タッセル・メーキング
タッセルのコレクション(買うだけ)を始めたのは
今からもう20年以上も前のこと。80年代のバブル期ですね。
イギリスの室内装飾で、見事なタッセルワークを見つけたのが最初。
使う場所もないのに安いもの(一番安いので2000円くらいの)を買い求めた。
(写真はロンドンのリッツホテル客室のカーテンタッセル)
インテリアにタッセルつけたさで、それまでの無機的ブラインドから
タフタの生地を使ったカーテンをオーダーした。
そのとき、布代をケチってヒダ取りをダブル(二倍ヒダ)にして大失敗。
カーテンのヒダは、トリプル(三倍ヒダ) でなければいけないのに!
二倍ヒダでつけたカーテンは平面的で貧相だった。嗚呼〜。
いうなれば、すごくビンボ臭い!うちでは、ビンボウはOK だけど
ビンボ”臭い”のはイケナイこととしている。
(ハンドバッグに付けているデクレックのキータッセル)
戦後、私たち日本人が一般的に洋風の暮らしを初めて 早60年だけれど
私にはどれもこれも、偽物っぽいというか、美しくないと思えた。
モダン・シンプルなデザインなら日本人の素地でもできるけれども
ヨーロピアン・クラシックは、日本の素地ではできない。当然です。
だからといって、西欧好きが偽物で満足していては話にならない。
美しいカーテンのヒダのあり方なんて学校で教えてくれるわけもなく
見よう見まねで西洋風のインテリアには憧れていたけれども
私の行動にしても、どうしても偽物風な仕上がりだった。
でも、この西洋クラシックがどうにも好き。でも、偽物はイヤ。
「住んでみないとわからない」
そう思い、英国への移住を決めたのが、18年前。と、ここから先は
ガーデニングで知られるようになった吉谷だけれども
実は、メディアに載っていないだけで、私の室内装飾に向ける
エネルギーはかなりのものと思うのだけれど...。
(フィレンツェで買って来たトレースタンドのタッセル)
「家と庭」は合体しているので、目に見える世界はすべて
自分の美意識で作りたいと考える。
話を手短かにしよう。このところ、ミセス誌の
「手作り大賞」のなかのインテリアパーツのために
いよいよタッセルを手作りしている。
ずっと以前にアマゾンでタッセル・メーキングの指南書(アメリカ製と英国製)
を取り寄せ、作り方は理解していたが
これが作ってみると! 思ったよりも難しい!めんどくさい!
なので実は、そのめんどうを最低限に省いて作ったのが
最近作のタッセル(上の写真)で、
テーブルクロスの4角に付けた、名付けて”チンチロリン”。
テーブルクロスは、英国サンダーソン社の創立130年記念の復刻版の
カーテン生地で制作。素晴しい色柄で、丈夫です。
この詳しくは、ミセス誌5月号を見てください!
これは、ダイニングチェアのシートカバーを留めるための
タッセル&ツイストロープ。ロープも手作業で 制作。
アーツ&クラフツ・デザインの椅子に同じくA&Cの
ウイリアム・モリスのカーテン地を使って。
使用する糸は、マクラメ用や刺繍糸。良い色の材料入手が難しいけれども
タッセルメイキングの材料屋が日本にもあることをインターネットで
発見。 木型のデザインがいまひとつだけれども、うまく使えそう。
(これは、アムステルダムで買ったキータッセル)
だんだんと複雑なものを作って見たくなるけれども
(根気と老眼鏡さえあれば作れそうで、否、そうでもないと
わかっていても、作ってみたくなるのが「手作り大好き派」
しかし、とても時間がない。 でも、作ってみたい。
この世界を突き詰めたいと思うし、広めたいとも思う。
しかし、私以外に、実際に作ってみたいと思う方はおられるだろうか。
タッセル作りに興味のある方、拍手で反応してくださいますか?
70名以上おられたら、そのうち(確定申告が終わったら)
私流のタッセルメイキングをブログに総力編集したいと思います。
流行らせたい。広めたい。 だって、楽しいですから。
あ、しまった、これからガーデニングが忙しい時期でしたね。
私も超忙でしたが、いかがなものでしょう。







