March 2013
March 21, 2013
これを自宅からひとりで車に乗せて出発。水を含むと重かったのですが、女性でも持ち上がるものをと、割れる心配のないポリポット。さまざまなコンテナを探した結果、レチューザのニューポット40を使いました。こちらは長年さまざまな植木鉢を選ぶことのできる松尾貿易さんから。星の王子様ミュージアムではクラシックなデザインを。モダンな場面ではドイツやイタリアのモダンデザイン。小さな植木鉢を細々おくより、大きめをドーンと追いた方が空間がカッコよくなる。プラスティックでも高級感もあります。
しかし、急に気温があがったり、強い風の吹くビルの谷間。私は今後毎日お店に行く訳にもいかないので、ちょっと心配です。それと、脇の植え込みの雑草も抜きたいけれども、無断でやってよいのかどうか。管理組合の許可をもらうのにも時間がかかります。
こんなコメントをこちらに頂きました。相手にしないなんてことある訳ないじゃないですか!(苦笑)みーんな大切な私の仲間。でも、せめて名無しさんではわかりません。カタログを到着を楽しみにしていただいていたのに、申し訳ないことですが、お名前がわかればお調べすることもできます。
送信信号が届かなかった場合も報告されています。ウェブサイトの管理会社社長が一生懸命調べてくれましたが、いただいたお申し込みはすべて発送しています。真摯で働き者のスタッフがたくさんいる体制で、1000冊近いカタログ送付もこなしてもらいましたが、今、かなりのカタログが「宛先不明」で、戻って来ています。これはこちらもショックですが、ご連絡のとりようがありません。住所の書き込み欄に町名までしかなかった場合やログインが最後までされていないパターンもこちらでは判明していますので、できれば、カタログはお手元にお届けしたいので、書き込みができるようになった SHADE コメント(CONTACT)から懲りずにご請求頂けると嬉しいです。その際、ご住所のご確認よろしくお願いいたします。「北海道 」までしか入っていなかったことなども報告を受けています。
そして、いつも見てくださり、ありがとうございます!明日は箱根星の王子様ミュージアムで今年最初のガーデンワーク、ちょっとしたワークショップも計画中ですし、明日から一部 Shade shop もミュージアムショップ内に始まります!こちらも、よろしくお願いいたします!!!
急に気温が高くなり、本日、東京都内。桜が見事に開花しています。タクシーの車窓からたくさんの桜を見たのですが、実際に写真がなくて残念です。
それに併せるように、渾身の Shade yoshiya keiko 本日、20日、オープンいたしました。本日はたくさんのお客様にお越し頂き、感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
実はたくさんのお祝いのお花を頂きまして、ありがたい気持ちで一杯です。さすがに。って自分でいっちゃいけないのですが、どれもこれもセンスの良い素敵なお花を頂いたので、ガーデニングブログでご紹介させて頂きたく思い、こちらをアップさせていただくことにしました。
バラとガーデニングショウ実行委員会様からも頂きました。ありがとうございました。開幕は、5月10日。気持ちが引き締まります。今日は番組の打ち合わせもしました。
やはり、色彩でいえば、白&グリーンが洗練の基本で、それに加わるのは、淡い挿し色パステルですね。数十のたくさんのお花を頂いたのに、どれも素晴らしいコンビネーションでした。嬉しかったでした。実はご挨拶に忙しく、全部の写真を撮れていません。すみません。
おや!と思ったのは、ウィッチフォードに入った寄せ植え。横浜イングリッシュガーデンさんからです。凄い!よくできています。どれも心がこもっていて、感激です。Bises編集部からのお花もシックで素敵。さすが! なんども配置を換えながら撮ったので、2度も映っているのと、素敵だったのにちゃんと映ってなくて申し訳ないです。気が散って写真の押さえに集中できていなかったでした。でも撮っておかなきゃ!と。
自分の作った玄関の寄せ植えもこれからの一ヶ月の変化が楽しみですが、気温が高いので後がどうなるかなかなか読めません。連休前にには植え替えます。それにしても、細かい花は咲き続ける傾向があるけれども、大きな花は短命な傾向があるので、ロングライフを目指すと、寄せ植えが細かい作りになりがちです。
さて本日お越し下さったみなさまに。そしてこれからおいで下さるみなさまに、ありがとうを!
また、本日からほぼ最終形のウェブサイトが完成し、その内容も充実いたしましたが、正式なアドレスが以前とは少し違うので、以前のアドレスからアクセスできない方はこちらからぜひ見てくださいね。MUSIC FOR SHADE も 「Music 」の項目から聞くことができます。妖精のCD BOOK も販売中です!
