イギリスのウール刺繍 1
このブログを見に来て下さる方々は多趣味だという結論。嬉しい。ボタンコレクターも多くて、びっくりでした!左の写真はクリストファーロイド氏の少年時代の作品だと、ファーガスに聞いた覚えがあるのだが。すごく面白い模様だ。
東京農大教授、進士五十八先生に数冊の本や資料をいただいた。なかでも「進士五十八の造園学」の記事「造園家には多様性が要求される。建築や美術、社会学や経済学、多様なことに興味を持つことが大切だ」
本当にそうだと思う。
世界を眺めるビジョンは広い方が良い。日本の園芸家が近視眼的視野で植物を愛でる姿勢に、共感もあるが、はがゆい反感も感じる。そして、時間軸も。長い時間をかけて仕上がっていくものってありますよね。庭だけでなく、街や自然。未来のことはまるでわからないとは、思うのですが。英国の園芸家がかなり長い時間軸で遠くの方を見ていると、驚いたのは一度や二度ではありません。
東京農大教授、進士五十八先生に数冊の本や資料をいただいた。なかでも「進士五十八の造園学」の記事「造園家には多様性が要求される。建築や美術、社会学や経済学、多様なことに興味を持つことが大切だ」
本当にそうだと思う。
世界を眺めるビジョンは広い方が良い。日本の園芸家が近視眼的視野で植物を愛でる姿勢に、共感もあるが、はがゆい反感も感じる。そして、時間軸も。長い時間をかけて仕上がっていくものってありますよね。庭だけでなく、街や自然。未来のことはまるでわからないとは、思うのですが。英国の園芸家がかなり長い時間軸で遠くの方を見ていると、驚いたのは一度や二度ではありません。
先日アップしたウールのタペストリーの写真、これもグレートディクスターで目にしたウール刺繍です。大作を作ろうと思う根性に恐れ入る。見るとびっくりしますよ。気が遠くなる。花をモチーフにした素晴しい作品が、あの屋敷の中にたくさん飾ってあります。ロイド家の母と息子の共作も多いと聞きました。イギリスでも、園芸家で手芸家という人は多い。この両者には何か共通の魅力があるのでしょうね。
ウイリアムモリスを筆頭にアーツアンドクラフツの時代の名残を、今も残したグレートディクスター。20世紀初頭の文化の香りが今も残ります。
さて、ここで見る刺繍も、すべては実在の花がモチーフになっています。絵画的完成度、色彩的調和、これは庭のデザインにも繋がり
ウイリアムモリスを筆頭にアーツアンドクラフツの時代の名残を、今も残したグレートディクスター。20世紀初頭の文化の香りが今も残ります。
さて、ここで見る刺繍も、すべては実在の花がモチーフになっています。絵画的完成度、色彩的調和、これは庭のデザインにも繋がり
ますね。
今、私も私なりに21世紀のアーツアンドクラフツを探しているつもりです。
( 数時間後に続く )
今、私も私なりに21世紀のアーツアンドクラフツを探しているつもりです。
( 数時間後に続く )