July 2016
July 17, 2016
三連休などまったく関係なく、今月いっぱいは、早朝から深夜までにThings to do.に追われるだけの日々。来週20日から始まる新宿伊勢丹デパートの催事準備、用意するべきもの(手作業多く)がなかなかが間に合わず焦るばかり、と、いいつつ、昨日の続きです。
さすが、箱根、高原の気候では、みごとにバラが咲き続けています。
こうして、花が咲くこと。咲いている景色。花と対面すること。
これって大事!!!と、思っています。花は目に入れて、心に入れて。最後はエディブルならなおよし。
5〜6月から夏向きの寄せ植えを作ってきましたが、どれも元気いっぱい!
箱根では、湿気に負けてだめかと思っていたペチュニアがすごい元気!
右側で黄色の花が、コニカ(コニファーの)に這い上がっています。
ペチュニア、トリュフシリーズだった覚えが。たしか、M&Bフローラさんの。
湿気に強いタイプと伺っていたシリーズでした。
ダブル咲きのインパチェンス フィエスタも見事に大きくなって。ヘーベも満開中。この品種、ロンドンに住んでいたときの私の庭で1m以上もの大きな株で地植えで大きくなっていたものとほぼそっくり。箱根の気温なら、このまま生き延びそう。ちなみに、この株は、国バラで使ったものを個人的にここに持ち込み生育実験中です。
フランス庭園は、なるべく華やかに見える花を植えるのですが、ここでもインパチェンス フィエスタが活躍。絶え間ない開花のために毎週液肥を。
ちょっと変わり種のマリゴールド。夕方に撮ったので、暗いのですが。日暮れの庭でもとても目立って美しいレモン色です。
さて、9月のイングリッシュガーデンツアー、ご参加の皆様がお揃いいただき、遂行決定となりました。ありがとうございました。ジェッカさんのハーブファームも訪問先に決まり、いろいろ内容を充実させ中です。
July 15, 2016
いよいよ夏!の7月箱根星の王子さまミュージアム。昨日はそのガーデンワークでした。
おいでくださった皆様、ありがとうございました。
ひとことでいうなら「盛り盛り!」
顔の大きさより大きいかも。の、アナベル。 冬の間に地際までカットバックすると、毎度すごく花数が増えますね。
そして、Long blooming のエキナセア。一輪が気温や天候にもよりますが、1〜2週間咲き続ける。1日花って(ヘメロカリスのような)やはり、庭のアクセントとしては不安定ですが、この子は、本当にステディ。ただし、条件が揃わないと、(水はけ、日当たりなど当たり前のですが)生き延びてくれないので、丈夫だ。と、過信するとうまくいかないことも多いなとは、箱根や自宅で育てている感想ですが。
あいかわらず、ジニア、キレイ!
この色お魅力に何度見ても激写。
かわいい色やシックな色。だいたいベナリースジャイアントの系統かと。
この色も素敵!ダブル咲きのジニア。
先日ブログで掲載した箇所。あー!その写真をアップしたいけれども、仕事に出発しなくては!
イングリッシュガーデンツアーのことなどいっぱい書きたいのですが、今夜遅くなりますが、帰ったらまだ続編を!
昨日の関東地方すごい雨が降りました。なので、我が家も今朝は水やり不要。
July 13, 2016
要するに、6月も梅雨入りまでは、温暖地の庭も、いい調子なのですが、このあと7月は...。
みなさま、どうしていらっしゃいますか? 関東以西の場合なかなか難しいですね。
ちょっと前の「はままつフラワーパーク」のボーダーガーデンの写真です。
現地の担当、森田さんが送ってくれた。
とっても、きれいな写真だったのでご紹介させていただきたいと。
もう、これ以上に暑くなり蒸れてくると、また、これほどに植物が大きく成長してびっしりと隙間なく咲いていると、 やっぱり.....。
ダリア、人目を惹いて。存在感抜群。なんと、去年のダリアの株が植えっぱなしで、今年もでてきたおがあります。
でも、それもこれも。早めに植え付け、根をしっかりと伸ばした草花は、基礎体力があるので、まだまだ、きれいで咲き続けてくるという期待もあります。ま、ジニアは大丈夫でしょうが。
それにしても。今年の梅雨。これってどうなんでしょう。あまり雨が降りません。
それでいて、やっぱり。晴れると夕刻に光など。すてきな光〜!こういう写真、アングル。写真のトリミングがうまいひとは、庭のデザインも写真の仕上がりをも意識した植物の植え方バランスがいいんですよね。私が春にこの小さな苗を植えた時は10センチの苗。それが2mにもなる。
シャスターデージーとストケシアとセージと。ロングブルーミングたち。
ついにアルセアの花も終わったかしら。ここまでははままつフラワーパーク。森田さんの写真。
ここから下は私で。星の王子さまミュージアム
さて!明日(7月14日)は、星の王子さまミュージアム7月のガーデンメンテナンスへ、作業は、おもに寄せ植えを作り直し。傷んだか箇所のリカバーを。そして、夏休みの見学に耐えうるようにと。
写真は、6月14日に撮ったもの。
7月14日はこの同じ場所がどんなかんじか。そんな庭の定点観測。良い時ばかりでなく、ずっと撮っておくといいですね。
