構造デザインを考える
イギリスのガーデン・デザイナー、バニー・ギネスさんがデザインした北海道恵庭の銀河庭園
、早いもので、今年で8年目の訪問です。
訪れる都度、発見があります。
やっぱり、構造デザインが、個々の構造物が、オリジナルで素晴しい。楽しい。
また、バニーさんの関係するクラフトマンの作品もすてきだ。これって、やはり、20世紀の初頭に盛んになった花のガーデンデザインと、アーツ&クラフツ運動が台頭したのと無関係ではないだろう。
動物の表現のデッサン力も、無名のアーティストとしておくには勿体ない作品ばかり。あちこちに目にする。
ファンタジーと洗練とネイチャーとアートが融合して。やはり、これほどまでに本格的なアーティスティックガーデンはイギリスにも少ないかも。
銅葉のメギを背景にして、オルラヤとリナリアのフォルム違いの白い花が素敵だ。
レイアー(重ね)で植物の組み合わせを作る「Designing with Plants 」
そういう庭が日本に今、少しづつ増えていると思う。
(なんてすてきなトレリスだろうかと、見とれる)
銀河庭園は、特に構築物のデザインが、独自で美しい。英国の庭の歴史から見ると、アーツ&クフフツみたいな、洗練されつつ、手仕事の美しさの生きた作品、今後の日本の庭でも、もっとたくさん、楽しめるようになると良いのですが。
花と構築物のすてきな競演。