。ユリだったりスミレだったり。ですから、それを着るひとは、その花の精みたいに感じられる。清潔感があって、優しげで少し儚くて。
さてしかし、さすがに本物のモデルさんの立ち居振る舞い。その存在感の美しいこと。私もモデルさんみたいなつもりの事もしてきましたが、やはりプロは、全然違います。
ちょっとした動きで、服に魂が吹き込まれるよう。
あー!きれいだ!素敵だ!かわいい!思わずため息が溢れます。
おつかれさまー!ひゃー!緊張してドキドキした私です。マリエスタさん、ありがとうございました!!!(私は朝起きて10分で家を出たので今日は.自分の作り込みは..ちょっとね..できなかった)
さあて!朝7時に全員集合で始まった撮影の終了が16:00。なんと東京は積雪7センチ。国道246は既にマヒ状態。私の車は積もった雪と、雪と風で切れた電線に通せんぼされて、コインパーキングからついに出庫できず...。余裕なくて、それは写真どころではなかった。タクシーも捕まらず、遠い自宅への帰宅は諦めたものの、その後、私に付き合ってくださり、A社長、Tさん、女3人で、吹雪の渋谷を遭難しそうになりながら雪中行軍。今夜は、渋谷のセルリアンタワーにお泊まりさせていただきました(ありがとうございました!!!)。明日は雪....溶けてくれるでしょうか?
January 13, 2013
おだやかなくらしと
ガーデニングのすすめ。と題して講演会があります。
こんどの土曜日(19日)。パナソニックリビングショールーム大阪 にて
「新春リフォームフェア」で講演会を行います。
時間は13:00〜14:00。予約制なので (06-6834-1121) お電話いただいた時点で、満席の可能性もあるのですが、同じ日、笑福亭瓶吾さんの落語や似顔絵絵描きさんや風水相談会など。内容も充実。楽しそうです。
ガーデニングって、自分自身が楽しめる趣味でもあるけれども、実は、自分を磨きながら、他者を楽しませることのできる「特技」でもあります。それは、気持ちの持ちようひとつ。
どんなことでもそうですが(ブログも)「楽しんでもらえたら嬉しい」「喜んでもらえたら」そういう心でスタートする物事には、実は、あらかじめの「コツ」や「学び」、勉強も必要だと思う。
それは、他者の価値観も含めた広い視野とか、見聞とか、そんな「ものの見方」が必要。私は、そんな価値観そのものを、英国から教わった。
そして、人生は、知ることや識ることも大事ですが「気づく」ことこそが、相当大事なのではないかなあ、とずっと思い続けています。この間も、気づくためにニューヨークへ行ったのですが、そこで、いろいろ気づいたけれども、でも、ガーデニングなら、やっぱり英国!!!
私が英国に住んで気づかせてもらった、或は、その後も英国を訪問するたびに気づく、英国のガーデニング事情の素晴しさをお伝えしたい。
こうしたお話を人前でするようになって15年以上が経ちましたが、その基本はいつも同じで、まったく自分でも不思議なのですが、何度お話しても、飽きないのです。まだまだ伝え切れてないと思われて。
インテリアの写真なども含めお話したいと思います。
でも、ちょっと自信がない。難しいのは、1時間で終わらせるのが難しい内容です。
今月は1月25日より、14回連続で、英国王立園芸協会日本支部による「コンテナガーデニング専門講座」がスタートします。こちらはさまざまな講師を迎えるプロのための講座。終了試験後に合格すると、ディプロマ。それこそ、さまざまな視点から見るガーデニングの技術とセンスを磨くチャンスですね。私の講座日程は、3月23日ですが、残念ながら、単独講座の申し込みはできないそうです。内容は、2時間半もあるので、こちらはきっちと内容濃く。詳細はまた後日、アップします。よろしくお願いします。
January 12, 2013
いよいよ、準備が整ってきました。写真は、紙袋のデザインの最初の色校正。紙袋は、全部で4種類あり、すべてが違うデザインで。私が過去に撮った花や庭の写真です。このロゴは、私の手描きです。少し下手な部分もあえて、味わいになるように残しました。
朝 8:30 撮影開始。寒かったのですが、綿のシャツ一枚でも「全然寒くないよーー!」っと、叫んでみると寒くなくなるような(?んな、まさか)しかし、せっかく髪を整えてもらっても、結構風が強く元のモクアミ。
あ”ーーーまた風が前髪を一掃!寒くて寒くてあばばばば。さて、この写真は、同行のWさん撮影。上手に撮っていただいてますが、プロのカメラマンの仕上がりは、ミセス3月号を見てのお楽しみ!
シルクのアネモネ柄(去年の春に私が撮った写真)のタンクトップにオーガンジーのコットンシャツ。ボタニカの庭も本当によく生長しています。ただ今の管理は、(株)Q-GARDEN さん。よくやってもらっています。
さて、これから徐々にご紹介したいのですが、小さなチャームのデザイン等もすべてオリジナルです。これは金のジョウロ。ほかに、シャベルや球根付きの花など。
最後のシーンは一番らくちん、座っているし、室内にて。ヘアメークのボボさんこと、新井さんとは、1991年のJALの沖縄キャンペーンのTVCF の仕事で一緒になって以来。本当に素晴しいヘアメークさんです。
モデルさんというより、女優さん専門のヘアメークさんなので、顔の作り方が他の方と違うのです。
今回、かなりの自信作が、このレース編みのネックレス。
どんなTシャツでもニットでも、さらりとつけるだけで新鮮な表情が作れます。
しかし、カメラマン、加藤新作さんは外です。すみません。手がかじかむので、手袋をして。
このブラウスの名前は「ユーフォルビア」布をバイアス取りして動きやすく風にそよぎしなやかな作りです。
おかげさまで、天気よく撮影終了!来週は、プロのモデルさん(マリエスタさん)で、15カットのカタログ撮影。連休返上でみんなが働きます。がんばろー!