フェアリー教室 その後
(写真は、講座の前に例のフィンランド製のバタフライにペイント着彩したもの。40枚ほどペイントしました。こうしたら喜んでもらえるかな?そんな事を考えて仕事するのって、どんどん詰めを深くしてしまうので、大変だけとすごく楽しいです、とりあえず損得ぬき。庭も人形も)
さっそく、参加してくださった方々から、ブログのリンクフリーのお知らせ。ありがとうございました。そして、ほぼ完成となった作品の、なんとかわいいこと。嬉しい!です。もっともっと見たいです!
h さんの白百連の木にいるフェアリーのかわいいこと。やはり、顔に目が入るといいですね。お顔の印象がとてもやさしくて、庭の植物への愛が溢れるようです。
そして、もうひと方。haru7 さんの作品も素敵!写真そのものが作品ですね。ラファエロ前派の絵みたいな色です。お花は自作なのですね?やはり、お花の美しさとフェアリーの相性が抜群ですね。
素敵だったでしょ? 顔を描く際は、頬紅をさしてから、最後に目を入れます。使用する水彩絵の具は、ガッシュ(不透明絵の具)よりも、水彩(透明水彩)のほうが、文字通り、顔に透明感がでるので、お勧めです。服が緑色なら目の色もくすんだ緑系に。少し青みのあるグリーンがベストです。水彩絵の具は英国のウインザー&ニュートンを使っていますが、何でもOK。肌色のファンデーションを顔に刷り込むのも、絵の具でベタっと色を入れるよりも、自然な肌色になるためです。絵を描くとき、肌色の表現がもっとも難しいもの。絵の具の「肌色」を入れても肌らしくはなりません。小学生の時、クレヨンの肌色が嫌いでした。
今は次の講座(4月17日)の準備をスタート、だいたい正味10日ほどかかる手作業だけの準備。4月のスケジュールが一杯なので、今のうちに完成させなくては、間に合わないので。今度の講座で作るフェアリーは上の写真がベースとなった葉っぱドレスの女の子ですが、これが案外、巻き毛の原毛が手に入りにくいことや髪の毛のスタイリングが難しいので、あまり器用でなくても形にできるパターンを講座用に変更しました。そして、もっと作り易い方法も、今回新たに編み出しました。以前よりもうまく作れると思いますよ!
たとえば、↑このパターンになると、手にはいる材料がさらに限られてしまうので、教室用の準備は不可能です。要は、作り方を覚えていただき、オリジナルでバリエーションを創作していただけるのが目的でもあり。今年は、頼まれたらNOといえない仕事中毒ゆえに、勢い余って頼まれたものはうっかり(笑)承ってしまいましたが、たまがわガーデニングクラブのフェアリー作りは今回を最後にします。それから、そのあと、BUNKAMURAのイベント、その後、6月30日に特別に北海道、恵庭の花の牧場でも限定のフェアリー教室、ああ、ちょっとやりすぎですが、それは今年で最後です。今後は、本当に年に1〜2度だけで細く長く続けたいと思っています。今年はちょっと特別ということで、皆様も飽きずにおつきあいください。
そして、いよいよ春!ガーデニングのシーズン本番!冬っぽいからこそ、許されていた室内仕事でしたが、そろそろ外での仕事に専念しないと。
明日 3月22日は、今年最初の「箱根・星の王子さまミュージアムの公開ガーデニングワーク」冬だった庭に春を呼ぶため、箱根に行ってきます!