高松にて
香川県高松では、お集りいただいた300名以上の皆さま。四国新聞社、GARDENSの皆様。ありがとうございました。
懐かしい香川県善通寺市の方々にもおいでいただき、嬉しかったです。
写真は、会場の控え室から見えていた景色。瀬戸内海。大好きです。
それにしても自分が3人は欲しいほどの日々。香川県では10年近く前にデザインをした善通寺の庭にも寄りたかったし、見たい所行きたい場所が多く、心残りでした。
写真は、10年前に作った時の、善通寺メドウ公園と名付けた自動公園です。日々変化する庭。今は全然変わっていて当然ですが、やはりいつも気になります。
翌日の日曜も予定が詰まっていたため、高松の会場には四時間ほど滞在し、トンボ帰りとなってしまいました。香川県には、泊まってみたいホテルや見たいナーサリーもあったのに、残念でした。
今回は、GARDENS の宮本さんにお世話になり、高松空港と市内の送迎もしていただきました。
その素敵なスタジオにも、一瞬寄らせていただきました。丁度、今月号のBISESに特集があります。
庭のデザインの仕事。
そこに付随するグラフィクデザインやプロダクトデザイン、そこに繋がるインテリアデザインも含め、デザイナーご本人がどんな服の着こなしをするかまで。そのすべてが、働く上でという以上に、生きて行く上でもとても大切なことだと思うのです。
何かひとつが良ければ良いというのではなく、多彩な角度から美しいものをピックアップしていくということが本当に大切で、努力のしがいのあることだと思います。
そこで「センスを磨く」というのが実は、凄く大切。
学校の勉強も大事だけれども、センス磨きの訓練は怠らない。と、自分にも子どもにも心がけていることです。(センスとは、感覚のすべてを指しますので、あまりにも広範囲で、そのすべての訓練にはなかなかいきつきませんが)
10周年を記念して今年自費出版された本。素敵ですね!編集作業も生きる上で大切なことだと思います。
重要なのが、取捨選択の世界。
さて、インテリアをテーマとしたイベントの会場では、「イギリスの庭とインテリアと」という題で、産業革命以降のイギリスの自然保護運動や、アーツ&クラフト運動に繋がるイギリスのインテリアデザインと、これまた連続して繋がるガーデンのあり方。花柄のカーテンの本来のあるべき姿など。庭のデザインの方法論などは、今回のテーマに入れなかったので、またの機会に!
帰りの飛行機から、瀬戸内海の海がとても美しく見えていました。