これからのガーデンデザイナー2
久しぶりに、書いた「生き方編」素敵な反応をたくさんの方々から頂きました。ありがとうございました。そして、先日ご紹介したRさんに共感される方が、実にたくさんおられたことです。
私もいろいろ悩んでますが、自分のダメさにうんざりするってことは多いです。でも、それもひっくるめての自分なので、明日こそは、リカバーできるか、少しはマシな自分でいられるか。精進するしかないですね。
(ブロートングランジ)
こんにちは。固執していると柔軟さを失う気がしていました。作風がワンパターン。とか、古いとか。厳しいことを言う人も少なくありません。ご紹介されたRさんと私は似てます。年齢も経緯も壁の存在も。個性と魅力のある寄せ植え・お庭を作ることが私の信念です。でも周囲の才能ある方々の作品を目の当たりにすると気持ちがぐらついてネガティブになってしまいます。自分を信じきれないのです。第一線でご活躍されている吉谷さんにはそういったことがありますか?
Cさんのコメント、ありがとうございました。自信を持つことは、本当に大切ですよね。切磋琢磨するしかない。
でも、たとえ、自分以外の人が認めなくても、 まずは自分が「良い」と思うことについて、それを本気で信じることが大切...。
(星の王子さまミュージアム)
ところで、私はむしろ、自分がすばらしいと思っていることを、周囲が認めないという逆風のなかを、長らく生きてきました。なので、この20年ほどは、自分の作品に対し、ネガティブになったことがないのです。おめでたいといえば、それまでですが。
たとえば、小学校の時から、図工や美術の成績で、クラスの中では、自分の作品が一番だと思うのに、ほかの子のほうが良い成績をとっていることなどしょっちゅう。でも、「この先生のセンスが悪いからダメなんだ」と、思っていました。今でも、そうだったと思ってる。だいたい、その先生の服の趣味が問題外だったので、最初からダメだろうと思っていたり。その点、イヤな子どもでしたが学校の成績には傾向と対策がありますね。でも、世の中の仕組みもほとんどは傾向と対策ですよね。
そして、実は、評価されない作品って、私の作品にしても、その程度のものだったんだと思います。
(ブロートングランジ)
まあ、なんであれ、あまり、傾向と対策なんて、本当はいいたくない。
何よりも「魂を込める」というのか、持てるエネルギーを「全部出し切る」というか。小手先ではなく、何事も、必死で、ものすっごく一生懸命やったのなら、ネガティブになってるヒマなどないはずなのです。
戦いとか、コンテストとかも、勝っても負けても、自分の力のかぎりを尽くした。と、思えるなら、それで100%良いのです。
要は、力の限りを出し切るだけの、自分の力の出し方ができるかどうか。どれほどの、本気の想いを込められるか。ほかの誰かと自分を、比較なんてしないで。自分は自分だけ。
頑張れって、いわれたくないかもしれないけれども、頑張れ!