星の王子さま 5月の庭にて-2
今年の夏はひまわりで! これはもしかしたら全国的なネットワークで広がるイメージなのかもしれませんが、ミュージアムでも、ついに1000粒蒔きました! これは結構大変な数です。でも1000のひまわりがわーっと咲くわけではありません。時間差で蒔いたし、病害虫にも淘汰されて、さて、どうなるでしょうか? ところで、上の写真は、私が自宅で種まきした分。移植を嫌うとされているひまわりですが、箱根の場合、直まきだと寒さのせいで開花が遅れそうでしたし、発芽と同時にナメクジに食われてしまう可能性もあり、ある程度は私のほうで育てようと思ったものです。
以前ご紹介したルートレイナー(左)は凄い成績優秀で、右は普通の小ポットに直まき。同じ種類のタネとは思えない。根の張り方が全然違いました。
これは凄い違いだということで、このルートレイナーは今後も活躍させたいと思っています。タネは蒔く前、植物活性剤ソイヤに一晩浸け、発芽からこれまでの一ヶ月には2度ほど植物活性剤を与えました。根の張り方の勢いが違うように思います。しかし、ひまわりは肥料のやり過ぎに注意。
種まきをした場所は、意味不明な余白ができてしまうので、ひまわりのタネを植えました。というタグとともに、松ぼっくりのフィニアルを付けた棒で囲みをしました。
支柱でもなんでも、最後の部分にフィニアルをつけるとかわいいですよ。
グリューガン(ホットメルト)とワイヤーで装着しました。こういうことはその時、パッと思いついて作るので、今回はこれが初めての制作でした。ミュージアムにグリューガンがあったので、お借りしてマツボックリにワイヤーを絡めて接着。これにアサガオを絡めたりしてもかわいいかも。次回は好きな色にペイントしたり、金ぱくを張って仕上げてもみたい。
ミュージアムの奥に、王子さまの像が立っています。記念写真の名所なので侮れないのですが、これから先、木が大きく茂って日あたりが悪くなると、何を植えるか迷う場所。以前はアイビーだけで淋しかった。今年から花を植えることに。花色はこの王子のペイント色の、どれか一色を選びます。今はクリサンセマム・ムルチコレがかわいらしく咲いて人気の場所。ただ、個人的な好みからいうと、この王子さまのベタな発色が子供好みで今まで好きになれなかった。でも、それではかわいそう。と、思い直し、今までとは、配置を変更し、もっと愛してあげようと思う。これからはもっとかわいく見えるようにね!もう少しいろいろと植物の工夫をしていきたいと思う。
こちらは好きな方の王子の像。今はGWからずっとチューリップが賑やかに咲いて人気のスポットでしたがこれからは日陰になり、大型の花は咲かしにくいので悩む。夏に日陰で咲く大きめの黄色い花があると良いのに。とりあえず、根がしっかり張るよう良い土を入れ、肥料を入れ、明るい色のサンパチェンスを大きくしようか。こうなると材料探しの手腕が問われる。