July 2016
July 28, 2016
8月27日(土)渋谷区神宮前Shade YOSHIYA KEIKO にて、1日だけの、チャリティ・ニッティング・クラブを開催いたします。チャリティで作る編み物は、このコルミッコちゃん。
編み物クラブは、ロンドンでも大人気ですよね。東京でもブームの兆しか?
私、編み物は、大好きなのですが、いっつも時間がないとか、何が無いとか、余裕がなかったのですが。コルミッコに出会って以来、俄然やる気満々になっています。そして、今まで集めたたくさんの毛糸!これを役にたてようと!
「kolmikko(コルミッコ)」とは、遠い北の森に住んでいるトロール(妖精)のことです。
一年に一度クリスマスに、人々に幸せを届けに森からやってきます・・・。
そんな物語を背景に始まった「コルミッコ」プロジェクトは、チャリティーに賛同いただいた方々によるワークショップで編まれた手編みのコルミッコを、年末に「ハイアット リージェンシー 京都」のロビーおよびB1フロアにて展示・販売)するというもの。去年は海外の方々が多い京都ということもあってか、多くの方々にご賛同をいただき、大成功を収めました。
(北欧の の毛糸を使った今年すでに集まっているコルミッコ)
さまざまなかたちでプロジェクトに賛同いただいた方々の気持ちを東日本大震災で被害にあった東北に届けることができたと思います。私は友人の活動に少しは役立つかなとの立場ではあるのですが。
この東北を始めとする子どもたちの未来を支援するプロジェクトが立ち上がったのは2015年8月のこと。プロジェクトのメンバーのお一人である料理研究家の松田美智子さんが、自らも手編みで編みぐるみを作り、その「コルミッコ・プロジェクト」が、私にも伝染。
年に4度開催でずっと続いているご飯会仲間でもあり、尊敬もする松田さんにいたく共感したことから、なによりもこの「コルミッコがかわいくて!」、「私も作りたい!」となり、「作った作品が誰かを喜ばせるなら!」と、私も去年から参加させていただいてまいりました。
ただでさえいつもいっつも時間のない私ですが、去年は日本中を移動する飛行機や新幹線のなかでせっせと編みぐるみ三昧でした。(これですごく癒される〜)
写真3点は、私が作った作品、今はすでに、チャリティに活かされて、誰かのもとに買われていった子です。一番上が山繭のシルク。左はスウェーデン製のウール。そして、右側が、ハンドウィービングしたウール製で。詰め物のなかにポプリを入れていい香りに。
今回の開催は、すでに箱根のハイアットでニットカフェを開催。今回は、8月下旬ということで、一年でもっとも私に余裕のある時期(忙殺ではない時期)に、いよいよ私主催で開催できる運びとなりました!
時間は、8月27日(土)午後13:30から19:00ころまでの間自由参加。場所は、東京渋谷区神宮前の私の店。でも、お店が狭くて、椅子は10名様くらいしか座れませんが、みんなで融通をつけながら、ワイワイと編み物クラブ状態を。
チャリティの寄付先は「交易社団法人sweet treat311」が運営する「MORIUMIUS(モリウミアス)」。東日本大震災で被害にあった宮城県石巻市雄勝町をベースに活動する教育的複合体験施設です。
でも実は、このチャリティ活動をご理解頂かないと、難しい面もあります。なので少し細くご説明を。
まず、このコルミッコの材料(100%WOOLの毛糸、今回はノルウェーのウール)このコルミッコを作る材料費も労力も、そして、芸術センスも、すべては参加者負担と、なります。
私などは決して編み物がうまいわけではないのですが「ぶさかわ」という言葉があるくらいですから、それをよしとしています。(去年これをスタートしたときは、かぎ編みのやり方を忘れていました。それで、すごく変な編み方に)凝ってしまって、何本も、かぎ編み棒を買ってみましたが。
作るのが楽しくて。
でも、これ、可愛く、ある種の魅力がないと、誰も買ってくれません。すごくかわいくできていて初めて誰かがお金を出してくれます。
そして、それ、全額チャリティに行き。(一部運営費に回ることもありますが、スタッフは全員ボランティア参加)自分の経済の利益はゼロどころか、いろいろ準備で買ってみたり、交通費や送料が発生すれば、それも自己負担。
それでも、続くその原点は、「可愛い」と「笑顔」が嬉しくて。
場所や時間を提供させていただく私やお店の側でも、100%チャリティですが、なにが嬉しいといって、可愛いもの、すてきな笑顔をみなさんと共有するのが、本当に楽しいのです!
