星の王子、銀座資生堂 & Bunkamura
どうしてこんなに?お空は雨を降らせることができるのか? ジャージャー雨が降りっぱなしの仙石原でした。どんなに雨が降っても上を向いて咲いているジニアは偉い!個人的には、ペチュニアそのほかの一年草をぶっちぎって、ジニアこそが晩夏〜晩秋の一年草の花の王様だと思われます。宿根草では、ひとつに絞れない。例えば、フロックス、必ず毎年咲くので好き。
これは、星の王子でイチオシのフロックス。かわいい十字の絵柄が素敵。日当たりは良いに越した事はないけれどそれなりに。また、土壌水はけが多少悪くても生き伸びる。
このアガパンサス!長年私が探して来た茎の黒いタイプです。名前は「セナ」まだ開花はしていませんが、これは良いです。大株をただ今、ミュージアムショップでも販売中。
午前中は大雨、エントランスのフラワーアレンジメントを新しく作りました。赤い花って、ほかの色を混ぜにくい。入れて白い斑入りか黒っぽい葉ものなど。つくづく赤は難しい色彩ですが、サンテグジュペリは当時ニュートレンドだった赤いバラにご執心であったかと推測する。私個人は苦手な色でも、そこはプロ。どんな色でも「好きだ」と思い込んで仕事する。それがコツ。
自分の庭には植えない色も、ミュージアムでは、グッドカラー、今日は、北海道のコテージガーデン、梅木さんの作った立派なジニアもたくさん植えました。来月の生長が楽しみです。午後は蒸し暑く雨降るなか、作業したので、レインコートで大汗。通気がよくて雨に濡れない究極のレインウエア、ご存じでしたら教えて下さい。でも、スタイリッシュじゃないとヤですが。
突然銀座です。16:30に仙石原を出発。東名高速を走って18:00きっかりに銀座着。今日は、資生堂ギャラリーにて、仲條正義さんの個展。私が日本一と尊敬するグラフィックデザイナー、芸術家。そのオープニングレセプションに大急ぎで着替え、駆けつけた。
レセプション会場には、ワー懐かしい。80年代に一緒に仕事をした懐かしい顔触れ。渡英して以来なかなか再会するチャンスのなかった面々。30年ぶりの出会い。私、人生を、案外長く生きてきたんだと実感。白髪も増えるはずでした。最近凄い。再会の面々も白髪増えた。
と、思いつつ、68分間の銀座滞在。(急ぎ戻った路上のパーキングメーターが68分)人生は短い。それにしても、銀座。久々に行ったら凄い都会でドキドキしました。なんだか凄い。そして、ぜひみなさま、銀座に行かれた際は、資生堂ギャラリーヘ。日本に現存する最古のギャラリー、文化のアジト。資生堂パーラーも私の好きなお店です。一階では仲條デザインのパッケージのお菓子。本店限定のケーキが特におすすめ。
「仲條正義展 わすれちゃってEASY思い出してCRAZY」は8月12日(日)まで。素晴しかったです。仲條先生、もうすぐ御年80歳。ガツンと目にくる作品群に、本当にエネルギーを得る。クリエィター、かくありたい。
30年近く前、仲條さんがアートディレクターで、資生堂花椿誌の、ご一緒した仕事や私が花椿衆でモデルとしてちょろちょろ登場した写真など、今見ると結構おもしろく。自分でいうのも何だが。今度アップしてみようか迷う。
そして、本日、Bunkamura のフェアリー・ワークショップの告知が始まりました。既に多数の方々にお申し込み戴き、ありがとうございます。詳細はこちらまで!すでに、クライドルフ展、行ってくださり、こちらも感謝!感謝!ね、良かったでしょう?
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/12_kreidolf/topics/index.html