読書の秋と、ヴィクトル・シャウベルガー

どんな文章も、今の自分に欠けている何かだと感じる瞬間、そのことに気づくことも大切ですが、その文章の内容を自分に取り入れる努力、自分の足らないところを補足することで、人生はさらに豊かにできる。開運もできるかも(!?)で、すばらしいヒントはおもいがけず、どこにでも。もっと、もっと、もっと活字を読もう!


著書のタイトルは「自然は躍動する」(アリック・バーソロミュー著 日本教文社刊)この本を買った日から、毎晩むさぼるように読んで、数週間、いつかはこのブログにも書きたいと思っていたのですが、簡単にはその感想を書けなかった。しかし、読書にも庭仕事に適した季節が戻ってきたのでご紹介します。内容は少しわかりにくい箇所もあるのですが、これは、すべての政治家から園芸家に読んでほしいような。いま、このブログ欄では、内容が濃すぎてあまりにも文章が長くなるので書ききれないのですが、雨滴は落ちてくるときに、下方に回転する力により(中略)本質的に生命に授ける性質を備え、エネルギーポテンシャルを生み出す。とか、土の謎、土の神秘についても読み進むうちに、気持ちが重たくなる。しかし、今から自分たちが改善できることもあることに気づくことが大切だ。本は価格も安くないし、解りやすさも備えていないので、誰にでもとはいかないけれども、地球のこと、自然のこと、最後は自分を大切に思うひとに読んでほしい。
この本を読んだことで、いままで不思議に思っていたことに合点がいく。たとえばこの本の読後、朝一番に飲むお湯も、迷わず電子レンジじゃなくて、やかんで沸騰させて飲むようになった。土も水も、その内容は目で見ただけではわからない。けれども、すべては生命の存在なのですものね。しかたなく、植物に水道水を与えるときも、実はハス口を使って散水したほうが、水の活力が上がるかもしれないな。と、思うようになった次第。結果も何も、そう簡単に目には見えませんけれども。思うこと、感じることは、大切だと思います。