パリの人形博物館
MUSEE DE LA POUPEE 人形博物館へ行ってきました。
(↑この子が一番好きだった)
......うーん、でも、ちょっと凄かったです。
パリの人形博物館って、どんな感じ?人形作りをこれからのライフワークにして行きたいと思う私、興味津々で訪ねました。
今日の最初は、マレのシャルロー通りからスタート。金属パーツなどの素材屋さんや、動物をテーマにしたインテリア雑貨屋さんなどで発奮。今話題のアンファンルージュの市場で食べ物ジロジロ。でも暑くて食欲なし。今日も一日、人参ジュースで過ごす。これで十分。そのまま、アクセサリー問屋の連なるテンプル通りをランビュトゥまで歩き、MUSEE DE LA POUPEE へ。
ちょっと怖いかもと、思いましたが、実際、結構本当に怖かったです。朝から読んでらしたら、ごめんなさい。
でも、人形たちに挨拶をして、マナー良く拝見させていただきましたので、多分大丈夫。↑すばらしいお洋服を着て、このパッケージも素敵でしたが、ジロっと睨まれちゃった。(左目が怖い!)
で、みんな怖い顔しているので、写真を撮る時は「はい、こんにちは、ボンジュール。はい、チーズ!メルシ」と声をかけて(あら!いえ、フォルマージュ。でしたか?)撮るようにしました。そのせいか、博物館の外まではついてこなかった。
何百とある人形たちのなかから、インプレッシブだった子達をご紹介。
博物館は小さいのですが、客は私ひとり。人形たちに囲まれ気温は高いのに鳥肌たてつつ、人形の顔の表現の深い世界に出会う。
ちょっと地味な博物館ではありますが。興味のある方はぜひ。日本語でブログを書いてらっしゃる方もありましたので詳しくはそちらで。グーグルはパリの人形博物館。人形売り場も、不気味に存在中。
人形を堪能し、ジョルジュサンクのゴルチェへ。先週頼んであった服のお直しを受け取りに。そのとき、ゴルチェのそばのルイ・ヴィトンのディスプレイは草間彌生さんの世界。おーっと!見事な草間フィギュアです。アーティストとして、素晴らしいプレゼンスを維持していらっしゃるなあ。と、常日頃、感心尊敬しています。私もひとつ線を超えていたら、こっちの方向もありだったかも。と、時々思ってしまうのは不遜ですが、根本的に飽きっぽいので、水玉一筋30年とかできない。
実にカッコいいディスプレイでありますね。ポップなテイスト、シックなのも勿論好きですが。洗練されていれば両方が好きだ。振り子をバランスよく振れる人生を選びたいと常に思う。
さて、この草間フィギュアの髪の毛よりも蛍光色のオレンジのジャケットをゴルチェで発見。私の着るぴったり、44サイズ。体にしなるように沿って美しいシルエット。去年のオートクチュールのテイラードラインを、プレタに移行したモデルを半額で。と。さきほどの「草間彌生さんのプレゼンス」に影響されたか。このオレンジ色のゴルチェのテイラードジャケットに一目惚れ。買ってしまいました。
ああー!また、やってしまった。