April 2013
April 30, 2013
さて、いよいよ、バラショウの施工開始まで、あと1週間。準備も秒読み段階になってきました。
STAFF証が届いて気持ちが引き締まります。
植物たちが順調に育ち、集まって来てくれるか、それが心配で胃の痛い時期です。例年通りの会期ではありますが、バラショウ、連休明けてすぐに始るのが、ホントに困る。関係各社、実は休みなしで働いていますが、仕入れ関係、休みも多い。しかも、母の日に絡んで仕入れが高いのも困る。
発注関係がかなり際どく、間に合わないかも。と、焦るギリギリを行くのであります。
(↑東京八王子のグリーンギャラリーさんにて。去年ニューヨークに行く前ギリギリに描いて、ペネロピー・ホブハウス女史に太鼓判を頂いたスケッチでしたが、肝心の植物が揃わないことには....ただの絵に描いた餅.)
注文するべき植物の確認も、大詰めです。5月は素敵な植物がいっぱいですが、今頃になって、やっぱりり必要。やっぱり要らない。いろいろでてきます。
今回のテーマ、「オードリーの愛した庭」のイメージにある植物は少しでもたくさん使いたい。そうは思いますが、問題なのが、開花状況。こちは。ペールボーダーのまさにイメージカラー。
しかし、残念ながら、今きれいに咲いている株は使えません。花持ちも開花状況も、それぞれの植物でかなりのバラツキがあるので、植物選びは、実に難しいです。写真は↑ジキタリスとギリア・トリコロル(アメリカハナシノブ)。左にバーバスカム。ペールボーダーにはぴったりの色です。
あら!ギリア・カピタータ(タマザキハナシノブ)。素敵ですねぇ。これ2ケース、注文しました。
乾燥に強いようなので、ショウが終わったら、屋上に植えてみたいですね。
マルハナギク。レッド&イエローのホットカラーボーダーに良さそう。
フウロソウは、バラショウの前に散ってしまいそう。やはり、地植えはもつのですが、ポット苗は短いですし。
まあ!素敵な色のゲウム。初めてみました。でも、首が短くて使えない。
赤い花を探しています。チョコレートコスモス良いのですが、首が暴れるかな。管理が良ければこれから一ヶ月は咲き続けるでしょうか。
いやあ。それにしても、上にまっすぐ伸びてくれない植物は、ショウでは使いにくいので、どんなに花がかわいくても、それは諦めます。
あらー、なんて美しい五葉ツツジ(シロヤシオ)。こちらは小林養樹園さんから。皇室にはそれぞれの方のお印の植物がありますが、五葉ツツジは、愛子様のお印だそう。夏の暑いのが苦手のようなので、ぜひとも、夏も涼しい星の王子さまへ。と、買い上げました。別の目的で見ているときに、案外他の仕事に良いもの見つけます。常なる目配り。大切です。
April 29, 2013
ずっと以前、ハドスペンガーデンのノリ・ポープさんに、重いものを持ち上げるときは、おもいっきり「腹筋を使って!」と、アドバイスをいただき、以来、いつでも、何かを持ち上げる時は、まず最初にお腹にぐぐっと力を入れて持ち上げるようにしています。(そのわりには、お腹が引っ込まないですが)
(重宝しているプラバッグ。底にドリルかキリで、穴を開けます。クギでも開きます)
ガーデナーは、どうしても重いものを持ち上げなくてはいけない使命。気をつけないといけませんね。
さて、ゴールデン・ウィークは、ガーデナーが一年でもっとも忙しい時期ですね。
私も、日曜も土曜も旗日もなし。今日は、これから、NHKBS バラとガーデニングショウのための番組のロケ。明日は女性誌の撮影。その後、バラショウの準備で、2日は、福島へ、それ以降も凄いことになっているので、今日の間にブログアップを!
