イギリスのウール刺繍2

でも今はどうか、わからない。近頃のイギリスはいままであったお店が消えていることが多くがっかりする。あのイアンマンキンも、2件あった路面店がこの10月に消えたそうだ。
生地そのものは、リバティやウェブなどで買えるようですが。

これは正式にはギリシャ雷文でメアンドロ、英語ではmeanderと呼ばれます。ヨーロッパを旅行するとあちこちで目にしますが、実際に古代ギリシャでよく使われていた文様です。
この模様は自分でデザインして入れたのですが、ショックなのことに「何故?!ここをラーメンどんぶりみたいな縁取りにしたのか」と、聞かれること! ここにはヨーロッパの古代と中世に対する私の憧れが詰まっているのに!

というわけで、余談だらけでしたが、手芸の楽しい季節。年末に突入する前に、夏の疲れを取るお休み期間も必要です。あ、この猫紋は12年前、妊娠中にロンドンの自宅で作っていた刺繍です。その後、子育てと仕事の両立で忙しく、手が付けられませんでしたが、そろそろ再開して仕上げたい、猫のタペストリー。顔のデッサンが狂っちゃったので、作り直しもしたい。このヘン顔が良いとも思うけれど。 こうした作業をしていると本当にリラックスします。
毛糸をどこで買うか、ご質問を戴いているのですが、申し訳ないことに旅行へ行く都度、毛糸屋を覗きます。でも、東急ハンズ渋谷店にも結構いいのがあります。野呂英作さんの手染めとか。そして先週、息子と一緒に出かけた折、吉祥寺のアナンダへ寄り、あの緑色のむら染め毛糸を見つけました。が、ハンドメイドなので、今はあるかどうかわかりません。植物でもグッズでも、こうしてご紹介すると、その店で売り切れが続出するそうです。 いいのか悪いのか悩むのですが。保証できないので、どうかご了承ください。
でも!やっと校了!!! 11月16日発売開始の拙著「吉谷桂子の小さな庭のためのガーデニング術」(ベネッセコーポレーション刊)は、売り切れ続出したいですー!お見しりおきを、とってもとっても、よろしくお願いしますー。

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