冬は、寄せ植えの季節?
冬が近づいて、園芸店には、さまざまなパンジーやプリムラの新種がでていますね。種類があるほど、探すのが楽しみです。このところ、来年発売予定の園芸ガイドの記事をまとめていたので、園芸ガイド編集長やライターのMさんと長いミーティング。昨日は寄せ植えに気持ちが集中していました。
もちろんほかにも、数日前のたまがわのリース作り準備、新たなデザインワーク、来年のバラとガーデニングショウのパース制作、福島の庭のパース制作、まだ完成しないけれども、ほかにも数種類、雑誌の原稿、契約のいろいろ処理ほか、やまほどの仕事を抱えつつ、昨日初めてアメリカのビザ、ESTAをウェブで入手、なんてわかりにくく面倒なのか!と私は思いましたが、やったことのある方はどう思いましたか?特に家族の分までまとめて申告するのがうまくいかず、3時間ほどかかってしまった。参った!実は風邪もひいていて頭脳不明晰。ブログに向かえませんでした。リース教室の時はまだ熱があったので、本領発揮ができたかどうか心配でしたが。気合いだけ入れて頑張りました。
さて、寄せ植え。夏と冬では、その「やり方」が違いますね。夏は、ペチュニアやコリウスに代表される「生育旺盛な植物」が主役、なるべくゆったりと品種少なめに寄せ植え、あるいは単植したほうが、生育条件上、好ましいと思います。どんどん大きくなる傾向があるので、ゆったりの根張りスペースが欲しいし、そのほうが長く美しく楽しめるからです。
でも、冬の植物は、冬の間、それほど旺盛に根を張ることがないし、水やりの手間を考えても、また、風通しの必要もないので(むしろ北風避けが欲しいくらいですから)好きな品種をみっちりと寄せ植えして楽しむことが出来ます。(⬇ 園芸ガイドの特集ページのために作った冬の花の寄せ植え)
それにしても、パンジーの顔って、とても個性的ですよね。
最近は、イタリアのファーメン社のムーランや横浜パンジーほか、フリル入りのパンジーなどは、個体差があって、そのなかから好きな顔色を選ぶのが楽しみです。もちろん、その後そうしたパンジーは育つにつれて変化することもあるので、春が来た時、思ったのと違う結果がでることもあり、でも、それも楽しみだと思ったらよいかと思います。
寒冷地のガーデナーはすでに庭が雪に覆われてしまったかもしれないのですが、関東以西のガーデナーはむしろこれからの方が、いろいろな寄せ植えが楽しめる時期です。庭にはヤブ蚊もいないし、安心して花を楽しめますしね。本来は、寄せ植えを作るには11月ころのまだ温度のあるうちが良いのですが、年末に向けて市場には、いろいろな植物が出回ります。芽出しの素敵なアネモネとかね。素敵な花と少しでも過ごせる暮らし。だけは、キープしたいと思っています。
明日は、箱根、星の王子さまミュージアムにて今年最後の公開ワーク。中央道でのトンネル崩落事故はショックでしたがその、いつも通り、中央道を走って富士山経由で箱根に行きます。チェーンを車に積むのを忘れないようにと!今、ミュージアムはクリスマス飾りがロマンティックです!