December 2013
December 15, 2013
お風呂でよく洗った手。爪の中の泥もよく落として、そこで、このビニール製手袋式パックを。
なかには、美容成分と、ハーブのアロマ成分がたっぷり。袋は、中にもう一重の不織布が張ってあり、ちょうどパック用不織布が、ビニールでカバーされているような構造。
このまま一晩手袋をして寝るのもいいらしいと聞いた。が、私の場合、30分もすると手がふやけてくるような感触が。このままいくと指の縦じわが増えそうに感じたので、その30分でこのパックを脱ぎ、就寝。いい香りで気分よく。そして、翌朝、そうとうのすべすべ感あり!
このパックはどうも庶民的な価格ではないような(なにしろ戴き物で高級な感じが横溢) 感じですが、この贅沢感がたまりません。でも、この同じような事は、自分でもできるかなあ、と。
ハンドクリームやオイルを手にぬったあと、しばらく手袋をしていれば、保湿パックと同じ効果。
一度パックリ割れてしまうと痛いのが続くので、作業の前と後にクリームかオイル、作業した日の夜は、こんなパック。で、この冬が乗り越えられるでしょうか。乾燥肌で体の痛みに弱い人間としては、冬の一日、リップクリームとハンドクリームを口と手に塗っている時間が、一日平均20〜30分は横取りされてる気分です。
December 11, 2013

今週撮影予定の園芸ガイド来年号。まあ、いつもの事なんですが、今回は、12種類のスキミアの寄せ植えと6種類のパンジーの寄せ植えを制作。
そのためにさまざまな冬物植物を集めて回りました。
そこで、ちょっとびっくりしたのが、苗の値段、この冬、圧倒的にお値段が上昇気流???
ちょっと買ったら一万円札が吹き飛ぶ勢い。ちょっとちょっと勘弁してよー。と、思うのですが、仕事だから抑えることも難しい。
時として「ええい自腹で結構!」と、高くても必要とあらば買ってみるわけです。
そんな想いは複雑ですが。
モノの値段は安いほうがありがたいのですが、生産している立場からすると、ある程度高くても、売れるものを作るための、努力労力苦労気苦労肉体労働、元手の資金。いいだすとキリのないいろいろのことによって、いいものを作ったら報われたい。と、正直に思います。今、服づくりを直接的にやっているので、製造側、生産者の立場として考えると、100円でパンジーを売るための原価.....とか考えると、ちょっと辛くなります。

むしろ、世にも奇麗なパンジーを作って500円とかで売れたい。 買ってくれる人がいっぱい居てくれるといいなあと。今年は、八重咲きパンジーが花盛りですね。あら!面白い!と、飛びついてしまいました。高いといえば、比較すれば高いのですが、この500円とか700円が来年の5月までずっときれいな花を咲かせてくれるのならお安いのではと。

