冬の箱根 星の王子さまミュージアム
東京も箱根も突然冷え込んだ12月1日、作業の手がかじかんで、うまく動かせない一日でした。雨の日は、乾いた手袋3双では足りない。10双くらい用意すべきだった。写真はフランス庭園の寄せ植え。氷点下、土が凍ってしまう箱根で生き伸びる針葉樹、このコンテナは、実は小さな二つのコニファーを寄せ植えしてボリュームを出しています。アイビーは数年前から植わっているものをなんども再利用。
この寄せ植えは実は三つのちいさなコニファーを寄せ植えしています。三つ植えたことで、角が三つ見えてしまうので、それを結束してあります。ボリュームを出すために。とても暗い中でしたので、写真がブレてしまいました。
ハボタン、この寒冷地では植えた場所により、生き延びたり、ダメだったり、なるべく壁のそばに植えていますが、春が来たら、ハボタンの他、耐寒性の怪しい植物のサバイバルマップを作りたいと思います。
耐寒性の点でパンジー、アネモネ、プリムラ、この3点が基本の庭の花。シクラメンはダメですし、ほかの花も消える傾向。なので、花よりも、一層、形のある植物、植物のフォルムの組み合わせ が大切。
白い花は、ガーデンプリムラ’アラカルト’。箱根では冬越しどころか、夏越しもして今年も去年の株が大きく咲いています。
冬のハンギングも完成。コンテナマスターの沼尻將惠さん制作。冬はパンジーがすぐに繁茂しないので、その隙間は松ぼっくりを付けて間を埋めています。
これはなんと、去年の11月に作った寄せ植えそのまま。プリムラ’アラカルト’が2年目の開花です。それだけでは寂しいように思ったので、サリックスのウィグアムを入れて立体感をだした。
同じく、去年のコンテナにパンジーだけ植え替え。ウィグアムで補強。冬はどうしても背の低い植物が多くなりがちなので、ひと目の多い場所では有効だし、雪が降りそうな時、寒さが厳しい時期はここにここに、こも被りもできます。
園内もっとも寒くて日の当たらない協会前。いままではベゴニアが入っていましたが、カルーナに変更。
メーンになっているセイヨウイワナンテンとアイビー’ホワイトワンダー’は3年前から植わっているもので、いつも夏前と冬前に季節の花を入れ替えます。
寒さの中(シャッターを切るのも厳しかった)この装備(エリックジャビッツの防雨帽子、Barbour、ハロッズで買った乗馬ズボン(収縮性抜群でしゃがむのが楽)あまりもう、見た目はどうでも良くなって暖かい、作業性が良い。を重視する雨の作業日でした。