吉谷桂子のガーデニングブログ

March 2016

March 20, 2016

植えっぱなし球根類続々開花スタート!

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クロッカスが終わり出すと同時に、ラナンキュラス・ラックスが咲き初めて。蕾もいっぱい!

植木鉢に植わってベランダで去年の今頃も咲いてましたが、今年も大きくなって開花スタート!

嬉しいです。



それから、

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アイフェイオン・ジェシー。ハナニラ。毎年咲いてくれるので、本当に嬉しい。
秋の寄せ植えを作ったときに球根を入れておいた。

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アネモネ・フルゲンス。こちらも、毎年植えっぱなしで咲きます。
この寄せ植えは、去年の秋にたまがわガーデニングクラブで作った寄せ植え。
それぞれの方のおうちでも咲いているでしょうか?

でも、あらら!これはすごい色。この品種、混合球根で買ったので、何色が咲くのか不明です。

ほかに、

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こんなピンクや、

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薄い淡い藤紫色だったり。

このあと、スイセン・ハウエラ。
ムスカリ・ダイアモンドリング、4月にシラー。五月以降に、トリテレイア、ディケロステンマなど。

毎年お約束で咲いてくれる球根花。とっても、楽しみですね。



iris_garden_blog at 20:57   Tweet

March 16, 2016

桜とチューリップまであと少し 2

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あとでびっしりと草花で溢れる庭も、今はまだ。

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昨日、一昨日と、「はままつフラワーパーク」の春の植栽作業でした。無事帰宅。

昨日はお天気が良くて、花粉で目や鼻がズルズルするのが「ちょっと」でしたが、気持ちの良い作業でした。

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もぐらの出口発見。去年よりもまた、家族が増えているらしく、もぐらトンネルが増えている。
唐辛子を塗った枝を挿したり、正露丸をトンネルに置いたり、もちろんおぐら撃退バイブレーターを挿してみたり、ガソリンを数滴。スタッフのみんながさまざまな工夫をするも、みみずが増えるほどに、もぐらも家族を増やしているようだ。

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今の状態。そして、このあと。

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そこで

去年の秋に植えた植物たちが、思いの外、小さかったり、いなくなっていたり。いろいろ心配は尽きません。心配の原因。


考えられるのは、3点。



(1)寒さが原因。まだ、寒いから。冷たい風が当たりすぎていたから。

(2)土になんらかの問題がある(もぐら被害も含めて。植えたはずの場所に球根がいないので)

(3)肥料が足らなかった。適正に豊かな有機肥料を混ぜてフカフカの土を作っていくことを目指してはいるが、何ぶん、150mもある距離の全体には、間に合っていない。

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今、第18回国際バラとガーデニングショウも進行中なので、こちらも同じ目標「庭を見てくださった方が、喜んでくださる」満足してくださるために、「みごとな花が、たくさん、大きく咲くこと」

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いくらセンスよく、すてきな植物を選んでいても、

ちょこっとだけ咲いているのや、ショボショボだと感動は呼べないし。]

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肥料の方法も工夫して、気持ちのエネルギーも植物に惜しみなく注いで、パワーのある世界を。

うまくいって、わああ〜っつと咲いてくれると頑張っている私たちの気持ちもパワーアップ。

それには、日当たり、適度な風通し、そして、良い土で適正の肥料ということになります。


これから、4月5月6月まで、花のページェントが始まりますが、元肥や追肥抜かりなく!



iris_garden_blog at 17:25   Tweet

March 14, 2016

桜まであと、少し

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はままつフラワーパークの春の植栽に来ています。

去年の秋に植えた球根や宿根草が開花の準備を始めて、今はまだ、感動するほど美しいというわけではありませんが、ワクワクするような景色が広がって...。

嬉しいのは、ラナンキュラス・ラックスの一足早い開花。

この花。連休まで、このまま増えながら咲き続けます。

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でも、今日はとっても寒かった!

アリウムもすくすくと葉を広げて、葉っぱだけでも、本当にきれい!

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咲き残っていたエリンジューム。背後に随分と地面が見えていますが、これが連休頃には、完全に地面が見えなくなるほどに、植物が生長します。


でも、急に寒くなったり、急に気温が上がるので、 チューリップが戸惑っているのがわかる。変な感じで花が咲いてしまったりして。不発かもしれない変な葉っぱが上がったり。(でも、もぐらのオイタかも)

明日いっぱい。はままつフラワーパーク。

その後、箱根星の王子さまミュージアムの春の植栽に行くのですが。今日の箱根は積雪20センチ近かったとか!心配。

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ガーデナーは、間違いなく、永遠に、天候に振り回される職業。

天候に対し、謙虚な気持ちでいれば、不満もないのですが、桜咲く頃は、晴れてくれるようにと祈る気持ち。去年の桜のころも雨が多かったので...。

今日の雨も冷たかった。明日はお天気になって気温も上がるそうです。嬉しいですね。



iris_garden_blog at 22:31   Tweet

March 10, 2016

明るい色をこころがけて

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無意識に色を選ぶと暗めを選ぶ。

って、こと、ないですか?

