June 2017
June 18, 2017
雑草といわれる類の草も一緒になって育っていますが、やっぱりこんな零れ種のフラワーメドウが大好きです。写真は一昨日撮った中之条町「花の駅」で試験的に作っている零れ種の花草エリア。全面に菜の花もいいけれど、こんな自然な景色もいいですよね。と、説得中。
こちらの環境、ジャーマン・カモミールがわんさか。香りの素晴らしい。植物のお医者さんと呼ばれるカモミール。ヤグルマギクも自由に咲いて。
こちらは、目黒区Shade駒場ガーデンに5月上旬に植えたエリゲロン・カルビンスキアヌスとユーフォルビア・ミルシニテスと。2ヶ月でかなり増えましたが、来年の零れ種を楽しみに。
まっすぐにすっくと立ち上がってくれるのは、リアトリス。逆に、エリンジューム・ブルーグリッターが倒れて。ちょっと水分が多かったからか。なかなか難しいですね。実生ならうまくいくのに。
でも、このやわらかなブルーグレーが魅力的。そのうち、パニカムがオレンジ色に色づきます。
1週間見ないと景色が次々に変わるので、やっぱり庭の魅力ってそういうところもありますね。東京目黒区でも、自然な花の変化を楽しめます。結構蝶々も遊びにくるんですよ。
June 15, 2017

素敵な感じに仕上がってきました。嬉しくて、わーい!
心の中で、歓声が湧きます。いえ、本当の完成は来年なので、本当の意味の歓声はまだ先なのですが、ただ嬉しくて。4時半起き。自宅を5時半に出て中之条町「花の駅」疲れが完全に吹っ飛びます!
サンギソルバ メンジィジィ(麺爺 と覚える)メンジェーシかな?

植えたのは、今年の4月。たった2ヶ月でこのような成長を望めるのは、栽培環境と肥料管理。そして、もちろん水やりなどの管理!

中之条の皆さま!ありがとうございました。

憧れの クランベ・コーディフォリアも育っています!

