May 2015
May 27, 2015
はままつフラワーパーク@5月27日。いろいろ感動したのでしたが、サルビア ターゲスタニカ アルバ は、何度見ても素晴しい!今まで、何を植えても蔓延ってしまうオルラヤに負けてしまった宿根草連。去年の秋に植えたこの大きくて白い花のサルビアがついに花を咲かせてもう、ため息!どうだ!と、ばかりについにオルラヤに勝ったのでした。
それから嬉しかったのが、去年の夏を越してくれた、ベロニカストラム シビリカム!
剣状、穂状の花が大好きな私は。ベロニカストラムにぞっこんですが、これまでは、関東以西の夏には無理だと思っていました。が!土を改良し、状態と調えれば、こんなに!
これまでは、「シビリカム」なんて、いかにも、シベリア大好き!北海道も大好き!みたいな名前にビビっていたのでした。ちなみに、箱根にはとっくに植えていましたが。暖地では初めての挑戦でした。
去年はパッとしなかったアスチルベも今年は最高!ピンクゾーンのビューティ・フォルムプランツです。
ワトソニア(右端)もすてきな花をつけました。
やはり、多年草2年目以降がいいですね。
思ったほど背が伸びなかったカルドーン。これも、来年どうでしょう。
今年、4月に猛烈に雨が多くて、実は、結構ダメになってしまった植物もありました。
アリウムは、200球も植えたのに。ご覧の通り少ないです。
うまくいかなかったものもありましたが、色彩的には、まずまずの思い通り。
実は、すでにファッションブログに書いたのですが、なかなか庭の全体に興味を持ってくださるお客様が少なくて花の見方が、近視眼的なのが残念。もう少し広い視野で植物たちの世界観を見て欲しく思う。組み合わせというか、パースペクティブに、というか、リレーティブカラーや、レイアーの関係の調和とか。まったく無視されている感じがしたものです。植物の名前の立て札も極力少なめにしていることで、怒られたり。まあ、そういう方ばかりではないのですが、なかなか広まらない The art of planting.....
May 26, 2015
二度目の初夏を迎えた「はままつフラワーパーク」におります。パークに到着したのは、夕方の5時を過ぎていたので、ほぼ閉園後で、本物の「ピース&トランキュリティ」のなかで、大きく育った植物たちと向き合うと、いいようのない幸せ。ハッピー。を感じました。
ベスチャトーさんの「植物たちが元気に育つと、それを眺めるあなたがハッピーになるのよ」と、まさにその通りです。実感。やっぱり、これも、土と風と、肥料。そして、みまもるガーデナーの愛。
今日、フラワーパークに行く前。浜松のおもしろいナーサリーに寄りました。
いろんな掘り出しものが埋まっている場所。予期せぬものが大きくなってて、センスとかそういうものをぶっ飛ばして、個性がおもしろくて。
そこで、グラジオラスやカレープランツなどを見つけて、明日、フラワーパークに植える。
整った仕上がりではないけれども、それぞれの植物がパワーを発揮して、庭がエネルギッシュに輝く。
やっぱり、それがいいなあと思います。
ようやくイメージサイズに育ったユーコミス。ああでも、これ以上伸びないでボーヤ!とつい思う。
幸せ!植物が元気に育つ場所。
嬉しいコメント、戴きまして、ありがとうございます!!!!