私は長いあいだ、そういう傾向があったように思います。

疲れているときなど、特に、暗い色のほうが好きだったりします。

でも、明るさは「大切」!

写真はパリの。マドレーヌ 寺院の花壇。工夫がされていて、よかった。
幾何学構成でも、センスあり!日本の公共も、これくらいはやってほしい。かな。

先日は、北海道の東神楽町にて、講演会、大勢のみなさまにお越しいただき、とっても嬉しかったです!


しかし、壇上から見えるみなさまに黒っぽいのお洋服が多かったのは、冬のせい?
いいえ、普通に服を選ぶと、暗い色を選ぶのが普通だと思います。ファッション業界も、そうやって暗い色を定番として売っているのですから。私は、明るい色の服を秋冬に発表するのを随分反対されてきました。(未だにちょっと、私が折れてる)


でも、町おこし。じゃないですが、自分おこし。には、まず、「光の色」を着るのが良いと思っています。冬でも明るい色を。

なので私は、外出の時は、かなり、意図的、意識的に明るい服を着て外にでます。でも家にいるとき、なにも考えないと、普段は、紺色が多いかな。ところがそれだと、午後すぎても、やっぱりちょっと気分が暗いんです。なので、家で、ド派手なピンクのヒートテック着たりして。(好きで着るのではなく、心理作戦のため)

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東神楽町のご担当のみなさまと。東神楽町営の育苗場を拝見しました。とってもきれいに整理整頓のされた温室!

せっかくなら、のどから手がでて、欲しくなるような珍しい花を育ててくださったら、もっと、よかったなあと思いました。そこは、クリエーティブに開発して。日本一を目指して欲しい!



でも、こうして、若手のみまさまがたくさん頑張っていらっしゃるのが頼もしいことですね!

園芸や花と緑の未来が明るく感じます。

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東神楽町では、ふたりで講演会を交互に。

私は自分でデザインしたジャケット(詳しく書くと、蝶の絵は私。花の絵は吉谷博光画)のイングリッシュガーデンの花の絵を着て。お顔が輝いて、とっても明るい、上野砂由紀さんと。

我らがホープ。上野砂由紀さんの若さは、嬉しくなるほど、とっても、眩しいです。


今、世界中の庭で修行した若手が帰国して、優秀なガーデナーが、すでにたくさん、いらっしゃると思うのです。

それで、もっともっと、世の中に出てきて欲しい!どうしたら、いい仕事ができて、もっとみんなをひっぱっていけるか。これは、行政の方々とも、一緒になって、日本中の花と緑のこと。頑張っていくうえでも、大きな課題。

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(ラナンキュラス ラックスの爆発開花まで、あと、1週間?1ヶ月?)


来週は、はままつフラワーパークで、春の花植え工事なんですが、そこで頑張る女子パワーのご紹介取材もあり、BISES誌のみなさまにもフラワーパークに来ていただけることになり、嬉しいです。

いよいよエンジン始動です!

日曜日は、浜松駅前の遠鉄デパートで、塚本こなみさんと、トークショウ。

完全に体調を整えて、臨みます。(なので、それまでに予定されていた夜の会食等々、全部キャンセルしてすみません)



iris_garden_blog at 10:35   Tweet

March 06, 2016

春の香り フリージア

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フリージア! すばらしい春の香りがします。こんなに素敵な香りがするし、可愛らしい花が次から次えとたくさん咲く球根 なのに。案外、こんなに有名なのに、寄せ植えの材料として使われていなかったりするし、お店でもどこにでも売ってると言うわけではありませんよね。スイセン等に比べたら。   

去年か一昨年の球根を、どこかに入れておくとまたそれはそれで翌年咲いていたりしますから、フリージアのそういうところが好きなんです。ところで、私はいま  北海道の東神楽町。すっかり春めいていた東京から、今こちらはマイナス5度。見渡すかぎり銀世界です。本当に日本て案外広いなぁと思います。



iris_garden_blog at 00:25   Tweet

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プロフィール

吉谷桂子

(よしやけいこ)

東京生まれ。英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。

7年間の英国滞在経験を生かした、ガーデンライフを提案。TV番組や雑誌等での企画、出演、講師を務める。また、国際バラとガーデニングショウや東京ミッドタウンのコンランレストラン「Botanica」の植栽デザインを担当。

「吉谷桂子のコンテナガーデニング」(主婦の友社)他、著書多数。

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▲壁紙のプレゼントもあります。

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