フランダースの光
ベルギーで出会い、もっとも好きだったこの絵は、ウースティヌ作。日本には来たことはなかったか。
でも、この絵の雰囲気はベルギーのシントマルテンスラーテム派の絵画にしばしばでてくるイメージだ。
フランダースの光は、その儚さが美しくて、ついのめり込みます。
渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「フランダースの光」展に行ってきました。凄く良かった! 関東にお住まいか、あるいはこの時期、東京においでになる予定の方はぜひ!10月24日までです。私の展覧会へのコメントは、クロワッサン788号「展覧会ようこそ」のコラムにも載っていますが、来週の毎日新聞夕刊にもでるそうです。毎日新聞をとっている方はぜひ、みてね。
私は、この「シントマルテンスラーテム派」とも称されるフランダースの画家たちのことは、2008年にベルギーを訪問するまでは、あまりよく知らなかったのですが、その時、この絵画たちに出会って以来の大ファンなのです。今回はさらに、今まで見た事のなかった素晴らしい風景画もたっぷり。ランドスケープのことを考えるときに、風景画って、ガーデナーにとっては、解りやすいテキストになると思っています。個人蔵が多いので、美術館でも観る事が難しかったのですね。

風景における色彩とコンポジションの勉強をしたいと思う方には特におすすめ。ゴッホのような激しさはなく、あくまでも叙情的にやさしく心にしみ込んでくるようなビジョンです。今、見て来た写真をアップできないのが残念なのですが、この絵画の発祥したシントマルテンスラーテムの村の風景写真(絵の方は、写真なんぞと比較にならない美しさです)と、画家(ギュスタブ・スメット)のアトリエ。
近代絵画のクラシックとモダン、光と陰、色彩の印象を堪能するチャンスです。






