アートイベント・ニューヨーク
今朝は午前中一番で、MOMAへ。
またもや凄い人です。凄すぎます。これはちょっと辛いかも。朝のラッシュの新宿駅。バラとガーデニングショウの初日の午前中。全品半額のバーゲンセールだ。
なのに、皆が20ドル以上もする入場券を買う列に並んでいる。コートを預けるクロークにも何百という人の列!昔はこんなんじゃなかったけれども。今は有名すぎるMOMA 。だけども.....。
どうしても見たい。 Christian Marclay の The Clock へ。
そして、それは本当に素晴らしかった。でも、ごめんなさい。撮影禁止で、写真はありません。また見たい。いつかビデオが出るだろうか。
その入り口には、覚悟の上で、30分ほど並んだ。映画館のような仕立て。やっと中へ入ると、また満員御礼。椅子席以外も立ち見で満員。真っ暗で立錐の余地なし。しかし、どうにかして、運良く用意された椅子に座る。さあ!面白い、見始めたら、やめられない。ありとあらゆる、過去から現代、世界じゅうの映画が細かく繋がれ、映画中の時計が映し出され、今の時間とオンタイムに進む。(ちょっと説明は難しい)山手線に乗る本木雅弘さんが映し出される、ダニエル・クレイグも出る。同じレベルでカッコいい。イングリッドバーグマンも原節子も。できれば再度。トライアゲイン
(この行列に並びました。しかし、その間、ここに映っているShadow Monsters Philip Worthington)のおかげで、凄く楽しくて、親子で不機嫌にならずに、30分もあっと言う間)
大晦日は、この全編版。24時間映写があるそうだ。今は美術館オープン時のみを映写している。息子も一緒に楽しんだ。飽きるっていうかと思ったら。一緒にのめり込んだ。あっと言う間に2時間が過ぎる。夜まで見ていたかったが、今日の予定がこなせない。
また別の時間を見たい。でも、日本に住んでいると、仕事に埋もれ、エキシビションもなかなか見に行けないので、海外にでるとどん欲になってしまう。
(今、ウン億円と名高いロスコ、それでも今は絶対に買えないと昨日、杉本さんにそれを聞いて、そうかー。と。絵の価格。なんなんでしょう)
混み混みの会場を一巡して、ジャクソン・ポロック、ウォーホール etc 定番を鑑賞した後、タクシーを探しで、グランドセントラルステーションへ。観光旅行です。「あ!しまった逆の方向で捕まえちゃった!」NYはほとんどが一方通行。
(へんなおじさんをタクシーから発見。でもまく撮れなかった)
方向音痴にはキツいです。はい間違えてぐるりと大回りで。そうです。オイスターバーへ。しかし、まあ、道が混んでちっとも前に進まない幹線道路。
見事なグランドセントラルスターション。よく映画に出てきますよね。
さあさあ、早速オイスターバー!
(まずは、クラムチャウダーね。あのー。飲み物が欲しいです)
すぐに席に通されるも、その後、妙に待たされ、ちょっといらだつ名所レストラン。 私の席の担当のおばちゃん「必死でやってるのよ、わかるでしょー!」「わかるよー!」ニューヨークの人って、よく、他人に対して、友達みたいに話しかけてきますね。袖振り合うも多少の縁といいますが、随分、いろんな人とお喋りすることとなる。でも、こんなにキタナイ感じの学食みたいなところでも牡蠣とスープとフィッシュ&チップスのなんだかんだで、100ドル以上するのも、よく解りません。
待たされたけれども。オイスター!美味しかったー。私は「グランドセントラルメドレー」という最低限のバラエティの混ざった一皿を。有名なクラムチャウダーは、うーん。普通だったです。
またそれから、夕暮れまでに大急ぎで 今日の予定は、エンパイアステートメントビルへ。日が暮れるまでに上りたい!また渋滞。タクシーは大回り!またか!「遠回りしてるって、思っているかもしれないけれども、違うよ!混んでいるからこっちに回るんだ!」
ドアの外でまた20分ほど、並んだ。エントランスに入ってまた15分ほど並ぶ。以前ここに来たのは
35年前。 大学生の時。たったひとりのニューヨーク旅行の時だった。特に並ばずに入った覚えがある。
で、時は4時半。日暮れかかっている。係の人に、ここからまた、展望台まで、どれくらいかかるのか。
90分。「え!?」1時間と30分。だめだこれは。オペラが始まっちゃう。
エントランスの写真だけを撮ってホテルに向かうべく、列から離れる。
なんと、外にできた行列が、今まさに、2ブロック先まで伸びているではないか!!!!これじゃあ。3時間待ちは固い。
さて、メトロポリタンオペラのアイーダは素晴らしかったです。見事な舞台。派手さにおいては、メトですね。
確実な歌唱力と演奏。でも、やっぱり、オペラを観るなら、やっぱりウィーン国立歌劇場に限るようにも思います。期待通りの世界を観たければ。
また、前から2番目にしました。でも、一番前に巨大なおじさんがいてみにくかったです。
始まる前にオーケストラピットを覗くのは好きです。
世界で、日本の次に味気ないなあと思ったオペラハウスの天井。
こういうコーナーもアメリカっぽくていい。しかし!あまりにも皆様がラフだったのでがっくし。
タキシードとフルレングスはほんのわずか。
多分もう一生、メトは行かなくていい。今年の2月、もう、一生、コベントガーデンでオペラは観ない(バレエは観る)と決めたばかりでしたが(あくまでの個人的な感想ですので、お許しください)14歳のつれあいは、3幕目、4幕目、爆睡でした。ちょっと可哀想だったけれども、お母さんは、2枚で540ドルもするチケットを買ったので、もう少し感動して欲しかったのね。終了は午後11:20。帰りはタクシーがまったく捕まらず、リンカーンセンターから歩いて帰りました。約17分ほどの散歩。女性や子連れもたくさん歩いていたので、クリスマスの電飾を眺めながらのんびり帰宅。
明日はテンダーボタン!
今、ふと、気付いたのですが、訪問者数のところ、1919999 となっていました。どういう数字かは、よくわからないのですが、いつも観てくださりありがとうございます。もうすぐ、年越しですね!
すみません。明日はブログを休憩します。ついつい夜中まで書いてしまうので。明日は早く寝よう!
心のこもった嬉しいコメント、ありがとうございます!素敵なコメントいただくと、疲れていてもやる気がでます。