花のインスタレーション
ダニエル・
オストさんの花のインスタレーション展に行ってきました。素晴らしかった!!!行ってよかった!
実は、忙しさのピーク、山場は終わりましたが、溜め込んでいた雑誌の連載、校了、他にも課題が山積みで、とてもじゃないが、往復3時間ほどの時間をかけ都心に向かう余裕なし。でもなんとなく「これは無理をしても行かなきゃと」との、予感があった。会期は、5月24日から26日までの三日間だけ。場所は、普段は入れない東京港区にある綱町三井倶楽部(写真)。三井倶楽部は、今から約百年前の1913年に、英国の建築家ジョサイア・コンドルによって設計された鹿鳴館風の洋館。20年以上前のバブル絶頂の頃は、よく友人のファッションブランドのショウやパーティに呼ばれることがありました。だから、ここは素敵な洋館とは思っていましたが、英国から帰国してからは初めてでした。去年大掛かりな改修が終わったというこの館の美しかったこと!若いうちはわからなかったのかしらね。でも、やはりそれは、花の存在がその室内装飾性を高貴に高めたのだとも思う。
花のインスタレーションに飾られたバロック、ビザンチン、アラベスクの室内装飾。繊細なモールディング、それぞれの暖炉には正統派のゴージャスな花。そこに斬新でモダンなアイデアも盛り込まれて。室内装飾の色彩テーマ別に、壁の色に映えるパープルの花の部屋。白い花の部屋、ピンクの花。シックな色彩の花だけが集められた部屋等々。ほかにもほかにも、根つきの花では見かけない珍しい花々にうっとり。切り花の世界には、黄緑色や茶渋色など、繊細で面白い色の花がたくさんあるので、視野の広がる思いです。ガーデニングの世界では見かけない品種です。私はガーデンショウで使う花材も、この切り花に目をつけ、切り花の生産者さんに花苗をお願いすることもあります。切り花とガーデニング。住む世界にちょっとし
た隔たりを感じていますが、もっとお互いが歩みよって、お互いの良いところを学ぶと良いと思う。とは、常日頃思うこと。ガーデニングの世界の人々も、もっと切り花、生け花、フラワーアレンジの世界の美意識をもっと勉強もすると良いはずなのです。すくなくとも、私は、切り花の洋書をジロジロ眺めてインスピレーションを得ることが多い。色彩の使い方とか造形のコンポジションとか、やはり斬新なものが目に入りますから。さてしかし、残念ながら室内は撮影禁止。今後もイベントが目白押しなのですが、 美しいものを少しでもたくさん見て、心を癒して元気を出そうではありませんか!
最後は、我が家の屋上。自宅にいても、やはり花の力に癒されています。5月の花が一年で一番好きな種類が多いように思う。 このイングリッシュローズ、ジェネラスガーデナーは飽きない色彩です。

実は、忙しさのピーク、山場は終わりましたが、溜め込んでいた雑誌の連載、校了、他にも課題が山積みで、とてもじゃないが、往復3時間ほどの時間をかけ都心に向かう余裕なし。でもなんとなく「これは無理をしても行かなきゃと」との、予感があった。会期は、5月24日から26日までの三日間だけ。場所は、普段は入れない東京港区にある綱町三井倶楽部(写真)。三井倶楽部は、今から約百年前の1913年に、英国の建築家ジョサイア・コンドルによって設計された鹿鳴館風の洋館。20年以上前のバブル絶頂の頃は、よく友人のファッションブランドのショウやパーティに呼ばれることがありました。だから、ここは素敵な洋館とは思っていましたが、英国から帰国してからは初めてでした。去年大掛かりな改修が終わったというこの館の美しかったこと!若いうちはわからなかったのかしらね。でも、やはりそれは、花の存在がその室内装飾性を高貴に高めたのだとも思う。


最後は、我が家の屋上。自宅にいても、やはり花の力に癒されています。5月の花が一年で一番好きな種類が多いように思う。 このイングリッシュローズ、ジェネラスガーデナーは飽きない色彩です。