さあて、どんな寄せ植えが完成したかは、また後日です。

一斉に同時に数個作っていきます。このときは、ひとり淡々と一日中、ああでもない、こうでもない、と思い巡らした日。助っ人に入ってもらうのは、考えがまとまった後のことで、ひとりで考えている時間が私の場合は重要です。日暮れが早いので午後4時でだいたい打ち切り。一日が短いですが、今の季節の東京は、なかなかいい。青い空、紅葉の樹木。落ち葉掃除は大変ですが。
少し寒いくらいで、ヤブ蚊もいない庭仕事。今は、屋外作業もとても楽で幸せ。しかし、あかぎれは進行がち。治ったり再発したりを繰り返す。今日は、手袋の形をしたハンドパックを頂いた。さっそく今夜試してみます!
December 06, 2013
昨日は、はままつフラワーパークでの、来春のイベントの為のガーデンデザインの第二回目のミーティングに行ってきました。パーク内のノリ面に、ツワブキの群生の見事なこと!思わず歓声をあげてしまいました。あっちもこっちもです。こうした、傾斜のある、水はけの良い落葉樹の下は、おそらくクリスマスローズなどにも良い環境かと思うのですが、これからはよく陽が当たり居心地が良さそう!
ツワブキの丸い葉とシダのギザギザの葉とのコンビネーション。そして、樹木の幹肌のバランスもすてきです。
ここが、私の担当するボーダーです。右手には大きな藤棚があり、 これも成長と共に見事な名物になっていくことと思います。このボーダーは、ダブルで作って行くので、合計すると約300メートルあります。300メートル分の少しづつ異なる植栽計画をしていくのは、図面を描いていても、大変でした。
描いても描いても、ここ半年以内に手に入りそうな植物リストを同時に作るのですが、これがやってもやっても終わらなくて、ここ数日青くなっていました。
フィリングプランツのひとつ、ここにスティパ・テヌイシマを大量に必要なのですが、今回、主に苗のことでご相談している岐阜種苗(株)さんに在庫を伺うと、1000株以上は、あるだろうとのこと。ただ今、図面上の植物配置をしているのですが、1平方で、このボーダーに必要な植物の苗数の単純計算をしてみると、13500株は使用することになるのですが、単位が大きいので、頭の切り替えがなかなか難しい。
かたや、寄せ植えの撮影用に2株3株とそれぞれに違う苗を集めているので。
心強いお仲間。塚本こなみ理事長(右)とパーク管理課の森田さん。もちろん、頼もしい男性陣もたくさん控えていらっしゃいますが、 3月の施工時には、植え込みのボランティアも募集します。今回は、300メートル!もあるので、施工前にしっかりとした植栽デザイン講座を開き、確実な植栽図面や専用スケールを用意する予定。それぞれのボランティアの方々に勉強になったと思っていただけるように。
また詳しいことはこちらのブログに書きますが、ボーダーガーデンにおける「ブロック・プランティング」と「ミックス・プランティング」の 、私としては初の試み。お金を頂いてガーデンデザインをするようになって16年ほどになるのですが、その16年のノウハウをここで一挙に詰め込もうと言う訳です。
はままつフラワーパークには、「キューガーデン」を彷彿するような見事な温室がありますが、たとえば江戸時代から伝わる「百種接分菊」これは実に見事!今はイベントが終わってしまい、食堂の端においてあるので、ジャジャーン!と言う印象ではありませんが
まあ、素晴らしい技術です。熱意です。
あらまあー。きれいです。こんなにも繊細な色彩と形の菊を生み出したのはどこのどなた?
これも芸術だと思うのです。ネイチャーとアーティフィシャルの合体した。
ところで、18日から単独ロンドン取材に行きます。それで今、あらゆるカルチャーシーンの行くべきところ探しています。なにか面白い情報があったら教えてくださると助かります。前半は、ウエスト(ケンジントン〜ポートベロ)、後半は今話題のイースト(ソーホーからショーディッチあたり)に滞在して、21世紀のカルチャーを全身に浴びてきます。
ガーデンの世界もここに来て、完全に、20世紀のイングリッシュガーデンとは異なる、21世紀の姿をくっきりと現し始めています。本物の庭も見る事はいわずもがなですが、ピカデリーのハチャーズで3時間も立ち読みしてれば、くっきりと解ること。それを反映させつつ、来年のガーデンツアーの土台を作ってきます。
December 02, 2013
六日連続で乾燥注意報です。本当に空気が乾燥していますね。すごく。
ただ、植物たちは、成長期というわけではないし、それほど水を吸わないので、あまりひんぱんな水やりは必要ないのですが、人間はだいぶ乾き気味だと感じています。
私は年齢だけでなく、荒れ性で元々乾燥肌なので庭仕事で手袋は欠かせませんが、繊細な手作業は素手。先日書いた球根の株間など、結構微妙な間隔と感覚と、それこそ、球根が小さいと上下をちゃんとセットするのも難しい。
それで、気づくと手荒れが徐々に重傷化。特に親指や人差し指のささくれとか地割れ。ああ!痛い。それで、とにかく、この秋からマメに爪にオイルやクリームを塗っています。解決策はマメにするしかない。栃木に住む友人は、さかむけ、あかぎれだらけで、「凄い手」になってしまったことに、慣れたというが、私は毎年ジタバタする。
で、夏の終わりからずっとネイルオイルを縫っていました。これはこれで非常に優秀で、お陰さまで爪が割れなくなりました。しかし、今!あかぎれ寸前。
で、今年の新兵器がこのクヴォンデミニムというフランスの会社から出ているガーデナーのためのハンドヒーラーです。(PLAZAとかの方が探しやすいようです。ここの化粧品コーナーっておもしろいですよね)
写真のクリームは濃くてこってりとしている。塗って暫くの間、患部をパックできる。ここには、ローマカミツレとか、メリッサとか、さまざまなエッセンスとその香りがあり、その効能がじんわりと染み込むような実感がある。
石鹸もなるべく刺激の少ないハーブ系のやさしい石鹸でよく泡立てて洗うこと。
いますぐクリームが手に入らなくても、今持っているクリームでもいい。お風呂の後に、厚塗りパックするとよろしいようです。
この間皮膚科で教わったのは、踵などの酷いひび割れは、入浴後、クリームを塗った後に、サランラップでその周囲をテーピング。これも一晩で結構改善。
乾燥、これからもっと酷くなるはずですが、今から備えて最悪の事態にならないようにしたいですね。
しもやけ。懐かしい言葉ですが、地域によっては、その心配もでてきますね。
ご心配をありがとうございました。