February 19, 2017
February 19, 2017
7月1日に出発予定の「イングリッシュガーデンツアー」
毎回、何本かのメインイベントの柱ひとつでもある、マナーハウス宿泊。その宿泊のホテルが決まったことをお知らせです。
今回の旅で宿泊するのは、チャリングワースマナーです。
https://www.classiclodges.co.uk/our-hotels/charingworth-manor/
チャリングワースマナーは、ヒドコートやチッピングカムデンの町にも近いのであのエリアの雰囲気をのんびりと堪能できるとよいなあと思っております。
そして、今回の目的の庭。そのナンバー1が、ヨークシャーのスキャンプトンホールです。
http://oudolf.com/garden/scampston-hall
PietOudolf さんがデザインした庭のなかで、この20年近くの間、最大級に、行ってみたくてずっと憧れていた庭でした。(1998年完成)私が、住んでいたイギリスを離れた年に完成。
まだまだこれから、何十年も元気で活躍するつもりの私ですが、60歳に到達してからの境地は、また格別です。何年も前から、メメントモリ。とは、言ってきましたが、「死ぬまでにやっておきたいこと」リストを心に描くなかでも、この庭が、今、世界中で一番見てみたい庭のひとつだったのです。
60歳になった今年。どうしても行かねば!と。
スキャンプトンホールのあるヨークシャーは、ブロンテ姉妹の嵐が丘でも有名な景色の広がる。私自身、大好きな地域なのですが、言ってみればロンドンからはかなり遠い場所にあり、イギリスに住んでいれば、のんびりとした予定を組んでヨークシャーを旅するのも、なんでもないことかもしれませんが、ツアーバスでは、あまり簡単ではなく、今まで、計画しては何度も挫折してきました。
飛行機で飛んでも、隣国ブリュッセルやアムステルダムのほうが近いのですから!
でも、スキャンプトンの周辺にも、それはもう!素晴らしい庭がひしめいていて
上記は、このエリアのガーデンガイドの地図ですが。有名なスカボローという町に近いエリア。北にあるので、昨今の温暖化の影響も、こちらはもっとましかと思います。リポンとか、ヨークシャー、こうした名前は、ダウントンアビーの物語の舞台にもなっているヨークシャーゆえ、ドラマにも度々登場しますね。ちなみにダウントンのロケ地になっているハイクレア城もリクエストだけはしていますが。ここ。予約が、結構難しく、今は2018年分のみ。でも、いつだってダメ元でトライ!
スキャンプトンの周辺にも、超級の庭がいくつもひしめいており、有名なイングリッシュガーデン、NEWBY HALL , RHS GARDEN HARLOW CARR できれば、CASTLE HOWARD も行きたい。
昨日は日本橋三越のトークショウでお話しましたが、
「花の力を借りるために」ヨークシャー・ラベンダーの農場にも寄りたい。
遠くて、とてもとても無理!と思っていた花の咲き乱れる個人宅、
Sleightholmedale Lodgeにも行きたい!
この庭は、信じられないほど美しいヨークシャー・ムーアのなかにあって、この世の楽園か!というような花の庭。ロザムンドさんが三代に渡って受け継いできたファミリーガーデン。
当然、このエリアでは、ヨークシャー・ムーアの中(高級車のドライブシーンのCMにでてくるような景色)をバスで走っていただこうと考えております。私の大好きなヨークシャープディングも召し上がれ!
そして、そのほかにも行きたい庭がひしめいて。ううう”〜。どうしよう。苦しいっ!
と、正直ただいまそのような状態になっております。深呼吸....。はあ。
その後、コッツウォルズへ移動。チャリングワースマナーに宿泊し、のんびりすることを念頭に、コッツウォルズには、有名庭園がひしめいていますので、今のところ、ホテルに近いヒドコートとキフツゲートは外せないし。ヒドコートのある村というか、町、魅力的なチッピングカムデンを散策する時間も欲しいです。でも、個人宅のブロートングランジほか、ウィッチフォードなど、限られた時間(ホテルでのんびりする VS 庭をたくさん見るか)とのせめぎ合いです。


仕上げには、やはりPietOudolf さんがデザインしたロンドン、テームズにある公共パークを見学し、ハンギングバスケットやウインドウコンテナの見事なエリアなど、幾つかのおすすめスポットを時間内に効率よく見学していただくルートを計画中です。
見学-----という言葉。素晴らしい意味を持ちますよね。
見て、学ぶ。私もそれまでにたっぷりと、下準備と勉強をしておきますので、どうか、みなさま、7月1日から8日間の旅。ご予定に入れてくださいませね!
そして、その前の5月には、個人的に、下準備と調査、勉強のため、
チェルシーフラワーショウとそのほかの庭の「見学」に入ってまいります。
さて、冒頭にも登場したdream gardens of England の表紙にもなっている今回の訪問予定先、Sleightholmedale Lodgeのように、普段は一般公開をしていない個人宅だったり、その古き良きイギリスを暮らしぶりを見学すると同時に、21世紀に入ってあきらかに、イギリスは一皮も二皮も、変わりつつある点では、現代の姿も探ります。
時々、イギリスのことを調べていて、よ〜〜くわかっている部分と「え?ホント?」となるほど、知らない国を調べている感覚にとらわれる時がありますが
次世代の庭の時代。これもまた新しい文化の形です。そのすべてを、みなさま、ご一緒に!!!
申し込み開始まであと少しですが、完璧にはっきりとしましたら、またすぐにお知らせをいたします!
よろしくお願いもうしあげます!