吉谷桂子のガーデニングブログ

June 2013

June 30, 2013

梅雨の合間に切り戻し&対策

写真-1

いえ、この写真は、自宅ではなく、在りし日のノリ・ポープ氏の作ったハドスペンのイエローボーダーです。植栽デザインのコンセプトがはっきりしっかりしていて、素晴しいですね。(10年くらい前だと思う)たまたま写真があって、これは理想的な庭仕事姿であるなと。長袖、長ズボン、日よけ帽&首の回りに汗拭きストール風 手ぬぐい。あとは手袋して、ショートブーツを履けば装束完了。
これは日本での夏の庭仕事の基本でありますね。そして、顔には、日焼け止め、出ている肌には虫除けスプレィ。 その後、蚊取り線香に着火してGO! ここまでの流れに軽く30分ほど。あれだどこだ、どこにしまった。探していると時間がかかります。

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写真は今日の我が家に戻りました。今日に至っても、ダリアがずっと咲き続けて、この手のダリアは、ひと夏に長く咲くし、植えっぱなしで2〜3年は必ずでてきますね。かわいい。

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斑入り葉のセダム。こうした彫刻的なフォルムの植物が庭にあると眺めにメリハリができる。普通の葉っぱは眺めが散らかりやすい。これも、水やりが要らない元気な子だが、うっかりするとコナガとか、あの手の青虫の食害で酷い目に遭う。今回はスクスクだが、何時なんどき一斉の食害にあうか不明。晴れた日にはニームを散布。
地面を掘ると、コガネムシの幼虫がでてきます。嗚呼。



iris_garden_blog at 20:43   Tweet

梅雨の間に切り戻し

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梅雨の合間で、晴れたり曇ったりの一日で、それが仕事に追われていない日曜日なら、これはもう、間違いなく、庭でハサミを振り回す一日となります。写真は本日のルーフガーデン。背後に見えているのは、エンジェルス・フィッシング。そして、5月からずっとフワフワしているスモークツリー。1週間後には、海外へ。というときは、それらを思い切って切り戻す勇気が出る。
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カリフォルニア・セアノサスの良いところは、花の後も、可愛い赤い実がつくこと。
これは切らずにこのまま。
白いアガパンサスとガウラ。オミナエシも、実は今日、切り戻し。(続く)
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iris_garden_blog at 18:23   Tweet

June 29, 2013

旅の支度

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7月9日出発の「チャールズ皇太子の庭  ハイグローブとイギリスガーデニングの旅」
参加者の方々には、旅行社より、本日あたりから、 ご案内が届いていることと思います。

いつものことですが、そこには私の手紙も入っています。旅のご挨拶を。
大急ぎで書いたので、推敲、補足がもっと必要と思いつつ、時間に追われなかなか十分な説明が出来ていなかった気もしています。でもお伝えしたかったことは。

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私が旅をする上で大切にしている こと。「明るく!」

私のアイデアをたくさん盛り込んだ、特別な旅行です。でも、それは、説明不足では伝わりにくい。そして今回はメンバーも、いつもより、多いです。皆がハッピーに過ごせるかどうか。一番気になります。

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明るくハッピーに過ごす極意、着るものを明るく、顔は笑顔で明るく。ここが、基本です。旅は汚れの目立たない服で。なんて、イケマセン。あ、そうだ。旅の前に、私の デザインR Shade も30%オフのセールを始めます!ブランドがはじまって以来始めてのセール。庭で着ると、その人が映えるようにと作った服です。詳しくはファッションブログをよろしくお願いします。



iris_garden_blog at 13:29   Tweet

June 28, 2013

イングリッシュガーデンの見頃

本来なら、6月20日すぎ、世界でもっとも美しいバラ園(と、私が思っている)夏至の頃のモティスフォントアビーガーデンが、一年で絶好調の開花状況を迎えているはずです。
写真は、モティスフォントで数年前の6月21日に撮影。
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しかし、昨日一昨日と相次いで、英国から帰国した方々の旅の便りが届き、やはり噂通り、英国の庭の花の開花がかなり遅れていることを知りました。コメント欄にも、英国の庭めぐりから戻られた方のコメントありがとうございます。!しかも、かなり寒かったとか!取材で行った方々のバラの花の空振りは!(どうするのか)と察します。私の写真で良かったら使ってね。今回の満開は7月上旬とか?!私たちがツアーをする時期でしょうか?では、ハンプトンコートのフラワーショウはどうなるのか。チェルシーの時のように、こちらも温室加温か。