またさらに詳しいことは次回に続けて書かせていただきたいと思うのですが、まずは、8月27日土曜日に、吉谷主催で渋谷区でチャリティ編み物クラブがあること!かわいい作品を作って、どなたかに買っていただくには、どうしたらよいか。さまざまな試練もあって。それがまた、勉強になること!
午後から!私は終日お店におりますし、松田さんもいらっしゃいますので、憧れの松田さんに会える!というのも嬉しい!簡単なお茶とお菓子をご用意はしていますが、惜しいパン屋さんやちょっとおしゃれなカフェご飯なら近くのお店にふらっと行って帰って過ごしていただくことも可能です。
編み物がまったく苦手な方でも、コルミッコを買っていただくことでチャリティに参加できますので、どうぞ、遊びにきてください。もちろん、簡単な作り方は、アマチュアでにわか編み物好きがお教えします。使うのは、かぎ針と自然素材の毛糸に限ります。(作りにくいけれども、麻や綿や絹もありですが、ウールが一番ですね)あなたのタンスに眠っている素敵な色の自然素材毛糸があったら、それを活かしてみませんか?原価でのノルウェーから輸入した毛糸のキットも用意しています。
今までの活動は、こちら。https://ja-jp.facebook.com/kolmikkokk/
夏バージョンのコルミッコを松田美智子料理研究所で発見!(つづく)
July 26, 2016
今日で、伊勢丹デパートでのPop Up Shop が終了。おいで下さった皆様、ありがとうございました。
おかげさまで大好評で幕を閉じました。
そんなわけで、この1週間、都心で過ごす時間が多かったので、昼も夜も、都心のレストランで食事をしていたのですが、今月、最も心に残ったお店を....。
実は私には、尊敬するクリエイティブ番長なる先輩がいるのですが、その方から教えて頂いたおすすめの店へ。(ただ、普段はなかなか都心の店を回ることができなくて。今回、伊勢丹イベントの最中は、渋谷区に借りている我が塒へ。(普段は都会が苦手で、自分の庭の水やりも心配なので、できる限り都下の自宅に帰ってしまいます。でも、ありがたいことに、このところずっと雨模様か曇り空で)
さて、表参道のスパイラルビルは槙文彦さんが、バブル絶頂期の1985年に設計した建築で、私はこのビルの落成開店直後から、青春時代の思い出が満載なのですが、今月、ここに、またしてもすてきな空間ができて。
ミナペルホネンの皆川明さんの新しいお店、Call がとっても素敵です。http://www.mp-call.jpこの日は皆川さんにもお会いできて幸せな夜だったのですが、その延長線に訪ねたのが
同じ階に同時オープンした「櫻井倍茶研究所」。ここがまたすばらしくて!http://www.sakurai-tea.jp
この日は、おなかを空かせての、夜の訪問だったので、食事のコースにしたのですが、香り、味わい。そして日本茶の今までに味わったことのないディプな世界をあじわって。
究極の日本食。
最近ずっと寝かせ玄米の食事をしていて、お茶といえば、台湾の高山茶の世界にどっぷりだったのですが。
日本茶の香りの世界。こんな幅があったのか。と。
食後のデザート、私はお豆腐で。ああ、甘いものと日本茶も最高ですね。
お茶と美意識。
そして、東京にも、本当にさまざまな世界観、興味を持って、そして、知り得たときの嬉しさ!
お伝えしたくて、ガーデニングには関係ありませんが、書いてしまいました。
あ、ちなみに。Call のお店のなかに展示されていた多肉植物の寄せ植えも、とっての素敵でした。
私がそれを見た21日は、とってもフレッシュで元気で輝くような表情の寄せ植えで。
生きている植物、このあと、どんな感じになったでしょうか。
July 25, 2016
9月開催のイングリッシュガーデンツアー。このたび、ご参加くださる皆さま、誠にありがとうございます! 現在、20名さまを超えるご参加に、気持ちが引き締まります。
そして、繰り返すようですが、折角行きたいと想いを募らせていたのに、それぞれに、よんどころない理由により、行かれなくなってしまった皆さま。またぜひ、次の機会に!
