7月18日のパリ
気温20度前後のパリ。ジャケットを羽織ってちょうど良い、気持ちよく晴れ渡った青空の下、ヘトヘトなのに、よく歩き回りました。高温注意報の出ていた東京から来た身には、20度というだけで天国。
(シャンゼリゼのロンポワンの花壇。フランスの国旗に合う植栽。これは、私が星の王子様ミュージアムの植栽でもトライしている国旗に似合う花壇作り)
しかし、一晩の間、よく眠れずに機上で過ごしてふわふわぼーっとした頭には、見ている景色が夢の出来事みたいに感じるものですね。現実味がなく。でも、素晴らしく美しいものを見ているのだという架空の感じの感動があって。なにしろ朝4:00に着いてしまったので、当初の予定では、朝7:30に開店するシャンゼリゼのラデュレに行くつもりでしたが、
行ってみると、あいにく、ラデュレシャンゼリゼ店は改装中。びっくりがっかりでした。別のカフェでプチデジュネをとり、その後フォーブルサントノーレを歩き、オペラ座へ。そのあとレペットでバレエシューズを。と、店が混んでいたので諦め、近くにある夫の好きな英国のメーカー、ハケットへ。また、ついでに寄るつもりだった「オールドイングランド」がなんと、無くなっていた!潰れてしまったのだろうか?
そのあと目指した手芸店、Ultramod ウルトラモドで、一挙にアドレナリンが噴出。
許可をいただき店内を撮影させていただいた。なにしろ手芸屋で550ユーロも買い物してしまいました。あとでまた写真公開したいと思います、なので、もうそれくらい許してと。だって店ごと買いたかった。1950年代からのデッドストックのリボンやタッセル、ボタン、糸、新品と混ざってあって凄いオーラ。
色違いのベルベットやグロブラン。特に、帽子を作るための素材も凄い量!
あれも、これも!2mづつ。だいたい2mあれば、帽子のリボンに使って余る。1mでも足りますけれどもね。(私は徹夜、しかも前日から飛行機にのって顔も洗ってないので凄い顔だ、頬もたるんでブルドックな顔です。でも幸せ!)photo by musuko しかしまあ、息子が2時間近くもこの手芸店に付き合ってくれて、大人になったよねー君。と、感動でした。
素晴らしいでしょう?ウルトラモドの店内。きっと19世紀から同じですよ。帽子の土台も一つ買いました。
女の子の夢の詰まった店でした。ここで時間を過ごした後は俄然やる気と元気がでてきまして。
元気いっぱいになった後は、午後6:30まで、右岸の主要個所、要するにフォーブルサントノーレとパレロワイヤル、シャンゼリゼ周辺モンテーニュを抑え、最後に、数年来、手に入れることのできなかったエルメスの乗馬ブーツをゲット。その話はまた後日に。
このディスプレイの赤とピンク!ほら、これが「パリっぽい」って、いつも私がいう色です。寄せ植えでも、こんなふうに赤とピンクを合わせる訳なの。これはエディアール。
さて、今泊まっているメゾンドシャンゼリゼ、なかなかユニーク。古典とコンテンポラリーをミックステイスト。まるで自分の家にいるみたいに寛ぎます。
ごちゃっとした本棚とかね。なんだか結構広い部屋なのに、写真だと狭く感じますね。
このホテルの雰囲気を読んで持参したドレスコードは白+モノトーン。かなり悩みましたが、結構正解。明日は、上下真っ白で朝食を食べに行ってみようと思います。嬉しいコメントを、本当にたくさんありがとうございました!拝見するのを楽しみにしています。嬉しい言葉、素敵な文章が踊っているからです。でも、ひとつひとつのコメントのお返事できず恐縮ですが。また、よろしくお願いします!明日も24時間後に!