今回はまだ試験段階ですが、来年はぜひおいでくださいませ!
四万温泉もなかなかですよ!
もう何十回も通いましたが、本日、今までのベスト!オススメを発見しました!
June 14, 2017
7月1日からの、北イングランドのガーデン・ツアー。最終の細かい訪問庭。調べても調べても、本当にきりがなく。途方にくれることあり。それだけ、イギリスの庭は奥が深いということでしょう。
ハチャーズで送ってもらった重たい本類も届いてチェックしています。今年は、NGS の90周年!すごい!デザインもかわいく刷新。素敵です。サイトを見ても、わかりますね。https://www.ngs.org.uk
もちろん。諸条件が整いつつあり、長らくイギリスの現地事務所とのやりとりのなかで、個人宅の庭の見学、頑張ってもらいつつも、いけてるところとダメだったお宅などが、あります。やっぱり、その日のご都合など。いろいろありますものね。私の企画する英国ツアーほど、準備のめんどうで手間のかかるツアーもないと自負をしています。ほかのイギリスのガーデンツアーを見ると、有名なところしか行かないし。でも、それだけに確約のできない場所もあり、現地事務所の方も面倒だと思います。
たとえば、いつも、最先端の情報通で感心させられている、hさんからのお問い合わせ。Tom Stuart-Smithのデザインしたヨークシャーの庭 。(その名を書くのも、大っぴらには、実はあまりゆるされていないようでもあり)、園芸支援団体の訪問ツアー情報には、名前載ってますね。
いやもう、それはあらゆるアプローチをいろいろ調べてもらったりしていましたが、なかなか。
門戸が開かなかった。ラチがあかないのでここは諦めたのでした。オープンガーデンさえ参加していないので、かなりそのオーナーを突き止めるのだって、大変だった。のに。
でも、ピーターシャムナーサリーでは、ゆったりと、アフタヌーンティーを予約。イギリスのここでしか味わえない、特別な時間を過ごしていただけることと、思います。
ツアーのお洋服。どうしよう!とお考え中の方もいらっしゃると思います。気温を見ていますが、最低気温、11度、最高で26度の日がありました。これは暑い!要は、羽織るもの、首に巻くもの、体温調節のできるうわもの。に加えて、麻や綿の半袖、長袖。夏のスタイル。基本的に暑いのにも肌寒いのにも、両方が必要です。
マナーハウスでのディナーには、大したドレスコードはないものの、カジュアルっぽくても、すっきりと明るい色彩をおすすめ。
(写真はツアーで訪ねたベルギーのレストランにて)
レストランのサイトを見ても、カジュアルシックかスマートカジュアルが基本。何度も書いていますが、黒などの暗い色は避けて正解。男性の添乗員さんに、紺色のブレザーまで禁止した吉谷でありました。(ユニクロで水色やベイジュのサマージャケット売ってるから!)
とにかく、薄黒い集団に見えないのが、好感度成功の鍵でした。それで庭のオーナーの対応がまったく違う様を、この20年以上にわたって体験してまいりました。騙されたと思って、ぜひ、ご協力のほど。明るい色で!
写真におさまった時でも、全然違ってきます。
5月の中之条スパイラルガーデン。
私がずっと、心に思い描いてた眺めが、完成していました。
が!自分はこの実物を見ていないという。
これはその庭に関わるガーデナーにとっては、情けないこと。
ああ、見たかった!でも、5月はとんでもないスケジュールだったので、反省しきり。
大切なことは、それぞれの植物が栽培環境にあって健康に育つかどうかの見極め。
ただ「あらまあ美しい!」というのも見たい(見たいですが)だけではなく、
どんな植物がここにあって、うまくいっていたのか。そこを自分の目で見て知りたい!
本番のイベントは、来年の7月。
パンジーは、存在しない季節だし、うずまきのグラデーションにするために咲き方や高さ葉張りなどの形質が同じで、各色揃った同じ花って。夏は、あまりないので難しいのですが...。
夏の暑さや乾燥に強い植物をセレクトし、それが美しく育つかどうか。
それぞれ個々の環境で実際に試してみないとわからない。とにかく、ベストを尽くして!
明日はその準備に、中之条町「花の駅」に行ってまいります!
(上記写真すべて:バイオゴールド デザインセンター デザイン室 藤田 郁実氏 撮影)
June 11, 2017

7月に開催される、銀河庭園での私のトークショウの日程は、7月15日(土)です。
私も最初は16日(日)だと思っていたのですが、イギリスから帰国してすぐの週末。イギリスの庭の最新写真も集めてのトークと今回私がオーガナイズに関わらせていただいた庭の回遊ツアーは、また写真の撮影会もしたいと思っています。
そこでは、ポスチャーの研究も!
お申し込みは以下まで。
http://www.ecorinvillage.com/event/event.html

この時期、北海道の庭は見所満載ですね。
銀河庭園に近い、ノーザンホースパークもきっと 花見時かな。
ちょっと足を伸ばして、梅木あゆみさんの「コテージガーデンに買える花」を見に行きたいなあ。
昨日の北広島花の会でパネリストとしてご出演くださったイコロの森(苫小牧市)のバラと宿根草の庭も行きたい。イコロの森の代表を務める工藤敏博さんのお話に、すごい共感。庭の最高のと瞬間は、朝もやに煙る姿。うっすらと浮かぶバラの姿。ああ、ぜひ、そんな朝6時頃、訪ねてみたいです。
でも驚きました。昨日早朝。外が明るくて、ああもう夜が明けたと思ったらまだ3時半でした。
またまた北欧のようだと感激。

さて、銀河庭園、ノーザンホースパークのK'sガーデン、ゆにガーデン(空地管内)の4施設に割安価格で入れる入場チケットがあるそうです。せっかく行くならなるべくたくさん見たいですね。