あ!「イギリスのガーデンツアー」の内容を最終段階に入ってきましたので、訪問先を詰めつつあります。
そこで、最初の予定にはあった「コッツウォルズのアウトレット」の時間をだいぶ削るか、ナシにして、一つでも多くの庭を回りたいと考えています。考えてみたら、この時期、イギリスが大バーゲン中ですし、お買い物したい方は行く時間もあり、お買い物に興味の無い方には、もっと、庭が見て欲しいので、実際は現場で皆様の意見を伺いながら、現在、決行人数には達していますので、臨機応変に動きます。
そして今週末!5月4日、野の花ガーデン福島がオープンします。そのオープンイベントで、その前日の3日には、春の植物の植え足しに。
ガーデンの内側は、野の花マットで、野生種。外周は、ガーデニングの現場で使い慣れた園芸種も植えます。庭のデザインをするうえで、植物のフォルム、「点」、「線」、「面」のうち、どうしても、無意識に植えてしまうと、細かい「点」だらけになってしまうので、景色がパラパラとまとまりにくくなります。そこで、必要なのが「面」の植物。やはり、ヒューケラが便利です。特に「公園緑化向き」のお墨付きの入った品種、キャラメルなどを、植えます。ふっくらと大きな面になるので。
今回、新たに植え付けるリストはこんな感じ。実際の「野の花マット」の自生種が迫力の見頃になるのは、夏のことでしょうか?それまでは、私にとってもおなじみの植物で、華のある庭を構成していけたらと思います。来週には、バラショウも会場準備スタート。考え事多く、体力だけでなく、頭が疲れるって、ことあるなあと自覚しています。そういうとき、やはりお花の香りに救われますね。
●外周植え込み用花苗
ヒューケラ 5種x12p
ユーホルビアマーチニー 6p
スティパ 6p
テマリシモツケ’リトルデビル’ 3p
リシマキアミッドナイトサン 3p
シモツケ’ホワイトゴールド’ 6p
エリゲロン 48p
ジギタリス 3種x12p
サルビア'ネモローサ’ 12p
エリシマム 12p
April 28, 2013
このところ、あさイチと横浜イングリッシュガーデン。シェイドの寄せ植え植えかえ等。出張植え替えや、テレビの出演や講演会の会場に、寄せ植えを運びまくっていました。その際は、本当に細心の注意が必要で、これ結構疲れます。
(日当たりの良い2階のベランダと、車で出発する一階の駐車場を行ったり来たり、あ!バーベナ折れちゃった!)
ようやく広がった枝先の花を折ってしまうことも頻繁にありますし、せっかくの寄せ植え、移動などしないで済んだほうが良いのですが、そうは行きません。
(シェイドのショップでは、白いプラスティック使用。でもそれでも土がいっぱい入っているので、重い!!!実は、鉢の移動の際は、怪我を避けるため「必ず!」手袋をします。少しでも擦り傷などができると、その擦り傷から土中のばい菌が入って、凄く危険です)
今回新たに植えたのは、ララン。ディスプレィの洋服もこの日に発売開始の、花のティーシャツ。今までは白いシャツをメインにしていたので、花も白でしたが、ディズプレィのテーマに合わせて色を変えて行こうと思います。
それにしても、大切なウィッチフォードの植木鉢、ぶつかったら欠けてしまうので、もっとも気を使います。凄く重いし、私一人で持ち上げることも多いので、これまた大変。
そんなわけで、今回、横浜イングリッシュガーデンに、↑の最近作の寄せ植えを持って行きたかったのですが、断念。写真でご紹介ですが、これは今後、園芸ガイド誌にご紹介したい一部です。
NHKあさイチのスタジオにて。ここなら、本当は、真っ青や真っ黄色の花やコンテナが良かったですねぇ。
そんなわけで、最近は、軽量のプラスチック系のコンテナに入れることが増えてきました。
だから念願が、軽量プラスティックのカッコいい、しかも安価な植木鉢が欲しいのですが、なかなかないです。なので、本来はコンテナではない器の底に穴を開けて使用しています。
さて!最後の写真は昨日、寄せ植え講座をした横浜イングリッシュガーデンにて。そのことは、シェイドのブログに書いております。そちらも見てくださいね〜!