梅雨前にすべきこと
気象情報で梅雨が近いといっていました。
ならば切り戻しの時期も近づいて来たということ。なので、積極的に、今咲いている花を摘むことにしました。いっそう目に入りやすい場所に飾れば庭にあるよりも目にしやすいと思うし。とにかく、日本で西洋系の植物を育てる最大のコツは
「風通し!」
だから、バラなどの病害虫に心配のある植物は、ルーフガーデンが我が家の中ではもっとも生育環境が良い場所ということになる。そして、昨日も話題にしていましたが、セアノサスのマリーサイモンは、地植えでは、夏に溶けてしまった。(我が家の一階庭は、周囲に家が建て混み、壁もあり、風通し悪し)
実は、ただいま、バラショウで使っていた植物。ショウが終わって以来、ずっと半日陰で慣らしていたいた植物を徐々に日当たりの良い最終ポジションに植えています。時間の合間を縫って、少しづつ。
今日植えたのは、淡いピンクのブドレア。銀灰色の葉も素敵で「大きくならないコンパクトな品種」だと聞いた気がして、植えてみる気になりました。
こぼれ種で増えるのは、バーベナボナリエンシス、ガウラ、ベニカノコソウ、オルラヤ、このリナリアも庭のあちこちで。風通しと水はけのよい場所なら自然に増える。小さな星のような花は、開花前のサントリーナ、これから輝くような黄色い小さな丸い玉型で咲く。ここに植わって3年目。サントリーナが東京で夏越しするなんて、3年前に実験的に植えてみたもの。これはもっとも、この屋上用土が優秀なせいもある。
サルビア’ネモローサ’(手前)と’カラドンナ’(奥)。(狭いのにいろいろを植えたくてついぐちゃぐちゃします。こぼれ種で増えるオルラヤなどが抜けないし)今が一番きれいな時ですが、なるべく早く切り戻して、次の花芽をだしたほうが、後でもう一度きれいに咲く。しかし、それがなかなかできないですねぇ。いつまでもこうして見ていたいので。
バーベナボナリエンシスなども、庭じゅうどこからでもでてくる印象です。
なのに、六本木のボタニカのルーフガーデンではとっくに絶滅か増えないですね。太陽が足らないからでしょうね。高層ビルの北側ですので、明るい日陰ですが、環境次第ですね。
このようなブッシュ型になるバラも、このあとは、風通しと日当たりのために、混んでしまった枝を透かすために、カットして飾るの連続です。
2階のベランダには、いつ植えたのかも思い出せないいろいろがぐっちゃりと。仕事で終わった寄せ植えを解体したときに植えておくとそのままになる。このキャットミントはそうとう古い。
さて、今週、実は、チェルシーショウーに行きたくてずっとうずうずしていました。それももう終わりましたね。サイトを観る時間もなくて、ようやく週末に観ることができた。ウエブサイトのページが多いので、ちゃんと観ると1時間以上かかるので、開ける気がしなかったのでした。
ゴールドのアワードを取った庭の傾向や、もちろん、ベスト賞をとった庭。今の傾向(トレンド)がわかります。基本は「コンテンポラリー」です。日本のバラショウとは、目指すところが違うので、同じように参考にするのは難しいけれども。(でも、私は、日本のガーデンショウも、もっと「コンテンポラリー」の方向を目指して欲しいと思っています。テーマに、アンティーク傾向や過去向きが多いように思えてならない。ごめんなさい。)そして、チェルシーの、ショウガーデンの、そのどこがよくてゴールドメダルを取ったのかを分析するのは、大きな価値があると思います。やはり、全体に緑が多く花が減って見えますが。さて、動画を見たり、さまざまな場面をウェブサイトで見て行った気になることにします。
....ああ、しかし、行きたかった。オープンの航空券をもっているので、2泊程度で行く行かないで、迷ったですねぇ。でも、バラショウの後は、家族や家のことや、ショウの事後処理や塞き止めていた仕事の再開に加えあまりにもくたびれ過ぎている自分がいて、行動力に限界を作りたくはないですが。
7月のガーデンツアーの内容はかなり詰まってきました。最終日の自由行動の日は、話題の店やピーターシャムでランチをするのもいいかなと思いますが、予約がとりにくいので、行く気のある方は、今から予約しておくことをおすすめ!ネットで簡単にできます。