July 12, 2016
過去のGardens Illustrated 9月号から。定期購読を始めたのが、1990年代始めの創刊号からですから、かれこれ、20数年間。さまざまな季節にイギリスを代表するガーデン雑誌がどんなところに目をつけるか、ずっとアンテナをはってきました。なので、写真上、こんな景色をみたいと。ずっと思ってきたわけです。
9月の庭がおもしろい。ということになったのは、まだ、私がイギリスに住んでいた時代のこと。グレートディクスターで最も見応えがあると(私は思っている)サブトロピカルガーデンは、9月以降がもっとも美しい。6月に行っても、なにもおもしろくないし。
上の写真、Long blooming 。長く咲いてくれる植物を厳選して作る庭。 これぞ、私がデザインして作る庭が喉から手がでるほど欲しい要素ですが。気候でもその結果も違いますね、北海道なら通用するか。
私の企画するツアーでは、みんなで「まあ!きれい!」と、美しい花や庭を見て感動するのも大切だと思うのですが、どんな植物がどう使われているか。そんな観察考察もディープに加えていきたい。
私自身、1998年の9月末にイギリスから帰国して、もう早18年。18年もイギリスに住んでいなかったので、その四季をつぶさに観察するチャンスもなかった。
しかし、住んでいたときよりも、たまの旅行で目にする四季の違いは、この目にとても鮮烈に写っていました。...考えてみれば、1998年、NHKBSで「秋のイングリッシュガーデン」のご紹介をするキャスターを仰せつかったのも、あれは9月のロケ。その後、帰国してさらに「イングリッシュガーデン四季物語」の番組は、年に4回のロケで渡英。春夏秋冬のイングリッシュガーデンを紹介するというワイルドな番組でありましたが、あれも、どの庭を尋ねるのか、決めたのは私でした。定点観測的にいくつかの庭を取材した。あのとき、四季それぞれの、本当の庭の美しさに目覚めました。
そうはいってもバラが満開のピークはやっぱり誰が見てもきれい。
ツアーとなるとそんなピークにしかできなかった。
過去の9月号を全部ピックアップ。なにしろ、20年以上も定期購読しているので、その変遷はかなりおもしろいです。
Experimental nature ガーデニングの基本みたいなことですね。
私もいまだに、実験あるのみ。
ダリアの美しさに夢中になるのも Late Summer。
イングリッシュガーデンも、すっかり21世紀のトレンドになって変化して。
ここ数年、10年くらいでしょうか。現代版の本物が見たいと、ずっと思ってきました。
Fabulous foliage いいですねえ。賛成!でも、関東以西では難しい植物も加わって。
July 11, 2016
百日草、今、とても元気です。今日も暑かったですが。東京は軽く30度超え。
ロンドンは今19度。
先日の北海道のような感じでしょうか。日課になっているのが、全国の気温を見ること。
今、全国の気温を見てみると、箱根、23度。札幌12度!浜松26度。
30度を超えると本当に厳しいですね。
あまりにも暑いと、見学するさえシンドイのですが、気持ちの良い風に吹かれて草花の香りをかぎながら庭を歩くのは本当に幸せです。
先日の銀河庭園も本当に気持ちが良かった。
九月のイングリッシュガーデンツアー、いろいろ調べています。
英国ポンドがなんと、130円に急落中。これはすごい。今のうちに現金にしておいたほうがよいでしょうか。
さまざなサイトや過去の雑誌をチェック。今年のGARDENS ILLUSTRATEDの九月号は、まだ発売されていないので、去年までの九月号をチェックしてみると、やはり、Piet Oudolf さんやTom S-smith さんの記事が目立ちます。
ただいま計画中のレイトサマーのイングリッシュガーデンのツアーでは、おもに、Piet Oudolf のデザインした庭を二箇所以上回る予定ですが、どんな植物がその時期ならではの美しさをみせているか。
私は、その植物名が「名ざし」できるようになりたくて。ただいま、植物カタログを確認中。ただ残念なのは、一生懸命調べて分かったつもりになっても、とっさに忘れてしまうことが多いこと。
九月のツアーはただいま絶賛ご参加者募集中です!九月のベスチャトーガーデンはもちろんですが、RHSのウィズレーガーデンほか、庭界の「お手本」ガーデンの九月を見て回ることで、これからの私たちの庭のあり方も、見据えることができると思います。ただただ、美しい花を追うだけが庭ではないし、されど、花。と、思っていますが。広い視野は、やはりお手本を見ないと開かない。
申し込みの締め切りまではあと十日ほどです。訪問先は、治安も安全なイングリッシュ・カントリーサイド。ロンドンでは一泊だけですが、宿泊予定のホテルもリージェンツパークちかく。私がロンドンで一番好きな公園です。旅のパンフレットのご請求は
お電話かインターネットで、
(株)セブンカルチャーネットワーク「吉谷桂子と訪ねる英国の美しい庭」係 まで。
電話 03-6238-3085
http://tabi.omni7.jp/7tabi/ab_tour/616715/