春から秋までの、さまざまな花が咲く時期において、バラの満開の頃が一番良いという方もあるでしょうが、私が一番好きなのは、背の高くなる宿根草 が本来の高さに伸びてきて、それが満開になっている状態です。
私が庭に求める「Designing with Plants」の最高のレイアーの状態は、宿根草のMAXにあり。と思っているので、英国の庭なら、その時期が見たい。と、若干6月を外して7月上旬が多いです。

バラの時期は、まだ若干、宿根草の背が低いので。もちろんも、その時期も別の美しさがあるけれども。

日本は、バラの後に梅雨が来る。なので、究極の宿根草も、だいたい雨浸しのことが多く、我が家のアガパンサスもグラス植物も、いつも梅雨のころに雨滴に濡れ、本来の美しさとは違う風情。だと、どうしても思えてしまう。

現在我が家では、エンジェルス・フィッシングが満開。イギリスだと7月の花ですが。
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梅雨のない英国は、その点、すっく!と立ち上がった宿根草、多年草が見応えで、ホリホックやラベンダーなど、フォルム違いでさまざまな花を楽しむことができる。 

 昨日、英国から帰国された桐原春子先生からメールを頂いた。(ありがとうございました)シシングハーストのホワイトガーデンも、中央にそびえているロサ・ムリガニーが満開だと素晴しいのですが、かなり遅れていた様子。一昨年前くらいから、新しい株に変わって、それがしかも、まだ咲いていなかったとのこと。

桐原先生のブログで拝見すると、ムリガニーはすでに結構大きく伸びていた。今後が楽しみです。藤の花が満開で美しいお写真がありました。私のデザインしたその名も「イングリッシュガーデン」という名のブラウスを着ていただき、感謝!その時満開の花と一緒の色の服を着ると、その人はその花のフェアリーと仲良くできる。私は本当にそう思うのですが、写真も素敵な仕上がりですね。嬉しいな
 


iris_garden_blog at 06:20   Tweet

June 26, 2013

6月の福島 野の花ガーデンから

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昨年の夏に設計をした「福島  野の花ガーデン」から、今日、メールと写真の便りが届きました。
素敵な写真だったので、許可をもらってご紹介を。
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野の花マットの草花はすべて関東以北の在来種です。やはり見ていて、心から落ち着く風情がありますね。園芸種の植物は、ある程度はカラースキームを考えないと、色彩がけばけばしくて落ち着かない印象になりますが、野生種は、カラースキームなど決めなくても自然に色彩がまとまります。

これはいつも不思議に感じる自然の力です。
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今年の8月には、また、私も参加させていただく、「野の花ガーデン」のイベントがあります。
130625-1
こうした眺めがみたくて、アイボリーの背景を作りました。

なんて素敵な景色なのかな。実際に見に行きたいなあ〜〜〜〜。

これから、秋までの展開が楽しみです。

仲田種苗園ブログの、野の花日記も写真が充実しています。みてね。
 

iris_garden_blog at 22:38   Tweet

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プロフィール

吉谷桂子

(よしやけいこ)

東京生まれ。英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。

7年間の英国滞在経験を生かした、ガーデンライフを提案。TV番組や雑誌等での企画、出演、講師を務める。また、国際バラとガーデニングショウや東京ミッドタウンのコンランレストラン「Botanica」の植栽デザインを担当。

「吉谷桂子のコンテナガーデニング」(主婦の友社)他、著書多数。

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