ベルギー逍遥
この夏、ベルギー旅行をする方へ。いいなあ!ベルギー。
思い出は、一生もの。ベルギーへは、20年近く前に母や従姉妹と旅した後、一昨年のミセス誌の取材で行ったときの収穫が巨大で、未だにリネンの肌触りのように飽きない味わいが私の心に浸透しています。詳しい情報は、ミセス誌のバックナンバー(08年11月号)をぜひ。ベルギー・フランダース観光局のサイトもよくできています。かなりのアップデイトな情報がでています。とにかく、食べ物がおいしいし、文化が洗練されていて、人々も中庸な優しさがあって、実に居心地の良い、大人のための国です。(上の写真はゲント、実際に、ベルギー幻想派の絵の中にいるような気がしたことが何度もあった。)私たちが書いたベルギー情報の記事紹介のページです。なんといってもユーロが安い今が、行き時ですね。
http://www.visitflanders.jp/markt/archives/2008/10/11.html
私が好きだったのは、アントワープとゲント。アントワープのレストラン、GIN-FISH は絶対におすすめです。HPなどで住所がわかります。それから、ベルギーは素敵なホテル、B&B も、やたらにあるので、
http://www.visitflanders.jp/markt/archives/50/index.html
同じく観光局のHPを要チェック。今から予約すれば、夏休みOKかしら?
写真は、ゲントの街で見つけたアンティーク屋さんティーレランタインチェ Tierelantyntje。(Kraanlei 33 Gent )素敵なマダムが一人で経営していて、素朴なレースの数々が嘘みたいに安い!こういう素敵な人がいるお店では、言葉は通じなくても真心は通じるので、とにかく品揃えをほめまくる。欲しいものは、言われた値段で買う。だって、この人を応援したいから。お店に入った瞬間、この人のファンになると、決めたら値切らないであくまでも気持ちよく過ごすことを大事にして心のお土産にするのだ。
ただし、ニコニコの超愛嬌で「ベストプライス、プリーズ」と、付け加えても...。これもコミュニーケーション。でも、そんな心持ちでこちらがいると、私が言う前に、先方で値引きしてくれることが多かった気がする。海外で言葉が通じるより、人と心が通じるのって、本当に嬉しい。
この刺繍見本は、わが家のキッチンのカーテンになっているのですが、(10ユーロ)1300円くらい?どれも、これも、ちくちく針仕事でかわいいのだ。詳しい住所などを去年のミセスを探して、記載したいと思う。
1700年代から続く、マスタード屋さん、Tierenteyn-Verlent(ティーレンテイン・ヴェルレント)も素敵だった。スパイスのいろいろが揃ったお店は。量り売り。ストライプのエプロンは、お店の制服。クラシックなところに、不思議なモダンさが見え隠れ。味は最高、包み紙もかわいくて、夢中だったのに、なんと、ホテルの冷蔵庫に忘れてきた。ヨーロッパのマスタードって、本当に美味しい!日本でもドイツやフランスのものが瓶詰めで買えますね。肉料理のなんにでも、使いたくなるすっぱい美味しさです。
続きは明日へ。