宮崎 プランツエコロジー
宮崎での印象的な体験が、ほかの仕事に薄まってしまう前に、宮崎の体験をここに記したいと思います。そして、会場にお越し下さったみなさま、おしゃれで笑顔が素敵でした。嬉しかったです。ありがとうございました!!!
↑ 最初の写真は、宮崎の会場でご紹介いただいた、宮崎で生まれの「青うさぎ」ちゃん。とっても可愛いですね!今年、私もどこかで見かけたら、ぜひ購入し、育ててみたいニューフェースです。
お顔入り。ちょっとイタズラ書きしてしまいました(ゴメンナサイ!)が、このビオラを見た瞬間。まっさきにこんな感じの、ひょうきんなウサギの顔が目に浮かんだのです。こんな個性的なビオラなら、ひと冬じっくりと付き合ってみたいです。
さて、今回は植物を心底愛する、みやざき公園協会の吉田理事、そしてイギリスでランドスケープを学んできた伊藤氏にアテンドいただき、宮崎の植物を見学させて戴いたり、植生や栽培の事を伺いました。熱心なプランツマンのおられるところに、グッドプランツあり。 とても、面白く、かつ勉強になりました。(右が、一つ年上の吉田理事。左が?歳年下の伊藤さん。植物の話で盛上がる。英国式庭園にて)
時間が経ってなおさら良い雰囲気ですね。
みやざき公園協会の温室。ブーゲンビリアが見事に育つ宮崎。150種もの品種をトライアル栽培しているそうだ。ツルバラで建物を覆うような感じで、ブーゲンビリアのランドスケープが可能なのだそうだが、耐寒性の強い品種は比較的に色の濃い品種だそう。白や淡い色調は寒さに弱い品種が多いとか?
個人的には、こんな色のブーゲンならば、自宅の壁をこれで覆ってみたいけれども。
みやざき公園協会の実験農場。ここでは、ありとあらゆる植物のプランツエコロジーを研究するため、栽培実験をしておられる。お話によると、ジニアさえも夏の暑さでうまく育たないのだそう。でも、夏は厳しいかもしれないけれども、逆に温暖な秋、冬、春がガーデニングチャンス、長い期間咲く花を楽しむこともできる気候で、ほかではできない植栽も楽しめそうです。気候と花は選び方次第だと思う。
(青島.の眺め)
(日南海岸。海岸線をずーっと様々な植物のプロムナードが続く)
それにしても、宮崎独特の景観に魅了される。
地元の方々には、もしかしたら見慣れた景色かもしれないけれども、植生の独特に心躍る。
しかし、このフェニックスやパームツリーの維持管理、もの凄く大変なのだそうだ。この太くて大きな葉が突如落ちて車を傷つけたり、そんなことの内容に、その剪定作業が莫大な金額とか。ああー!
私の背丈よりも高いアガベ。ギリシャの景色とまったく同じだ!!!
最後にご案内いただいたのが浦島太郎ゆかりの野島神社。ガジュマル、大迫力の自然の力。
独特の雰囲気、沖縄の御嶽を思い出しました。自然の力と人の配慮がうまく合致しているように感じる景色だ。
さて!おつかれさまでした!と、講演会が終わり、日南海岸の潮風に触れるチャンスを戴きました。
実は、身につけているストールは、一昨日サンプルの仕上がった、私がデザインしたストールです。今、私がデザインテーマにしている朝日や夕陽のグラデーション、ちょうど、テーマとする色合いに近い景色に接することができて大喜び!美しい「いるか岬」の夕暮れでした。
さて、最後になりましたが、宮崎市都市整備部の皆様ならびに、みやざき公園協会の皆様、御世話になり本当にありがとうございました。宮崎ならではの景観や植生ですてきな花と緑の景観が、これからも素敵に増えて行かれることを楽しみにしています!