March 16, 2013
3月20日に東京渋谷区神宮前にオープンする Shade YOSHIYA KEIKO 。
私がプロデュースするショップですので、おいでになる方々が、洋服以外に、美しい花も咲いていることを期待されていると思います。
が、この実行が、思いのほか難しいことでした。
運営上の問題といってしまえばそれまでなのですが、まさにその運営上の問題が満載。生きた植物、特に、開花しては日々散る花を飾ることは、毎日のマメな管理が必要です。その管理にかかるコストや時間、または、数日後に草姿が乱れる場合もあり、これは店にとっては信用問題のリスクを伴うので、滅多な花が植えられません。悩みました。草花を愛するショップスタッフを募集しました。
一ヶ月に一回は、全取り替えもしなくてはならないだろうと思っています。
ここでは、洋服のデザインに集中したいけれども。と、躊躇もありましたが、ロングライフでそこそこにきれいでいてくれる花を選び、飾って行きます。
ただし、ショップのすぐ脇にある植え込みは、マンションの管理組合の管理下にあり、私はまったくタッチできませんでした。恐縮ですが、見ないふりしてくださいませね。いろいろと、問題や、思う通りにならないこともありますが、そういうことを乗り越えてよりよき状態に持って行こうと、頑張っております。
(アネモネ、オステオ、栄養系のアリッサム、アジュガの4種類を使っています。一ヶ月は華やかさを保ことを前提の品種選びでした。今の時期、春の終わりのセレクションが多く、なかなか難しいですね)
シェイドのショップには新作のフェアリー・ジオラマを飾ります。常設ですが、季節で変えて行こうと思っています。シェイド・ブログにもアップしますので、見てね!
March 14, 2013
ついに出来ました!私が日本語版監修をさせていただいた英国の本。
英国を代表するハーブ研究家 JEKKA McCVICAR著「オーガニックハーブ図鑑」です。
(邦題 、英語版オリジナルは [ grow herbs ] )
これは、本当に素晴しいハーブの指南書。園芸、ガーデニングの本としても、必携です。
実は、去年の夏から始まった、洋書の日本語版監修。もの凄く凄く!大変でした。読んでも読んでも調べても終わらない文章量。この情報量の多い図鑑を監修するのは、忍耐と注意力の賜物でした。編集関係者の方々はもっと大変だったと察しますが、去年の夏以降の私は、同時に「1週間以内に10着分のデザインスケッチを提出」。とか、造園現場で早朝から日暮れまで肉体労働の合間とか、締め切りから1週間も過ぎた連載の原稿を書いている合間に「明日までに修正点を返事せよ!」とか。それで、この半年間は、人生でも最大級に厳しい日々でした。でも、本当に素晴しい本が出来たと思います。これからガーデニングのいろはを知りたい方にもお勧めしたいのですが、ガーデニング歴数十年の方にも。
さて、この図鑑の中のジェッカさんの選んだTOP 100 ハーブスには、日本で一般的に流通していない植物も多々記載されています。もちろんおなじみの品種も満載。しかし、英国とは気候も違います。でもそこで「じゃあ関係ないわ」とそっぽを向かないで。役に立つこと「へえ!?」と思うこと、「本当にそうだな」と思うこともたくさん書いてあります。
そしてぜひ、この本のなかに重奏低音のように流れる「Jekkas philosophy」に触れて欲しい。宝石のような知識や、教養としての英国のガーデニング文化。これはやはり素晴しいのです。生きることに輝きを与えるような一冊。そして、すぐにハーブ栽培を実践しなくても、卓上ガーデナーして一流になれる本。園芸家必携の一冊です。とにかくご一読あれ。
あとがきにも書きましたが、この本は10年後に読んでも、きっと役立つ本です。
3月20日にオープンする Shade YOSHIYA KEIKO のショップでも販売します。
よろしくお願いします!
March 10, 2013
ヘレボラス・リグリクスが、今年初めて咲きました。
香りの素晴しいヘレボラスとして、3年前に花郷園さんからやってきた株です。ひとことでいうと、爽やか系の石鹸の香りといった印象です。ルネッサンスの星の花と、書いてあったけれども。北イタリア原産で、ロマンチックな響きがあります。ボッティチェリのプリマベッラの絵にはヘレボラスらしき花はわからないのですが、北イタリアの中世の山林でも咲いていたのでしょうか。森じゅうにこの清潔な香りが漂うことを想像して、うっとりします。
さて、株がやってきたときは、まだほんの小さな株で、ポット植えをしていました。去年の今頃も、まだ、葉のみだったので、今年の開花は本当に嬉しかった!そして、この香りを初めて知りました。なので、手の届く特等席に地植えに。朝夕に花の香りの溢れる今の時期の庭で思わず深呼吸。しかし、花粉の飛散も半端ではないので、マスクを外し、庭でこのまま思いっきり鼻で呼吸をしてよいものやら、不安になります。(寂しいですね。でも目がかゆい。鼻水でる)
しかも、ヘレボラスの香りを嗅ぐには地面に這いつくばらなくてはならないので、意を決し、切り花にしました。一度に切るともったいないので、一輪づつ。本当に素晴しい香り。オドラータなど、香りのあるヘレボーを、もっと欲しくなってしまいました。
今は珍しくなくなった八重咲きのオリエンタリスもロマンチックに咲いています。