シャンデリア点灯で拍手!
今年1月にフィレンツェで買ったシャンデリアが、ついに、わが家の台所に設置完了。これまで、一時しのぎでついていた照明が外れたのも嬉しい!(その部分の汚れをペイントし直すのは私たちの仕事。これは秋になったらやるつもり。今は暑い!とかいって、この部屋のペイントはかなりの部分を私が塗った。ファロー&ボウルズ社のペイントで。全部を塗るのに、竣工から4年以上もかかった。だから、ずっともっと先になるかもしれない...)
それにしても、現地のアンティーク屋さんの手配ったら!イタリア風の、のんびりな対応に少々しびれをきらしたし、照明器具なんて、外国で買って、それが自宅で点灯できるまでは、かなり不安なものです。なんども、イタリアにメールで確認を取った。(電話や手紙よりも凄く便利だ!)そうして、ドキドキハラハラを乗り越えて、ライフスタイルが思い通りの姿になっていくには、やはり、かなりの「ガッツ」が必要。歳をとって、そのガッツがなくなったら悲しいなあと思います。だから、まだまだ今のうちに!頑張って行きたい。こういうことが、めんどうになったらおしまいよ。美を追求するのに、楽な道なんてありゃしない!でも、実はめんどくさい!もういいや!って、思う自分もいるんです。やるか、やらないかどっちか!
ちなみに、手前の部屋のシャンデリアは、13年前にロンドンのバーモンジィの露天の道路上の段ボール箱のなかに見つけて、かなり値切って買った。しかし、そのまま箱に入って、ここにこうして点灯されるまでに7年を要した。 ようやくここに光が灯ったときは、感動して、大拍手だった。電気屋さんが「電気をつけて拍手されるの、初めてです」って言ってた。おかげで、彼は、その後、吉谷家のややこしい照明の取り付けに、ずっと付き合わされている。(それで、毎度、拍手されている)とても、ありがたい人です。