May 22, 2015
花の色。華やかに輝いていると、嬉しい。緑だけの庭の景色はおとなしい気持ちになれますが。カッカしないですね。花が咲いてると、ワクワクカッカします。
しかし、その期間は案外短いもの。
だから、良い。とも言えるのですが。
写真ははままつフラワーパークの春。今は、また様子が異なります。
ずっと以前の写真ですが、六本木ミッドタウンのボタニカ。初期の設計では、かなり黒っぽい花を植えていました。でも、夜になると見えないし。あまり評判が良くなかったのでやめちゃった。
やっぱり、華やかで明るいほうが受けますね。
センスよく、華やかならいいですね。写真は、パリの公園。来月、パリに行ったら、こんな景色をたくさん見つけてきたいと思います。
自然は偉大だと思います。野生種は、何色が混ざっても、調和がとれる。
野の花ガーデンふくしまにて。
今日、チューリップの終わってしまった群馬県中之条町「花の駅 美野原」の様子がどうなっているか。私が設計する庭の肥料管理をお願いしているタクト社の椿さんが写真を撮って送ってくれた。見事にしっかり咲いている。
エリア別に色彩のグラデーションになるように配置した植えたときは、本当に色がなかったから。想像した通り(あるいはそれ以上)になるのは、本当に嬉しいです。
よく、葉群といいますが、私が色の庭を設計するときは、「色群」で花の品種を選びます。色面積の安定感で、パンジーは抜群。パンジーって、晩春になると「見飽きる」という声もよく聞きますし、たしかにそういう傾向はあるのですが、でも、やっぱり、助かる存在です。
チューリップは、ボールドな存在感で素晴しいけれども、気温が上がるとさっさと散ってしまう。
まあ、せめて、写真に納めておくほかないのですが。
春の花のイベントが今月一杯で終って行きます。
私の仕事も、5月一杯で、一回、ピリオド。6月以降は、来年の春を目指して新たなプロジェクト。今後も、華やかに花の色が輝くような庭を作りたいと思っております。
拙著「庭の色」も、好評発売中でーす!まだの方は是非、ご笑読くださいませー。
Amazonでもっとも手軽にゲットできます。また、今後の講演会などで、サイン会などさせていただきたく、よろしくお願い申し上げますーー!なんて、先日もバラショウの会場で一生懸命やってましたら、「まあ、商売熱心ね」。と、いわれてしまいましたが、印税は微小。あくまでもお金のためではなく、もっと広めていきたいアイデアだからです。まだまだ日本の街並みは、街並みの構造物の色やペンキ色を含めて、色オンチだと感じることが多いです。リレーティブカラーで調和感のある景色にするべき、必要があると思っているのです。って、きっと、このブログを読んでいらっしゃる方は、だいたい、もう勉強済みで、センスもよくて、いわれなくてもわかってらっしゃるのですよねー。
同じ園芸の世界でも、全然縁の無い方に、どうやったら伝わるでしょうか。
May 20, 2015
まだ咲きのこっていたチューリップ。パンジーも、ところによって(日当たりの良い場所)まだまだ元気。しかし、夏の準備でほぼ刈り取りへ。宿根草はその生長のプロセスを見て行きますが、一年草や一年扱いのチューリップは、見極めが厳しいのですが。終りかかった冬の一年草にお疲れ様を。
青い花。オンファロデスが咲き始めました。東京都心より、一ヶ月は遅れて春がやってくる箱根仙石原にある星の王子さまミュージアムでは、ようやくチューリップが終りバラまでは後1〜2週間か。
二年前までのバラとガーデニングショウでは、自分の会社で買った植物は、終わった際に持ち帰ったので、それをそのまま星の王子さまミュージアムに植えたものが多いのでした。 このピオニーもそう。すごく変わった杏色で。今年は、どうしてだか。赤味を帯びたピンクで咲いた。
このムラサキセンダイハギもそう。色も形も素晴しい。宿根草、植えて2年目からって、本当に楽しみですね。
バラの開花まで、あと少しなのですがまあ〜っ!バラの葉っぱの美しいこと!肉厚で。プリプリしていて。ツヤぴか!じっくり眺めると多様な色彩!バラの葉っぱの美しさだけでも観賞価値があると思いました。
May 19, 2015
去年の1月からスタートして、また、去年の秋には、宿根草を補植したはままつフラワーパークのダブルボーダー(スマイルガーデン)が、また何番目かの見頃を迎えています。このエリアの管理で、私の意図をしっかり受け取って的確に管理してくれている森田さんから今日も写真が届きました。
藤の花がすっかり終り、葉がすっごく茂っています。
以前ご紹介したときは、藤の花が盛りでした。そう思うと、キンギョソウはずっと長く咲いてくれています。
外で育てる限り、ジギタリスは、結構しっかりまっすぐ立ち上がる。穂先が曲がるには原因があって、日当たりや水はけに問題あり。
今年のアリウム・ギガンチュームは小さいとウワサですが、去年大きくしすぎたので、反省して肥料を控えた。
アリウムと、白く咲いているのは、アキレア。大きくなりすぎと評判の。
それこそ、上のアリウムの写真と同じに、特に、私好みの花を植えたエリア。
ようやく、去年の秋に植えた、あれっ。去年の秋に植えたんだか?確か。
ジギタリス‘イルミネーション’が咲いてきました。1〜2年草のジギタリス・プルプレアと違って、ハイブリッドのイルミネーションは、宿根草なので、本気でしっかり水はけの良い場所で美しく咲くように一生懸命でしたが、本格的な株は、来年か。背後で元気なリナリア・プルプレアはもとより、右横で元気なエリンジウムは、生長が進むと、青紫色からグリーンになる。これも、魅力的な色変化です。上記すべては、フラワーパークの森田さんの写真でした。腕が上がった〜。そうです。ガーデナーは、写真のセンスも磨かないとね。
はままつフラワーパークには、来週、27日に夏向きの花花壇に向けて、補植に行きます。
ちょうど はままつフラワーパークは、菖蒲園の美しい時期でしょうか。写真は去年の様子です。