第13回 国際バラとガーデニングショウ
いよいよ春も目前。今年も5月11日から始まる国際バラとガーデニングショウのデザインがほぼ確定し、植物の注文も着々と進行中です。
今年のメインテーマは「印象派の庭」。カラースキームは、虹の色、光のプリズムで反射する虹の発色を基本に、色彩溢れる花の庭を、どのように魅せるか。私としては、印象派のテーマは、常に私の庭の構成上存在するテーマですので、印象派の絵画は私の絵画的庭の構成法の基本でもあるのですが、外光派とも言われた印象派の絵画には、特に「光と風」が重要だとも思っています。当然、健康的に庭の植物を育てるにも適度な風と太陽が大切。
しかし、ショウ会場に常に自然の風を期待することは難しい。なので、今回は特に私からお願いし、ダイソン社のエアマルチプライヤーを セッティング。風に揺れる背の高い宿根草やグラス類の植物の美しさを表現したいと思っています。去年は、来場者が少し減ったので、今年はなんとか、盛り返したい!(放送時間が減った事も大きく原因しているはずですが)盛り上げるためには、努力しないと!ガーデニングが年毎に盛り下がってはイケナイのだ!すべてはその思いに通じるところで、経済的にはどうにもならない事に骨身(私は肉身?)を削っていることに...。どうか、お誘い合わせの上、ご来場をお待ちしております!