来年はやはり、6月下旬から7月上旬の時期(ハンプトンコート・フラワーショウ 込み)を考えていますので(やっぱりノースイングランド、特にスキャンプトンが見たいので)どうぞ、周波数を合わせておいてくださいませ。
今回、まずは最初の1日目の訪問先が、大充実。その1日だけでも、1年分の豊かな情報量になるのではないかと今からドキドキしています。まずは前日に羽田ーヒースローの移動。その晩はオックスフォードに宿泊。オックスフォードのホテルを出発。
午前中に、まず、期待の Pettifers Gardenへ。個人庭なので、アポイントを取って訪問します。
お昼からチャールズ皇太子のHigh Grove 。今の所、ランチもHigh Grove にて予定しています。
午後3時以降、念願叶っての訪問は、英国ハーブソサエティ総裁、ジェッカ・マックビガーさんを訪問。こちらでもTea Timeを。ハーブに関する質問など、何か準備しておいても良いですね。
実は、High Grove のあるエリアその後の訪問先は、迷いました。前回も伺いましたが、High Grove のとなり村にある Sir James Dyson のお庭を再訪するか。お庭通の hさんオススメの個人庭 アビィハウスもいいな。
あるいは、9月は、きっと美しいレディファーム。
それから、翌日は、サマセットへ、実は午後一番にRHS のウィズレーを予定しているので、(ウィズレーは結構たっぷりの見学時間が欲しい場所)
実は、Hauser & Wirth Somerset は、まだ交渉中です。しかし、その移動の無茶?無理があるとすれば、すこし、考え直さなければ、
だって、その日は、カントリーハウスの宿泊。早めについてホテルの庭やファシリティでのんびりしたくもあります。
欲をいえばきりのない、でも、悔いは残したくない。とにかく一生懸命組み立てます!
9月のイギリス、少し寒いかもしれないので、羽織るもの。ぜひ、ご用意を。
July 24, 2016
休日として、時間を自由に使える日曜日です。久々に。
(それって、何ヶ月ぶりだろうか。多分半年ぶり?)
そうは言っても、忙しいと端折りがちな主婦業を、まず。今朝は5:55に起床。窓の外を見ると久々に美しく晴れていてしかも、気温が16度ほど。涼しく気持ちの良い朝です。タワータイプのペンタスが可愛く咲いて。
白のペンタスも。すてき。ペンタスは花の束が終わりかけたら下の茎ごとcutして次の脇芽を出す。
草花の水やりは、仕事があろうとなかろうと、日々のルーティンですが、普段から仕事に追われる私には「15分ルール」というものがあり、掃除機をかけるのも片付けも「15分以内に終える」と決めています。
そうして、最短の時間制限を気にしながら時間に追われて水やりするのと、時間制限なしで水やりするのは、気分がまったく違いますね。やはり、水やりは大スキ。
それで、2~3日でも。
風通しが悪いとか、蒸れそうな感じに配置してあると調子が悪くなってしまう植物あり。そういうの、15分ルールでは発見しにくいです。
ずっと咲いていましたが、アガパンサス’ガーデンクイーン’が終わりかけ。そうだ写真さえ撮れてなかったと。急いで散ってしまう前にスマホでワンショット。
家族からキーマカレーを作って欲しいとずっと言われていたので、2時間ほどかけて準備を。
私の方法は、すべての具材を細かく刻む。(フードプロセッサー使用)それぞれにスパイスを入れながら炒めて、最後に熟れたトマト、ローレルとローズマリーと一緒に煮込む。ローレルは庭から摘んで。葉の束が多すぎると効きすぎが心配ですが、大きいほうがすぐにすくい出せるので、ローレルたちはあまり長い時間煮込みません。
これで中火で30分ほど煮込んで火を止め。
ところで、このバーミキュラの鍋。誕生日のプレゼントで頂いたのですが、名前入りでびっくり。
結婚祝いや記念のプレゼントなどにも良さそうですね。注文から半年ほど待たされるようなのですが。
July 22, 2016
ただいま、新宿伊勢丹デパートにて、来週火曜日まで、Shade Yoshiya Keiko POP UP SHOP を開催中。「花を愛す意味を知る」 トークショウでは、お集まりくださった皆様に感謝です。
トークショウのなかで、エネルギーを注いでそだてた花は、美しくそして、そのエネルギーを惜しみなくそれを愛でるものに返してくれる。というようなお話をしました。
数日前に、私がデザインさせていただいた「野の花ガーデンFUKUSHIMA」で今美しく開花する日本在来種の野の花たちの写真が現地スタッフから送られてきて。これにも、感動。
原種ギボウシの小道、施工から3年が経って、想像していた通りの景色に完成!
野の花マット。実に自然で美しい!
このなかに佇んだら、エネルギーチャージになるでしょうね。
キキョウ、ナデシコ、そして
さらに気温が上がると、ナデシコが満開!!!素晴らしい日本の花たち!