Black & White ...in New York
グッゲンハイム美術館では、ただ今、ピカソのブラック&ホワイト展。いやもうあ”ーやめて!と叫びたいほどにご機嫌な作品が並ぶ。 さて、今日も午前中は時差ボケ。始動は昼前から。今日はミゾレー雪の悪天候。
それにしても、どの美術館も、混み過ぎです。人が多くて、そのノイズで、自分の密やかな「鑑賞の壷」に 作品が入って来にくい!でも素晴らしいキュレーションです。憎いほどに。
あー!しかし、ここは、35年ぶりの訪問。この変わらなさが凄い。壮絶だと感じました。
何を見せられても、パブロ先生の作品は、憧れを超して憎いほどの最後美。
それをまた、さらに「美しく見せる」美術館のキュレーションにも拍手です。
海の漂流物のアーティスト。ガブリエル・オロスコ。心がざわざわする怖い美しさ。ここでは撮影承諾。ピカソのゾーンは禁止でした。残念ながら。
こちらも、ガブリエル・オロスコ。インスタレーションアートの細かい息づかいが伝わる作品です。
フランクロイド・ライト。建築の最大アイコンの一人であります。20歳の私は、ここで、建築家になる夢を見ていましたが。デザインと芸術の模索を、この時点から数えたとしても、35年以上もしてきたのだなあと、感無量。グッドデザインって、何百年経っても変わらないもののことを言う。
グッゲンハイム美術館から2ブロック降りて、ウィーンの香り漂うカフェ・サバスキーでランチ。
まるでウィーンにいるような雰囲気。
お決まりのウインナーコーヒー(アインシュペンナー)とアプフェルシュトーデルで締め。ここからマディソンアベニューを下ると凄い雪が振ってきました。今日はさすがにかなり寒いです。
ニューヨークを訪ねたら、絶対に行きたかったのが、ジョナサン・アドラーです。
この特徴的なセラミックで有名な。日本ではバーニーズで目にすることができます。やはり、本場では買える価格。数点おみやげを買いました。あの方が、喜んでくれるかな?